ピッコロ便り

ピッコロシアター、県立ピッコロ劇団、ピッコロ演劇学校・ピッコロ舞台技術学校など、劇場のトピックをご紹介します。

「真田風雲録」出演者オーディション

2009年08月29日 | ピッコロ劇団
ピッコロ劇団・ピッコロシアタープロデュース公演「真田風雲録」は、劇団外からも広く出演者を募って上演する大型プロジェクト!
 
今日はそのオーディションの日。
書類選考を通過した男優29名の2次審査を行いました。
 
 
演出の内藤裕敬さん、ピッコロ劇団・文芸演出部の孫高広と平井久美子、そして、制作担当の田窪が、応募者の資料と採点表を手に、ウォーミングアップの段階から真剣な目で見つめます。
 
 
やる気が漲る男優がこれだけ集まると、アップだけでも迫力充分!
合格するのは、この中から若干名。
 
ピッコロ劇団が関西俳優陣の総力を集め、壮大な群像時代劇を目指します。
「真田風雲録」の上演は、2010年2月16日(火)~21(日)まで、
兵庫県立芸術文化センターにて。
 
詳細は、随時、HPでもお知らせします。
どうぞご期待ください。
 
広報☆古川 

「モスラを待って」読みあわせ

2009年08月27日 | ピッコロ劇団
今日は、11月の「モスラを待って」の初読み合わせの日。
作者の鄭義信さん、演出の内藤裕敬さんと、劇団員が集合。
2009年版の「モスラ―」を読み始める。
クスクスとした笑いと、時おり大爆笑に包まれる稽古場。
いいスタート!
 
今回は配役も少し変わります。
特に前回と違うのは、ゲストに元宝塚歌劇団トップスターの剣幸さんをお迎えすること。
今日は、剣さんに代わって木全晶子が剣さんの台詞を読んでいく。
この役を剣さんが!? 想像してムムム、ワクワク。
 
 
読み合わせの後のスタッフ会議。
これも大いに盛り上がる。
舞台美術の加藤登美子さん、照明の西川佳孝さんも加わり、鄭さんからも様々なアイデアが出される。
そのユニークさに皆で大笑い!
鄭さんは自分でアイデアを出しながら「そりゃ、やり過ぎだよね~ ダメだよな~、俺」と。
その発言にまたまた皆で爆笑する。
 
内藤さんの「混乱をとことん遊ぶぞ!」
という演劇プランを皆で確認し合って稽古は終了。
 
今日の読み合わせを踏まえて鄭義信さんがまた台本に手を入れてくださる。
 
チケットの前売開始は、9月11日(金)より。
ピッコロシアター、ぴあ、ローソンで発売します。
 
広報☆古川

平成演劇教育委員会 夏期集中講座 演技・演出技能検定

2009年08月23日 | 主催事業

夏の恒例「平成演劇教育委員会」
今年は新しい企画、約130名の高校生演劇部が参加しました。


基礎練士検定から始まり、ゲーム士、ブラックボーダーズ検定、ダンス士、マッスルランキングなど様々なプログラムにチャレンジ。

 

実は私も数年前は高校演劇部に所属し、この「平成演劇教育委員会」に参加、高校生たちのキラキラしてる姿を見て、自分が参加している時のことを激しく思い出しました!!!

ブラックボーダーズ検定では「青春部門」・「恋愛部門」・「シュール部門」・「社会派部門」・「ピン部門」に分かれ約5分の芝居を自分たちで考えて披露っ!

甲子園にも負けぬ、これぞ…青春。 
高校演劇はいつ見ても楽しいです(*^U^*)

業務部:宮川


県立武庫荘総合高校の一日職業体験

2009年08月22日 | 劇場の話題
今日は、県立武庫之荘総合高校1年生による一日職業体験、「桂枝雀一門会」公演当日とあって、すべての作業がそのまま上演まで行われるので緊張感いっぱい、実際の舞台を多角的にナマで見た貴重な体験となりました。

では参加者の感想です。

「今日私は一日職業体験をさせていただきました。
最初は緊張しっぱなしでしたが、ピッコロシアターの方々はみんな優しく親切で 来てからすぐに点検を兼ねた施設の見学をさせていただいたり、 大ホールの舞台裏を見せていただいたり、たくさん写真も撮ることができました。

そしてその中で一番興味があったのは、舞台の照明や音響機材の操作です。
スピーカーや音の出方、照明のチェックなど、指示を受けながら難しいことをたくさんのボタンを操作するのを見ているのはとても不思議で、見ていてとても面白かったです!

