<転送歓迎>(重複ご容赦)
・「都教委包囲首都圏ネットワーク」・「千葉高教組」・「新芽ML」。の渡部です。
本日(8月17日)「第12回審理 疋田教諭分限免職処分取消訴訟」が東京地裁で行われました。(約40の傍聴席は満員)
これは、「ジョニー」というあだ名までつけられ生徒達から慕われていた疋田さん(当時、東京都小平市立第五中学校理科教員)が、
・大量の「私物」(その多くは教材)を持ち込んで片付けなかった、
・届けと異なる自動車通勤をした、
・生徒に暴力を振るった、などの理由で、
研修途中にも関わらず突然、教員として「不適格」という理由で、2004年2月に「分限免職」にされた事件です。
だから前回(11回)の公判(6月)でも裁判長が、
「研修期間は04年3月までとなっていたのに、分限免職は2月。分限免職を決定するのは、研修結果を見てからでよかったのではないか」
「そうしないと研修の意味がなくなってしまうのではないか」
「要望書には3月まで教壇に立たせないでほしいとあり、しかし、その要望には反対の保護者もいたのだから、3月で転任をいう方法もあったのではないか」
と聞いています。
それに対し管理主事は、
「現場からはずすために研修センターに送ったのだから、成果を見る必要はなかった。分限免職にしてよかった」
と開き直っています。
「要望書」を出した保護者からも事情を一切聴いていませんでした。
「分限免職」の理由となった多くの点は、これまでの裁判で、嘘・捏造があったことが明らかにされています。
要するに都教委は、自分達の言うことを聞かないいわゆる「ジョニー」のような「名物教員」を、いろんな「理由」をこじつけて「分限免職」でめさせたかったのです。
しかし、その「理由」も根拠薄弱なものだったのです。
そこで、本人もメールで
「いよいよジョニー(疋田教諭)本人が証人として登場します。足掛け6年かかったジョニーカムバック裁判も実質上最終審理を迎えます。」
と書いていました。
これに危機を感じたのか、被告側は8月13日に突然、体罰に関する2人の陳述書(一人は生徒、一人は保護者)を出してきました。(これには多くの問題があるとのこと)
それを受けてか、あるいは当初考えていたよりも重要な裁判だと判断したのか、これまで裁判官は1人でしたが、ここに来て次回から急遽3人の合議制に移行することになり、本日は、予定されていた原告本人への尋問は中止となり、書面やりとりの確認だけとなりました。
(次回は 9月9日(水)16:30~ 527号法廷です)
その後、報告・学習会が開かれました。
この会にはいろいろな方(他県、大学関係者などなど)が参加しており、都教委による勝手な「分限免職」を許してはならないという熱気あふれる会となりました。
連帯の輪がまた広がりました。
「8・28都教委包囲アクション」には、石原・都教委の理不尽な行政に反対する多くの方々の参加をお待ちしています。(詳しくは下記参照)
なお、「8・28都教委包囲アクション」では、直接石原都知事に、「退陣」の申し入れもすることになっています
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
2009年 『8・28都教委包囲アクション』
<メインスローガン>
○改悪教育基本法の実働化と闘おう!
○10・23通達を撤回せよ!通達に基づく処分を撤回せよ!
○石原都知事は即刻退陣せよ!
(スローガン)
・教職員の差別・分断を図る主任教諭制撤回!
・職員会議での挙手・採決禁止の通知を撤回!
・業績評価制度(人事考課制度)廃止!
・「君が代」不起立分限処分を許さない!
・教員免許更新制度撤廃!
