「お月さまが欲しいな。お月さまをもらったらきっと元気になると思うの。」
今年の合同前期発表会は台本にあるこの一文のような、とっても可愛い作品になりました☆
昨年、一昨年とシリアスな作品が続くなか、今年は絵本から作品を創ろうということに。原作には登場する王さま・お姫さまは配役せず、周囲の者たちの「お月さまへの見方・考え方」に焦点をあてて研究科生が物語を書き換えました。
そして、かわいらしい温かみのある舞台美術・それを照らし出す色とりどりの照明・生演奏を取り入れた音響が彼らの舞台を支えました。
全三回公演でしたが、一回目は満席ならぬ満杯!もうこれ以上人がいることができるスペースはない!!というくらいでした。もちろん次の日もたくさんの方が観に来てくださいました。
しかし、この公演から反省することも多かったようです。
次の授業での反省会では、「どうしたらおもしろくなるか自分で探していかないと」「俳優のからだだけで表現することが大事」などの意見も出ました。
それをバネに次はさらに大きな舞台で大きな演技ができるように研究科生たちも日々頑張っています。
3月にはどんな舞台をみせてくれるのでしょう??
3月7日(土)・8日(日)にはぜひピッコロシアター大ホールにお越しください。
国一番の利口な三人が姫の願いを叶えることができないなんて情けない・・・
それでは、お前が月を取ってみせるのだ。
やってやるさ・・・やってやるとも!
姫の願いを叶えた者には褒美を取らせるそうよ。
残念ながら私たちには無理ね・・・
・・・そうだ、いいことを思いついたわ!!
ここにいる二人の旅の者の力を借りることにしました。
で、月を取れるのか・・・?
カーテンコール
「本日はありがとうございました!!」
演劇学校担当:米田