===== Mizuho Office =============================================
福 島 み ず ほ の 国 会 大 あ ば れ
2015/08/22号
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◆ 安倍総理の奇妙なレトリック
エーッ うそでしょう!と思わず言ってしまいそうな、安倍総理の奇妙な、ごまかしのレトリックを書き出しました。是非、お読みください。
(◆が、私の感想、批評です)
1 「戦争に巻き込まれる事は無い」「専守防衛は変わらない」
◆そうだとしたら、戦争法案など必要ない。
2 「国民の命と暮らしを守る」
◆これって、第二次世界大戦中に、祖国のために、国を守るために、妻と子供を守るためにと侵略戦争にかり出されたこととどこが違うのだろう。
3 「自由で民主的な国を創り上げ、法の支配を重んじ、ひたすら不戦の誓いを堅持してまいりました。70年間に及ぶ平和国家としての歩みに、私たちは、静かな誇りを抱きながら、この不動の方針を、これからも貫いてまいります。」(安倍談話)
◆法の支配を重んじるというのであれば、憲法違反の戦争法案など出せるわけがない。また、不動の方針をこれからも貫いて参りますと言うのであれば、違憲である集団的自衛権の行使をなぜ合憲にできるのか。
4 「わが国は、いかなる紛争も、法の支配を尊重し、力の行使ではなく、平和的・外交的に解決すべきである。」(安倍談話)
◆力の行使で解決しないのであれば、集団的自衛権の行使やいわゆる後方支援と言う名のもとに戦争を一体として行うことをやるべきではない。
5 「積極的平和主義」
◆積極的平和主義を戦争をすることに使うな、集団的自衛権の行使をやることに使うな。積極的平和主義は、そのような概念ではない。
6 「一般的に外国の領土、領空、領海で武力行使をすることはありません」
◆集団的自衛権の行使をすると言っているのにこの理屈がわからない。一般的に出なければ、例外的に、外国の領土領空領海で武力行使をすることがあるのか。
7 「事変、侵略、戦争。いかなる武力の威嚇や行使も、国際紛争を解決する手段としては、もう二度と用いてはならない。」(安倍談話)
◆だとしたら、なぜ戦争法案なのか。集団的自衛権の行使も、後方支援と言う名の下で戦争を一体として行うことも武力の行使である。全く矛盾している。
8 「不戦の誓いの堅持」
◆不戦の誓いを担保する最大のものは、憲法9条でしょう。憲法9条を踏みにじって、不戦の誓いなどない。
9 安全保障関連法案は、「戦争法案ではない」
◆戦争法案である。
できなかった戦争ができるようになるのであるから、戦争法案である。
日本国憲法下でできない集団的自衛権自衛権の行使ができるようにし、後方支援という名のもとに、武器を運搬し、戦場の隣りで、弾薬を提供できるようにし、戦争支援をすることができるようにするのであるから、戦争ができるようになる。
今まで、戦場で武力行使はしない、できないとしていたことをできるようにするのである。政府は、戦争をしないとしていたことが、政府は、集団的自衛権の行使ができるようになるのであるから、戦争ができるようになる戦争法案である。
わたしは、戦争法案の削除要求を自民党から受けたが、そのときに、戦争法案ではなく、戦争関連法あるいは戦争につながる法ではどうかと言われた。そこまで言うのであれば、戦争法案で何が問題か。
結局、戦争法案という言葉は、議事録にアップされた。
総理は、戦争は、国際法上禁止されているというが、ベトナム戦争、イラク戦争など戦争という言葉は使われている。
また、今回議論されている法案で、集団的自衛権の行使についても重要影響事態についても、国連の決議など何も要件とされていない。国際法上の担保すら要件となっていない。
なお、国際法上禁止されているのは、侵略戦争であるが、日本政府が、集団的自衛権の行使と認めている戦後の14件のケースは、ほとんどが大国が小国に対して行った泥沼の侵略戦争である。
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【今後予定している企画などのご案内】
◆参議院予算委員会の質問が放送されます◆
8月24日(月)、参議院で予算委員会が開かれます。
私は、16時20分から40分までの20分間、安倍総理に対して質問をします。NHKで中継されますので、ぜひ見てください
◆愛知県瀬戸市で「国政の現状」を語る◆
国会では只今「戦争法案」や「派遣法改悪法」について論戦をしています。
また、社会保障、福祉、雇用の問題にも取り組んでいます。
瀬戸市の皆さん、お誘いあわせの上、是非お越しください。
■日 時:9月5日(土) 10:00~11:30
■場 所:瀬戸藏4F 多目的ホール
瀬戸市蔵所町1-1 TEL:0561-97-1555
■参加費:無料
■申込み:直接お越しください。
■講 演:福島みずほ(社民党副党首 参議院議員)
■主 催:柴田恵子事務所
■問合せ:柴田恵子事務所 伊藤氏090-4401-1910
◆女三人が語り合う夕べ◆
9月6日、クレヨンハウスで、女三人が語り合う夕べを開催します!
戦争法案や原発事故の問題で落合恵子さん、渡辺一枝さんと福島みずほの女性三人がとことん語り合います。
クレヨンハウスの美味しいオーガニック料理を食べながら、自由に、豊かに、戦争法案を廃案にし、脱原発を実現することを語り合いたいと思います。
会場の皆さまとの意見交換も楽しみにしています。 お互いに元気をチャージしましょう。
■日時 2015年9月6日(日)午後6時~8時
■場所 オーガニックレストラン クレヨンハウス
(港区北青山3ー8ー15 B1階)
電話 03ー3406ー6409
■参加費(食事代込み)五千円
■お申し込み・問い合わせ 福島みずほ事務所 担当 池田幸代
電話03ー6550ー1111 ファックス03ー6551ー1111
メールアドレス mizuhoto@vivid.ocn.ne.jp
◆福島みずほと市民の政治スクールin川崎◆
福島みずほと市民の政治スクールin川崎を9月13日(日)に開催します。
福島とワイワイガヤガヤトークをしましょう。
戦争法案を何としても止めたいです。
ぜひ、川崎の皆さま。お誘いあわせの上、お越し下さい。
■政治を市民にとりもどす ワクワク・ドキドキ対話
戦争法案、労働法制、人権
■日時:9月13日(日) 午後2:00~4:00
■場所:川崎市労連会館 4Fホール
川崎市川崎区東田町5-1 TEL:044-200-2600
*川崎駅から徒歩7分
■参加費:500円
■参加申し込み方法:氏名・住所・電話番号・メールアドレスを明記し、
mizuhoto@vivid.ocn.ne.jp までメール または、
03-6551-1111までFAXにてお申込みください。
■主催:福島みずほと市民の「政治スクール」in神奈川 運営チーム
■問い合わせ:03-6550-1111 福島みずほ事務所
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○メールマガジン「福島みずほの国会大あばれ」
発行元:福島みずほ事務所
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◆ 安倍総理の奇妙なレトリック
エーッ うそでしょう!と思わず言ってしまいそうな、安倍総理の奇妙な、ごまかしのレトリックを書き出しました。是非、お読みください。
(◆が、私の感想、批評です)
1 「戦争に巻き込まれる事は無い」「専守防衛は変わらない」
◆そうだとしたら、戦争法案など必要ない。
2 「国民の命と暮らしを守る」
◆これって、第二次世界大戦中に、祖国のために、国を守るために、妻と子供を守るためにと侵略戦争にかり出されたこととどこが違うのだろう。
3 「自由で民主的な国を創り上げ、法の支配を重んじ、ひたすら不戦の誓いを堅持してまいりました。70年間に及ぶ平和国家としての歩みに、私たちは、静かな誇りを抱きながら、この不動の方針を、これからも貫いてまいります。」(安倍談話)
◆法の支配を重んじるというのであれば、憲法違反の戦争法案など出せるわけがない。また、不動の方針をこれからも貫いて参りますと言うのであれば、違憲である集団的自衛権の行使をなぜ合憲にできるのか。
4 「わが国は、いかなる紛争も、法の支配を尊重し、力の行使ではなく、平和的・外交的に解決すべきである。」(安倍談話)
◆力の行使で解決しないのであれば、集団的自衛権の行使やいわゆる後方支援と言う名のもとに戦争を一体として行うことをやるべきではない。
5 「積極的平和主義」
◆積極的平和主義を戦争をすることに使うな、集団的自衛権の行使をやることに使うな。積極的平和主義は、そのような概念ではない。
6 「一般的に外国の領土、領空、領海で武力行使をすることはありません」
◆集団的自衛権の行使をすると言っているのにこの理屈がわからない。一般的に出なければ、例外的に、外国の領土領空領海で武力行使をすることがあるのか。
7 「事変、侵略、戦争。いかなる武力の威嚇や行使も、国際紛争を解決する手段としては、もう二度と用いてはならない。」(安倍談話)
◆だとしたら、なぜ戦争法案なのか。集団的自衛権の行使も、後方支援と言う名の下で戦争を一体として行うことも武力の行使である。全く矛盾している。
8 「不戦の誓いの堅持」
◆不戦の誓いを担保する最大のものは、憲法9条でしょう。憲法9条を踏みにじって、不戦の誓いなどない。
9 安全保障関連法案は、「戦争法案ではない」
◆戦争法案である。
