都庁で働く皆さま都民の皆さま
河原井さん根津さんらの「君が代」解雇をさせない会 都庁前通信 2011年7月28日号
緊急全国署名 ◇ 「君が代」強制大阪府条例をなくせ!
橋下知事による「教職員処分」の条例化を認めない!
橋下大阪府知事と大阪維新の会は、6月3日、大阪府議会本会議において「大阪府の施設における国旗の掲揚及び教職員による国歌の斉唱に関する条例」を可決・成立させました。すでに大阪の公立学校では、「日の丸」が掲揚されています。
橋下知事は「立たぬなら府民への挑戦」「起立せぬ教員を辞めさせる」と言い、9月議会には、「3回不起立で免職」の条例を提出するとし、さらに「不起立者の実名公表」まで府教委に迫っています。
このところ次々に出されている最高裁判決は、「起立を求める職務命令は合憲」という不当判決ではありますが、その判決においてさえ、「強制が教育現場を疑心暗鬼とさせ、無用な混乱を生じさせ、教育現場の活力を殺ぎ委縮させるようなことであれば、かえって教育の生命が失われるものにもなりかねない。教育は、強制ではなく自由闊達に行われるのが望ましい」「教育行政担当者において、寛容の精神の下に可能な限りの工夫と慎重な配慮をすることが望まれる」と教育行政に注意を求めています。
大阪の場合は、東京とは違い、教育行政がある程度の「慎重な配慮」をしてきたところに、独立した機関であるはずの大阪府教育委員会を飛び越え、橋下知事は知事の権限を濫用して条例化を行いました。2006年に改悪されてもなお「教育の不当な支配」を禁じている教育基本法にさえ違反しています。
このことに対し、大阪を中心に、標記の緊急全国署名が始まっています。また、9月議会が始まった9月24日には、大阪で「『君が代』強制大阪府条例はいらん!全国集会」が開催されます。
人々が声をあげてようやく、放射能で汚染された郡山市の学校の表土が削られるようになったことなどに示されるように、声をあげなければ、大きい力に同意したものとみなされてしまいます。おかしいと思ったら声をあげていくことです。
東京の教員に対し「君が代」不起立処分が始まって以来、学校は教員がものを言えない、真実を追求する自由闊達な教育ができないところになり、その被害は子どもたちが受けている現実を、私たちは、つぶさに見てきました。
ですから、大阪を東京の二の舞にさせぬために、大阪の条例化に反対して行動していきます。
◇ 7/12の都教育委員会の報告
この日の定例会は全委員が出席,、川淵委員が初出席。議題は、来年度の高校の推薦入試の実施方針について、報告事:項が高校教科書の調査研究資料についてでした。推薦入試については「報告」ではなく「議題」となっているのに、多少の質問、意見が述べられただけで、検討とは程遠い印象を受けました。
【新聞記事】事務所辞めても反原発 山本太郎さんの覚悟 (略)
「間違いに対して間違いと言えないのは人として終わっている」と、山本さんは、言っています。都教委の役人に届けたい言葉です。
御用学者諸氏の占説はどうでしょう?福島県放射線健康リスク管理アドバイザーに就任した長崎大の山下俊一・教授は、「放射線の影響は、実はニコニコ笑っている人には来ません。クヨクヨしている人に来ます」(3月21日福島市で)、「IOOmSv/年以下なら安全です」「これは日本の国が決めたことです。私たちは日本国民です」(5月3日二本松市で)と言いました。
同教授は事故前には、「長崎、広島のデータでは、低線量被ばくでもガンのリスクが高まることが判明している」「20歳未満で10~100mSvの間でガンが起こりうるリスクを否定できない」(日本臨床内科医学界会報09年3月)と言っていたのです。
この変節は、どこから来ているかは言うまでもないでしょう。社会的責任から、言えば、「人として終わっている」では済みません。広瀬隆さんたちは、山下教授らの行為を重大な非人道的犯罪だとして刑事告発しました。
原発の問題に限らず、…人ひとりが「間違いに対して間違いと言」って生きていくことが、社会をよくすることとであり、人の道なのではないでしょうか。
河原井さん・根津さんらの「君が代」解雇をさせない会
国立市北1-1-6多摩教組気付
Tel042-571-2921 FaxO42-574-3093
河原井さん根津さんらの「君が代」解雇をさせない会 都庁前通信 2011年7月28日号
緊急全国署名 ◇ 「君が代」強制大阪府条例をなくせ!
