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東京都の元「藤田先生を応援する会」有志によるブログ(2004年11月~2022年6月)のアーカイブ+αです。

「日の丸・君が代」問題等全国ネットの形成へ<その5>(13)

2014年10月25日 | 日の丸・君が代関連ニュース
 <転送歓迎>(重複ご容赦)・「都教委包囲首都圏ネットワーク」・「新芽ML」の渡部です。
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  【僕、国歌歌わないもん】(石原慎太郎)
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  東京五輪に【国旗も国歌も必要ない】(ビートたけし)
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  弱い者いじめのデマゴギー政治家・橋下徹を倒そう!
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 10月20日、▲ 橋下市長と在特会会長との公開面談が市役所内で行われた
 これは橋下市長が在特会の活動を公に認めることになったとも言える。
 面談そのものはののしり合いになったが、翌日彼は、ヘイトスピーチで標的の1つになっている特別永住者制度を問題視した。
 要するに、彼の考えは在特会と基本的に同じであり、この面談は結果的に在特会を勢いづかせたのである。
 しかし、一方では、市役所に多くの批判が寄せられた。 何かやるたびに彼の化けの皮(デマゴギー)がはがれることも確かだ。
 10月22日、中教審答申で「道徳」の教科化の答申が出た。
 「改悪教育基本法 第2条(教育の目標)」にある徳目を教え込むというのである。
 その中で一番重視しているのが「愛国心」であることは間違いない。
 まさに戦前の「修身科」の復活である。

 ところで私は、最近、三宅晶子さん(千葉大学教授)の
 『独裁と愛国心はいかにつくられたか
      ーーードイツと日本の歴史から学ぶ』

 (『女も男も』2014年春・夏号:労働教育センター 電話03・3288・3322)
 という論文を読んだ。
 これには、非常にわかりやすく、戦前の歴史と、現在問題になっている「道徳」の問題が説明されていた。
 その中で、
 ーーーーーーーーーーーーーーーー
 『私たちの道徳』(日本)と
 『私って大事!』(ドイツ)を比較して
 ーーーーーーーーーーーーーーーー
 という部分があった。

 そうして、<ドイツの『倫理』の教科書のタイトルは『私って大事』>(小学校1・2年用)という節には、次のような歌が最初に載っていることが紹介されていた。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 
 1、私たちはどんどん大きくなる、
   毎日、ちょっとずつ。
   私たちはどんどん大きくなる、
   それって幸せ。
   大人は同じ大きさのままか、
   縮んだりするけど、
   私たち、どんどん大きくなる、
   自然にね!
 
 2、私たちはどんどん大きくなる、
   だれだってわかる。
   私たち、どんどん大きくなる、
   眠っているときも。
   雨が降っても雷が鳴っても雪が
   降っても、ぜんぜんお構いなし、
   私たち、どんどん大きくなる、
   それに賢くなる!

 3、私たちはどんどん大きくなる、
   そこのところは頑固。
   私たちはいつだってどんどん
   大きくなる。
   たとえ閉じ込められても
   ぶたれても、
   私たち、どんどん大きくなる。
   それはもう止められない!
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
 たいへんいいですね。
 口づさみながら野原を跳ね回りたいような歌ですね。
 みなさん、とくに3番が良いと思いませんか。

 是非この論文を読んで見て下さい。

 ちなみに、日本の道徳教科書では偉人などが出てくるようですが、江戸時代の思想家・安藤昌益は、
 「思イ知レ後世ノ人、馬糞(まぐそ)ト謂ワルト雖モ 聖人トハ謂ハルベカラズ、馬糞ハ益アリ」
 と言っています。
 これこそ人民大衆の道徳というものでしょう。

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