今秋の話題作の一本「瀕死の王」の上演が近づいてきました。
9月28日から東京・あうるすぽっとで公演が始まり、舞台写真が届きました。
評判は上々のようです!
国王ベランジェ一世(柄本明)は、第一王妃マルグリット(佐藤オリエ)と第二王妃マリー(高田聖子)、そして、わずかな家臣に囲まれて暮らしていた。
ある時、医師と第一王妃から死が近いことを告げられる。
第二王妃は嘆くが、第一王妃は容赦のない言葉を浴びせかける。
錯乱、生に執着し、妄言や泣き言を口走る王。
その姿は、滑稽に見えてくる。
んっ!?悲劇かと思えば、実は喜劇!?
舞台の中央には大きな時計が掲げられ、王の余命が刻まれていく。
不条演劇の代表的な作家イヨネスコの代表作と、現代の演劇シーンをリードする佐藤信の斬新な演出、
柄本明の“怪演“で、どこに連れて行かれるのか、全く予測不能!!
劇場の暗闇から、王に「おむかえ」が来るその時をじっと覗く…。
なんだかイケナイことをしているような、そんな刺激的な体験を、ぜひ。
あうるすぽっとプロデュース公演「瀕死の王」
作=ウジェーヌ・イヨネスコ 訳=佐藤康 演出・美術=佐藤信
■10月8日(水)19:00 ピッコロシアター大ホール
一般=5,000円 高校生以下=3,000円 ◎未就学児童の入場不可
広報☆古川