橋下知事による「教職員処分」の条例化を認めない!
橋下大阪府知事と大阪維新の会は、6月3日、大阪府議会本会議において「大阪府の施設における国旗の掲揚及び教職員による国歌の斉唱に関する条例」を可決・成立させました。すでに大阪の公立学校では、「日の丸」が掲揚されています。
橋下知事は「立たぬなら府民への挑戦」「起立せぬ教員を辞めさせる」と言い、9月議会には、「3回不起立で免職」の条例を提出するとし、さらに「不起立者の実名公表」まで府教委に迫っています。
このところ次々に出されている最高裁判決は、「起立を求める職務命令は合憲」という不当判決ではありますが、その判決においてさえ、「強制が教育現場を疑心暗鬼とさせ、無用な混乱を生じさせ、教育現場の活力を殺ぎ委縮させるようなことであれば、かえって教育の生命が失われるものにもなりかねない。教育は、強制ではなく自由闊達に行われるのが望ましい」「教育行政担当者において、寛容の精神の下に可能な限りの工夫と慎重な配慮をすることが望まれる」と教育行政に注意を求めています。
大阪の場合は、東京とは違い、教育行政がある程度の「慎重な配慮」をしてきたところに、独立した機関であるはずの大阪府教育委員会を飛び越え、橋下知事は知事の権限を濫用して条例化を行いました。2006年に改悪されてもなお「教育の不当な支配」を禁じている教育基本法にさえ違反しています。
このことに対し、大阪を中心に、標記の緊急全国署名が始まっています。また、9月議会が始まった9月24日には、大阪で「『君が代』強制大阪府条例はいらん!全国集会」が開催されます。
人々が声をあげてようやく、放射能で汚染された郡山市の学校の表土が削られるようになったことなどに示されるように、声をあげなければ、大きい力に同意したものとみなされてしまいます。おかしいと思ったら声をあげていくことです。
東京の教員に対し「君が代」不起立処分が始まって以来、学校は教員がものを言えない、真実を追求する自由闊達な教育ができないところになり、その被害は子どもたちが受けている現実を、私たちは、つぶさに見てきました。
ですから、大阪を東京の二の舞にさせぬために、大阪の条例化に反対して行動していきます。
◇ 7/12の都教育委員会の報告
この日の定例会は全委員が出席,、川淵委員が初出席。議題は、来年度の高校の推薦入試の実施方針について、報告事:項が高校教科書の調査研究資料についてでした。推薦入試については「報告」ではなく「議題」となっているのに、多少の質問、意見が述べられただけで、検討とは程遠い印象を受けました。
【新聞記事】事務所辞めても反原発 山本太郎さんの覚悟 (略)
「間違いに対して間違いと言えないのは人として終わっている」と、山本さんは、言っています。都教委の役人に届けたい言葉です。
御用学者諸氏の占説はどうでしょう?福島県放射線健康リスク管理アドバイザーに就任した長崎大の山下俊一・教授は、「放射線の影響は、実はニコニコ笑っている人には来ません。クヨクヨしている人に来ます」(3月21日福島市で)、「IOOmSv/年以下なら安全です」「これは日本の国が決めたことです。私たちは日本国民です」(5月3日二本松市で)と言いました。
同教授は事故前には、「長崎、広島のデータでは、低線量被ばくでもガンのリスクが高まることが判明している」「20歳未満で10~100mSvの間でガンが起こりうるリスクを否定できない」(日本臨床内科医学界会報09年3月)と言っていたのです。
この変節は、どこから来ているかは言うまでもないでしょう。社会的責任から、言えば、「人として終わっている」では済みません。広瀬隆さんたちは、山下教授らの行為を重大な非人道的犯罪だとして刑事告発しました。
原発の問題に限らず、…人ひとりが「間違いに対して間違いと言」って生きていくことが、社会をよくすることとであり、人の道なのではないでしょうか。
河原井さん・根津さんらの「君が代」解雇をさせない会
国立市北1-1-6多摩教組気付
Tel042-571-2921 FaxO42-574-3093
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます