5月29日に劇場見学にこられた尼崎市立上坂部小学校2年生の皆さんから、大ホールを見た素直な感想や、「お仕事がんばってください」と励ましの言葉を書いたメッセージカードをいただきました。
現在、1階ロビーに展示しています。
5月29日に劇場見学にこられた尼崎市立上坂部小学校2年生の皆さんから、大ホールを見た素直な感想や、「お仕事がんばってください」と励ましの言葉を書いたメッセージカードをいただきました。
現在、1階ロビーに展示しています。
6月20日(土)に、大ホールにて県立宝塚北高校演劇科第29回卒業公演が行われました。
今年の作品はゴーリキーの代表作「どん底」をもとに、大阪万国博直前の世相を描いたオリジナル作品「ドン!ドン!どん底」。
(許可を得て撮影)
39名が高校生活の集大成として熱のこもった舞台を披露。ピッコロ劇団員の眞山直則、今井佐知子、そして今年から講師陣に加わった木之下由香が舞台の指導、サポートを行いました。
シェイクスピア翻案のピッコロ版喜劇の第2作目-
第53回公演「東男迷都路(あずまおとこまようみやこじ)」の6ステージ、同じ演目での県内中学生の演劇鑑賞体験事業“わくわくステージ”としての9ステージ、計15ステージを終えました。全体でのご来館者数(速報値)は約5000 人。
どの世代にも程よく楽しんでいただけたかなと思います。
ご来館、ご観劇ありがとうございました。
そして6月20日(土)には、ピッコロシアター大ホールでの兵庫県立宝塚北高等学校の第29回演劇科卒業公演「ドン!ドン!どん底」の上演。朝から夜まで29回生の皆さん方の若いエネルギーがシアター内に溢れ返り、まさに圧観。脱帽でした。
劇団では、8月のファミリー劇場「さらっていってよピーターパン」の稽古が始まろうとしています。このたびの再演では磨いた熟練の技をお届けできるはず。
いましばらくお待ちください。
館長:大鳥
7月26日に開催する
ピッコロシアター文化セミナー<86>
別役実フェスティバル 交流プロジェクト
「別役実を読む、聞く、語る」の打ち合わせのために
演出家の鵜山仁さん(文学座)が来館されました。
舞台打合せの後は
新聞2紙による囲み取材があり
鵜山さんが思う別役作品の魅力についてなど
たっぷりとインタビューに答えていただきました。
今回の文化セミナーは
現在東京を中心に開催されている
『別役実フェスティバル』の関連事業として企画された
別役作品のリーディングと、
別役作品について語り合うシンポジウムを
ピッコロシアターでも上演するものです。
(出演者等内容は、東京公演とは異なります。)
鵜山さんの演出によるリーディングは
童話集「淋しいおさかな」の中から数編を選択し
日本演劇界の大ベテラン俳優陣でおおくりします。
この顔ぶれを関西で観られる機会をお見逃しなく!
休憩をはさんでのシンポジウムでは
論理的には理解しづらいと言われながら
何故こんなにも多くの人に支持され続けるのか・・・
別役作品の魅力について語りあっていただきます。
ピッコロ劇団員の平井久美子、本田千恵子も出演します。
ご期待ください。
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ピッコロシアター文化セミナー<86>
別役実フェスティバル 交流プロジェクトVol.1
「別役実を読む、聞く、語る」
2015年7月26日(日)午後4時開演
入場無料:先着400名:要予約
去る6月13日(土)・14日(日)に俳優・ナレーターであり、ピッコロ劇団の客演もされ、ピッコロシアターとご縁の深い伊藤惣一先生に『朗読』をご講義いただきました。この講義は当校で約30年続く伝統の講義です。
1日目は俳優だけでなくアナウンサーなど文章を声に出して読む職業の人が、滑舌の訓練で使用することでおなじみの『ういろう売り』をご指導下さいました。
冒頭に先生の朗々としたお手本の披露があり、学校生たちは先生を目指して研鑽を重ねていました。
2日目は、劇作家別役実氏の短編『淋しいおさかな』をテキストにした授業。学校教育上の音読とは違う<朗読>の面白さを教えて下さいました。また、『台詞ではない情景描写や登場人物の様子を描いた「地の文」はどこに気を付けて読むのか』や、『登場人物はどんな感情でその台詞を話しているか考えて読む』など聞き手に想起させるように読むための方法論を、先生の長年の経験をもとに、学校生一人一人に伝えてくださっていました。
授業後も先生の周りに学校生が集まり、盛んに質問が飛び、先生も丁寧に答えておられました。普段はなかなか触れることの少ない<朗読>の世界に、学校生たちも大変刺激を受けたようでした。
演劇学校担当 土倉
ピッコロシアター大ホールで上演されたピッコロ劇団の本公演『東男迷都路』。
こちらで美術をご担当され、舞台技術学校の主任講師でもある加藤登美子先生のご厚意により、ピッコロ演劇・舞台技術学校生に向けてバックステージツアーを開催いたしました。
実際見たばかりの舞台に立ったり、触れたりという体験に学校生たちも緊張しつつ、興味津々という印象でした。
卒業公演で大ホールを使用する自分たちの姿に思いを馳せた学校生もいたようです。
こんな、チャンスも演劇・舞台技術学校ならではだと思います。
ピッコロ劇団の公演やピッコロ演劇・舞台技術学校の活動にご興味がある方はぜひピッコロシアターのHPをチェックしてください!資料請求もしていただけます。
演劇学校担当 土倉