ピッコロ舞台技術学校です。
先日、兵庫県立芸術文化センターにて舞台技術部主任専門員の金子彰宏先生による音響の授業が開講されました。
ピッコロシアターとは規模も雰囲気も大きく違う、阪急中ホールでの初めての授業ということで
最初はみんな珍しげに足を踏み入れましたが、終わるころにはその仕組みや設備も学び、実際に機材操作もさせていただき大満足。といった様子でした。
音響コース生の感想を紹介します。
特別授業を受けて音の扱い方、台詞の扱い方など、高校演劇とはまた違う演劇の音響デザインを学ぶ事ができました。
短い台本でしたが実際に音だし、操作をする事ができ、緊張しましたがとても楽しい時間でした。(神田 菜摘)
観客として観る立場しかなく、演劇経験など一切ない私にとって、ピッコロシアターで授業を受けられる事だけでも、貴重な体験です。
そんな私は、先日の阪急中ホールでの授業は、授業開始前から遠足へ行く子供のようにワクワクしていました。
授業が始まったら終始ニヤニヤしっぱなし…
実際のホールで音響卓が置かれており、実際に私達も触る事が出来る、また、読み手さんときっかけを合わせながらの操作も難しいですが、非常に楽しかったです。
ピッコロだからこそ出来る経験だと思いました。
次の授業も専攻コースではありませんが、とても楽しみです。(酒井 幸恵)
ラジオドラマがお手本になるということでご指導いただきまして、大変納得できましたので、今後できるだけ参考にしたいと思いました。
あらゆる感情表現が音響によってできるということや、時間や場所の表現もできるということを知り、音響の重要性を再認識できました。
音響家は、耳に聞こえるもの全てに責任を負わなければいけないということにも気付かされました。(鈴木功一)
今回の授業を受けて、演劇における音響の大切さや重要さを知ることができました。
いつもよく見ているはずの舞台の裏には、たくさんの演出があってこそだと初めて知りました。
また、実際に劇場で役者をたて、たたきをさせていただいたのも、とても貴重な経験になりました。
これからのピッコロの授業で活かしていきたいです。(平野 彩水)
9月25日は芸文での初めての授業でした。
ピッコロシアター以外での最初の授業に若干きんちょう(汗)
授業では同じシーンを違う音響で比べて聞くというもの。
それぞれに雰囲気も変わるし、シーン自体の聞く側の捉え方も変わりますね。
授業の後半では、実際に音響卓で操作できました。
改めて、音響の面白さを感じた貴重な体験でした!(溝口 智哉)
とても実り多い授業をして下さいました金子先生はじめ、お世話になりました芸術文化センターのスタッフのみなさま、本当にありがとうございました。
舞台技術学校担当:中川