<日時> 2009年8月28日(金) 15時~18時30分
<場所>都庁第二庁舎二階玄関前歩道
<予定>15時~ 包囲行動・発言
16時~ 要請行動(参加団体・個人)
17時30分~ 要請の報告・発言
<主催> 都教委包囲首都圏ネットワーク
参加する団体・個人は<抗議文><要請書><質問書>などをご用意してください。プラカード、ゼッケン、横断幕なども。
私たちも「新趣向」を考えています。
よいアイデアがありましたらお寄せください。
みんなで人権無視、憲法違反の都教委に押しかけましょう。
*********************************************************
「都教委包囲首都圏ネットワーク」のブログのアドレス
http://kenken.cscblog.jp/
「千葉高教組『日の丸・君が代』対策委員会」のホームページ
http://homepage3.nifty.com/hinokimi/
・「都教委包囲首都圏ネットワーク」・「千葉高教組」・「新芽ML」。の渡部です。
本日(8月17日)「第12回審理 疋田教諭分限免職処分取消訴訟」が東京地裁で行われました。(約40の傍聴席は満員)
これは、「ジョニー」というあだ名までつけられ生徒達から慕われていた疋田さん(当時、東京都小平市立第五中学校理科教員)が、
・大量の「私物」(その多くは教材)を持ち込んで片付けなかった、
・届けと異なる自動車通勤をした、
・生徒に暴力を振るった、などの理由で、
研修途中にも関わらず突然、教員として「不適格」という理由で、2004年2月に「分限免職」にされた事件です。
だから前回(11回)の公判(6月)でも裁判長が、
「研修期間は04年3月までとなっていたのに、分限免職は2月。分限免職を決定するのは、研修結果を見てからでよかったのではないか」
「そうしないと研修の意味がなくなってしまうのではないか」
「要望書には3月まで教壇に立たせないでほしいとあり、しかし、その要望には反対の保護者もいたのだから、3月で転任をいう方法もあったのではないか」
と聞いています。
それに対し管理主事は、
「現場からはずすために研修センターに送ったのだから、成果を見る必要はなかった。分限免職にしてよかった」
と開き直っています。
「要望書」を出した保護者からも事情を一切聴いていませんでした。
「分限免職」の理由となった多くの点は、これまでの裁判で、嘘・捏造があったことが明らかにされています。
要するに都教委は、自分達の言うことを聞かないいわゆる「ジョニー」のような「名物教員」を、いろんな「理由」をこじつけて「分限免職」でめさせたかったのです。
しかし、その「理由」も根拠薄弱なものだったのです。
そこで、本人もメールで
「いよいよジョニー(疋田教諭)本人が証人として登場します。足掛け6年かかったジョニーカムバック裁判も実質上最終審理を迎えます。」
と書いていました。
これに危機を感じたのか、被告側は8月13日に突然、体罰に関する2人の陳述書(一人は生徒、一人は保護者)を出してきました。(これには多くの問題があるとのこと)
それを受けてか、あるいは当初考えていたよりも重要な裁判だと判断したのか、これまで裁判官は1人でしたが、ここに来て次回から急遽3人の合議制に移行することになり、本日は、予定されていた原告本人への尋問は中止となり、書面やりとりの確認だけとなりました。
(次回は 9月9日(水)16:30~ 527号法廷です)
その後、報告・学習会が開かれました。
この会にはいろいろな方(他県、大学関係者などなど)が参加しており、都教委による勝手な「分限免職」を許してはならないという熱気あふれる会となりました。
連帯の輪がまた広がりました。
「8・28都教委包囲アクション」には、石原・都教委の理不尽な行政に反対する多くの方々の参加をお待ちしています。(詳しくは下記参照)
なお、「8・28都教委包囲アクション」では、直接石原都知事に、「退陣」の申し入れもすることになっています
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2009年 『8・28都教委包囲アクション』
<メインスローガン>
○改悪教育基本法の実働化と闘おう!
○10・23通達を撤回せよ!通達に基づく処分を撤回せよ!
○石原都知事は即刻退陣せよ!
(スローガン)
・教職員の差別・分断を図る主任教諭制撤回!
・職員会議での挙手・採決禁止の通知を撤回!
・業績評価制度(人事考課制度)廃止!
・「君が代」不起立分限処分を許さない!
・教員免許更新制度撤廃!
<日時> 2009年8月28日(金) 15時~18時30分
<場所>都庁第二庁舎二階玄関前歩道
<予定>15時~ 包囲行動・発言
16時~ 要請行動(参加団体・個人)
17時30分~ 要請の報告・発言
<主催> 都教委包囲首都圏ネットワーク
参加する団体・個人は<抗議文><要請書><質問書>などをご用意してください。プラカード、ゼッケン、横断幕なども。
私たちも「新趣向」を考えています。
よいアイデアがありましたらお寄せください。
みんなで人権無視、憲法違反の都教委に押しかけましょう。
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