できなかった戦争ができるようになるのであるから、戦争法案である。
日本国憲法下でできない集団的自衛権自衛権の行使ができるようにし、後方支援という名のもとに、武器を運搬し、戦場の隣りで、弾薬を提供できるようにし、戦争支援をすることができるようにするのであるから、戦争ができるようになる。
今まで、戦場で武力行使はしない、できないとしていたことをできるようにするのである。政府は、戦争をしないとしていたことが、政府は、集団的自衛権の行使ができるようになるのであるから、戦争ができるようになる戦争法案である。
わたしは、戦争法案の削除要求を自民党から受けたが、そのときに、戦争法案ではなく、戦争関連法あるいは戦争につながる法ではどうかと言われた。そこまで言うのであれば、戦争法案で何が問題か。
結局、戦争法案という言葉は、議事録にアップされた。
総理は、戦争は、国際法上禁止されているというが、ベトナム戦争、イラク戦争など戦争という言葉は使われている。
また、今回議論されている法案で、集団的自衛権の行使についても重要影響事態についても、国連の決議など何も要件とされていない。国際法上の担保すら要件となっていない。
なお、国際法上禁止されているのは、侵略戦争であるが、日本政府が、集団的自衛権の行使と認めている戦後の14件のケースは、ほとんどが大国が小国に対して行った泥沼の侵略戦争である。
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8月24日(月)、参議院で予算委員会が開かれます。
私は、16時20分から40分までの20分間、安倍総理に対して質問をします。NHKで中継されますので、ぜひ見てください
◆愛知県瀬戸市で「国政の現状」を語る◆
国会では只今「戦争法案」や「派遣法改悪法」について論戦をしています。
また、社会保障、福祉、雇用の問題にも取り組んでいます。
瀬戸市の皆さん、お誘いあわせの上、是非お越しください。
■日 時:9月5日(土) 10:00~11:30
■場 所:瀬戸藏4F 多目的ホール
瀬戸市蔵所町1-1 TEL:0561-97-1555
■参加費:無料
■申込み:直接お越しください。
■講 演:福島みずほ(社民党副党首 参議院議員)
■主 催:柴田恵子事務所
■問合せ:柴田恵子事務所 伊藤氏090-4401-1910
◆女三人が語り合う夕べ◆
9月6日、クレヨンハウスで、女三人が語り合う夕べを開催します!
戦争法案や原発事故の問題で落合恵子さん、渡辺一枝さんと福島みずほの女性三人がとことん語り合います。
クレヨンハウスの美味しいオーガニック料理を食べながら、自由に、豊かに、戦争法案を廃案にし、脱原発を実現することを語り合いたいと思います。
会場の皆さまとの意見交換も楽しみにしています。 お互いに元気をチャージしましょう。
■日時 2015年9月6日(日)午後6時~8時
■場所 オーガニックレストラン クレヨンハウス
(港区北青山3ー8ー15 B1階)
電話 03ー3406ー6409
■参加費(食事代込み)五千円
■お申し込み・問い合わせ 福島みずほ事務所 担当 池田幸代
電話03ー6550ー1111 ファックス03ー6551ー1111
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◆福島みずほと市民の政治スクールin川崎◆
福島みずほと市民の政治スクールin川崎を9月13日(日)に開催します。
福島とワイワイガヤガヤトークをしましょう。
戦争法案を何としても止めたいです。
ぜひ、川崎の皆さま。お誘いあわせの上、お越し下さい。
■政治を市民にとりもどす ワクワク・ドキドキ対話
戦争法案、労働法制、人権
■日時:9月13日(日) 午後2:00~4:00
■場所:川崎市労連会館 4Fホール
川崎市川崎区東田町5-1 TEL:044-200-2600
*川崎駅から徒歩7分
■参加費:500円
■参加申し込み方法:氏名・住所・電話番号・メールアドレスを明記し、
mizuhoto@vivid.ocn.ne.jp までメール または、
03-6551-1111までFAXにてお申込みください。
■主催:福島みずほと市民の「政治スクール」in神奈川 運営チーム
■問い合わせ:03-6550-1111 福島みずほ事務所
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