<転送歓迎>(重複ご容赦) ・「都教委包囲首都圏ネットワーク」 ・「千葉高教組」、・「新芽ML」、の渡部です。 <少し長いです。>
本日(8月27日)、都教委包囲アクションが行われました。
それに先立ち、包囲ネットでは、本日から開かれた日教組第95回定期大会に、
≪日教組60年の歴史の原点にたちかえろう!
日教組の仲間はパートナー路線を断ち切り、
改悪教育基本法の具体化を許さない闘いに立ち上がろう!≫
というチラシを、会場となった東京社会文化会館の前で、(参加する代議員に)配布しました。
「パートナー路線」と言っても分からない方が多いと思いますが、日教組定期大会議案では、改悪教育三法に対して明確な反対の姿勢がなく、「社会的なパートナーシップ関係にもとづく教育行政と日教組との協議をさらに強化する」とまで書いてある一方、「全教・共闘連絡会などによる日教組に対する誹謗中傷や、破壊攻撃、共闘呼びかけなどには毅然とした態度でこれを排除する」とまで書いてあるのです。
これでは、「教育行政」は味方で、「全教・教組共闘連絡会など」(共産党系)は敵だと言わんばかりです。
日教組が「毅然とした態度」を取らなければならないのは、これから「愛国心教育」を具体化しようとする「教育行政」のはずなのにです。
これでは「教育行政」と「共犯者」になってしまいます。
包囲アクションは4つのパターンで行われました。
まず、始めに、都庁がある新宿駅前周辺での宣伝カー4台による街頭宣伝(14時~15時30分)です。
新宿駅西口には右翼の車も2台ほど来ていましたが、私たちは、東南口、西武新宿駅前、東口(アルタ前)、西口周辺の4箇所で宣伝を繰り広げました。
次に、都庁第二庁舎(ここに都教委が入っている)前で、都教委への要請団を送り出し、彼らが帰ってくる間、都教委糾弾集会(16時~18時)を開きました。(参加者は計350名。)
要請団は3団体に分かれました。
一つは、伊沢都議に仲介を頼んだ二つの要請団、後の二つは、直接都教委に押しかけ抗議・要請する団体で、そのうちの一つ(8団体)は27階の職員課、もう一つ(5団体)は29階の指導課という具合です。
伊沢都議に仲介を頼んだ要請団は、何もまともに応えようとしない都教委に対し、予定時間を大きくオーバーして強く抗議してきたとのことでした。
後の二つに対しては、都教委は最初から排除の体制を取りました。
エレベーターを降りると、テープが張ってあり、そこには何も応えない職員が立っており、その後ろには鎖も見えたと言うことです。
いずれの要請団も、当然抗議し、そこで長い間の押し問答が続きました。しかし27階の要請団は一般の人が通る時に都教委が扉を開けた際、その扉を閉めさせなかったので、中から職員が出てきて対応せざるを得なくなったという事です。
そして、要請団は要請文を読み上げ、都教委はそれを受け取らざるを得なかったとの事です。
29階では都教委の役人が6人出てきたが、いずれもネームプレートも着けず、(学校ではネームプレートを着けろという指導がされているところもある)一人以外は名前も明かさなかったとの事です。
全体としては、要請団に対し都教委はまともな答えもできず、「説明責任」も果たせず、ひたすら殻に閉じこもっているかのようだったとの事です。
その間、都教委糾弾集会では、
・被処分者の会
・被解雇者の会(不採用者の会も兼ねて)
・(義務制の)処分撤回を求める会
・河原井さん・根津さんを解雇させない会
・藤田先生を応援する会
・ブラウス裁判の会
・学校ユニオン(増田都子さん属する団体)
・府中「君が代」処分を考える会
・八王子夜間中学の被処分者
・ほっとスペース八王子
・多摩教組
・共謀罪反対の会
・国労闘争団 等からの発言があり、
要請団が帰ってきてからは要請団からの報告
それに続いて、
・街頭宣伝活動報告(2人)
・関西実行員会
・いかっているぞ!障害者切捨て!全国ネット
・つくる会教科書に反対する杉並親の会
・町田教組
からの発言がありました。
そして、最初と中と最後に大きなシュプレヒコールをやりましたが、要請団の話では都庁の中まで響いてきたとのことでした。
第四(最後)のパターンは、場所を変えて行われた<後段集会>(18時30分~20時)です。
ここでは、以下のような事がありました。
・本日の総括的な報告
・日弁連の方の話
・大内裕和さんのミニ講演
・都教委包囲ネットからの報告
・大分のMさんの話
・石川のIさんの話
・障害者の方の話
・東京都の教科書採択の話
・杉並の教育状況
・沖縄・辺野古の話
・国労闘争団からの話
・今後の行動提起
・集会決議
・団結頑張ろう!
ミニ講演の中で、大内さんは、
①参議院選挙での自民党の惨敗に見る情勢の発展、
②東京都の闘いの重要性、
③とくに3月の卒業式の闘いの重要性について、
語られ、
③については現在、
「東京の日・君処分を許さない全国集会」(仮)の準備を進めつつあることを報告しました。
(これについては終了後の飲み会でも盛り上がりました。12月後半になる予定)
全国の仲間の皆さん!
8・27都教委包囲アクションは、都下で闘っている人々が一同に会し、都教委に大きな圧力をかけ、成功しました。
私たちはさらに力強く前進して行きます。
(追)
本日は安倍の「人心一新」(?)の内閣改造の日でもありました。
しかし、伊吹文科大臣が留任するなど、自民党の加藤紘一元幹事長にも、「まだまだ非常に近い人たちでやっているというイメージは払拭しきれていない」と言われる有様です。
安倍泥舟内閣にどんどん水をかけてやりましょう。
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「都教委包囲首都圏ネットワーク」のブログのアドレス
http://kenken.cscblog.jp/
最新の情勢・情報などを載せてあります。
本日(8月27日)、都教委包囲アクションが行われました。
それに先立ち、包囲ネットでは、本日から開かれた日教組第95回定期大会に、
≪日教組60年の歴史の原点にたちかえろう!
日教組の仲間はパートナー路線を断ち切り、
改悪教育基本法の具体化を許さない闘いに立ち上がろう!≫
というチラシを、会場となった東京社会文化会館の前で、(参加する代議員に)配布しました。
「パートナー路線」と言っても分からない方が多いと思いますが、日教組定期大会議案では、改悪教育三法に対して明確な反対の姿勢がなく、「社会的なパートナーシップ関係にもとづく教育行政と日教組との協議をさらに強化する」とまで書いてある一方、「全教・共闘連絡会などによる日教組に対する誹謗中傷や、破壊攻撃、共闘呼びかけなどには毅然とした態度でこれを排除する」とまで書いてあるのです。
これでは、「教育行政」は味方で、「全教・教組共闘連絡会など」(共産党系)は敵だと言わんばかりです。
日教組が「毅然とした態度」を取らなければならないのは、これから「愛国心教育」を具体化しようとする「教育行政」のはずなのにです。
これでは「教育行政」と「共犯者」になってしまいます。
包囲アクションは4つのパターンで行われました。
まず、始めに、都庁がある新宿駅前周辺での宣伝カー4台による街頭宣伝(14時~15時30分)です。
新宿駅西口には右翼の車も2台ほど来ていましたが、私たちは、東南口、西武新宿駅前、東口(アルタ前)、西口周辺の4箇所で宣伝を繰り広げました。
次に、都庁第二庁舎(ここに都教委が入っている)前で、都教委への要請団を送り出し、彼らが帰ってくる間、都教委糾弾集会(16時~18時)を開きました。(参加者は計350名。)
要請団は3団体に分かれました。
一つは、伊沢都議に仲介を頼んだ二つの要請団、後の二つは、直接都教委に押しかけ抗議・要請する団体で、そのうちの一つ(8団体)は27階の職員課、もう一つ(5団体)は29階の指導課という具合です。
伊沢都議に仲介を頼んだ要請団は、何もまともに応えようとしない都教委に対し、予定時間を大きくオーバーして強く抗議してきたとのことでした。
後の二つに対しては、都教委は最初から排除の体制を取りました。
エレベーターを降りると、テープが張ってあり、そこには何も応えない職員が立っており、その後ろには鎖も見えたと言うことです。
いずれの要請団も、当然抗議し、そこで長い間の押し問答が続きました。しかし27階の要請団は一般の人が通る時に都教委が扉を開けた際、その扉を閉めさせなかったので、中から職員が出てきて対応せざるを得なくなったという事です。
そして、要請団は要請文を読み上げ、都教委はそれを受け取らざるを得なかったとの事です。
29階では都教委の役人が6人出てきたが、いずれもネームプレートも着けず、(学校ではネームプレートを着けろという指導がされているところもある)一人以外は名前も明かさなかったとの事です。
全体としては、要請団に対し都教委はまともな答えもできず、「説明責任」も果たせず、ひたすら殻に閉じこもっているかのようだったとの事です。
その間、都教委糾弾集会では、
・被処分者の会
・被解雇者の会(不採用者の会も兼ねて)
・(義務制の)処分撤回を求める会
・河原井さん・根津さんを解雇させない会
・藤田先生を応援する会
・ブラウス裁判の会
・学校ユニオン(増田都子さん属する団体)
・府中「君が代」処分を考える会
・八王子夜間中学の被処分者
・ほっとスペース八王子
・多摩教組
・共謀罪反対の会
・国労闘争団 等からの発言があり、
要請団が帰ってきてからは要請団からの報告
それに続いて、
・街頭宣伝活動報告(2人)
・関西実行員会
・いかっているぞ!障害者切捨て!全国ネット
・つくる会教科書に反対する杉並親の会
・町田教組
からの発言がありました。
そして、最初と中と最後に大きなシュプレヒコールをやりましたが、要請団の話では都庁の中まで響いてきたとのことでした。
第四(最後)のパターンは、場所を変えて行われた<後段集会>(18時30分~20時)です。
ここでは、以下のような事がありました。
・本日の総括的な報告
・日弁連の方の話
・大内裕和さんのミニ講演
・都教委包囲ネットからの報告
・大分のMさんの話
・石川のIさんの話
・障害者の方の話
・東京都の教科書採択の話
・杉並の教育状況
・沖縄・辺野古の話
・国労闘争団からの話
・今後の行動提起
・集会決議
・団結頑張ろう!
ミニ講演の中で、大内さんは、
①参議院選挙での自民党の惨敗に見る情勢の発展、
②東京都の闘いの重要性、
③とくに3月の卒業式の闘いの重要性について、
語られ、
③については現在、
「東京の日・君処分を許さない全国集会」(仮)の準備を進めつつあることを報告しました。
(これについては終了後の飲み会でも盛り上がりました。12月後半になる予定)
全国の仲間の皆さん!
8・27都教委包囲アクションは、都下で闘っている人々が一同に会し、都教委に大きな圧力をかけ、成功しました。
私たちはさらに力強く前進して行きます。
(追)
本日は安倍の「人心一新」(?)の内閣改造の日でもありました。
しかし、伊吹文科大臣が留任するなど、自民党の加藤紘一元幹事長にも、「まだまだ非常に近い人たちでやっているというイメージは払拭しきれていない」と言われる有様です。
安倍泥舟内閣にどんどん水をかけてやりましょう。
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