桂枝雀一門会のあとの片付けの早さにも驚きました。

今日一日、職業体験をさせていただいてみて 私はもっと舞台の裏側や、舞台美術などの仕事に興味を持ちました。

音響などの機材の操作や仕込みなど、難しいことはたくさんあると思いますが、 私はこれからもっと舞台裏の仕事について知りたいですし、学んでいきたいと思いました。

本日お世話になった皆様、本当に有り難うございました!」

場内アナウンス 初挑戦!

2009年08月19日 | 劇場の話題
今日はピッコロシアターの開館記念日です。
31年前、青少年の自由な創造活動を促進し、県民の皆さんの文化普及のためにオープン、以来地域の皆さんに愛されてきました。

そして今日、新しい取り組みのひとつとして、地元の尼崎市立大成中学校3年の黄木さんが「ピッコロフェスティバル中学・高校演劇の部」の場内アナウンスに初挑戦しました。

最初は緊張気味でしたが、同年代の上演を陰で支えるアナウンスにのびのびと取り組み、1日目が終わって感想を聞くと「楽しかった」とニッコリ。

また上演する他校の演劇部員が「すご~い!」と興味津々。
ピッコロシアターの夏の主役はやっぱり若者です。

ピッコロシアターでは、これからもこのような取り組みを地域の皆さんと一緒に考えたり、チャレンジしたりと考えております。

フェスティバル担当:安積

静岡県磐田市議会議員の皆さんによる視察

2009年08月18日 | 劇場の話題
本日は、静岡県磐田市議会議員の皆さんが視察に来られました。
当劇場の事業内容などを説明後、各ホールを見学。
中ホールでは、仕込み中だった神戸大学演劇研究会はちの巣座のメンバーの多さと、仕込~本番~片付けを一日で完結させるというスケジュールに議員の皆さんは、感心しておられました。


また、大ホールの舞台も、客席の2倍という広さにも驚かれた様子でした。

 
このような施設見学など可能な限り、対応しております。
ご相談ください。
 
広報☆古川

K・Hトモエ会 写真展

2009年08月17日 | 主催事業

展示室ではひと味違ったユニークな写真展が始まりました。
「K・Hトモエ会」というグループで、ピッコロシアターでは初登場。

構成されたメンバーが人形浄瑠璃や文楽の人形遣い、長唄・常磐津などの演奏家、狂言方、衣裳方、後見、照明・音響・大道具など舞台の裏方さんなど、多彩な方々が「邦楽」を中心にあらゆる角度から撮影、邦楽や日本舞踊などの魅力を専門的な立場から紹介しています。
22日まで、入場無料 ぜひお越し下さい。

フェスティバル担当:安積


2009 ピッコロフェスティバル ≪クラシックバレエ・モダンダンス≫

2009年08月16日 | 主催事業

フェスの中盤の舞台を彩る「クラシックバレエ・モダンダンスの部」

総勢12団体約300名が、バレエの名作の小品からヒップホップまで多彩な内容で、元気いっぱいに演じました。

ありふれた言い方かもわかりませんが、「はじける若さ」「ナマの迫力」演じる方も見る方も「元気いっぱい」を感じ取った公演でした。

フェス担当:安積


 


2009 ピッコロフェスティバル ≪合唱・器楽アンサンブル≫

2009年08月15日 | 主催事業

2009 ピッコロフェスティバル 《参加企画》 合唱・器楽アンサンブルが開催されました。
今年も、合唱やオカリナ、フルートなどバラエティに富んだ9団体の皆様が参加されました。

お盆の暑い中にも関わらず、たくさんのお客様にご来場いただきました。


それぞれの団体が、ありったけのエネルギーをこめて演奏をし、熱いステージが続きました。


中でも、一番注目を集めたのは、ハンドベルを演奏された“ハシモトイワサキ”のお2人。
想像をはるかに上回る、いろんな奏法を使って、ステージを動き回っておられる姿に、お客さまはもちろんのこと、出演者もスタッフも舞台袖から大注目でした。


1年に1回、ピッコロフェスティバルに参加してくださる皆様、今年、新たに参加して下さった皆様、毎年、音楽の仲間の輪が広がっていくことがとても嬉しいです。




来年は、どんな出会いがあるのでしょうか・・・。

2009 ピッコロフェスティバルは、来週も演劇、寄席、展示等を行っております。

ぜひご来館くださいませ。


フェスティバル担当:小梶