ピッコロ便り

ピッコロシアター、県立ピッコロ劇団、ピッコロ演劇学校・ピッコロ舞台技術学校など、劇場のトピックをご紹介します。

武庫川女子大学シンポジウムに参加してきました。

2013年01月30日 | ピッコロ劇団

1月26日、武庫川女子大学で行われた、「教員研修モデルカリキュラム開発プログラム」のシンポジウムに、劇団員の本田千恵子と私、広瀬綾子が出席しました。


昨年の夏から秋にかけて、本田さんと私は、西宮市の教員を対象に教員研修の一環として、全4回の演劇ワークショップを行ったのですが、その報告を兼ねたパネルディスカッションに参加しました。

ワークショップをやる機会は多いのですが、やって終わりということが多い中、学校の先生方や、大学の教育学研究者、教育委員会の方々などから様々な反応や意見を頂きました。
とても新鮮で刺激的でした。あらためて自分たちが行っていることが、学校現場や教育にどのように位置づけられる、また生かすことができるのかに気づかされました。

それとともに、シンポジウムのような公の場で、自分たちがやっていることを発信していくことの大切さも感じました。
まだまだ演劇と教育について、そしてピッコロ劇団が持っている力については、知られていないことがたくさんあるように思います。
今後も刺激を受け、学び吸収する力と、発信していく力、その両方を磨いていきたいと思います。

ピッコロ劇団員 広瀬綾子


FMいたみでピッコロ劇団情報をお送りします。

2013年01月29日 | テレビ・ラジオ情報

1月30日(水)ハッピーFMいたみ『ハッピーファミリー~伊丹ふれあい通り』(朝10時~昼1時)に劇団制作部担当の貴田が出演し、次回ピッコロ劇団公演「泡-流れつくガレキに語りかけたこと」の稽古状況や見どころについてご紹介します。

ハッピーFMいたみ(79.4MHz)http://www.itami.fm/


「into」40号 発行

2013年01月25日 | 劇場の話題

本日、ピッコロ劇団後援会ピッコロサポートクラブ機関誌「into」40号発行しました。
内容は、第45回公演「泡-流れつくガレキに語りかけたこと」特集や、4月のオフシアターVol.28のご紹介、劇団員の活動報告やエッセイなどです。

サポートクラブの会員様にはご自宅までお届けいたします。
また、館内でもお配りしております。
詳しくは、劇場事務所までお尋ね下さい。

広報☆古川


尼崎市児童・生徒文化発表会

2013年01月24日 | 劇場の話題

本日は大ホールで「第27回尼崎市児童生徒文化発表会」が行われ、市内の小中学校10校の児童・生徒が、日頃の練習の成果を披露しました。

演劇だけでなく下坂部小学校浄瑠璃クラブは、「寿式三番叟」を熱演。


おめでたい演目で客席の観客を魅了しました。

また、当劇場で職場体験学習「トライやる・ウィーク」を体験した生徒や、ピッコロ劇団ファミリー劇場に出演した中学生も演劇部員として出演、元気な姿を見せてくれました。

「久しぶり!」「背が高くなったね」と、久々の再会に事務所も盛り上がりました。

舞台担当:安積


特別講義「演劇を学ぶとは・・・」

2013年01月16日 | 演劇学校・舞台技術学校

1月14日(月・祝)ピッコロ演劇学校では平田オリザ先生を講師にお迎えし『演劇を学ぶとは・・・』と題した特別講義を開講しました。ゲームの要素を持ったウォーミングアップからスタートし、数人ずつのグループに分かれて短い台詞のやり取りをしていきました。俳優という仕事、演出家という仕事、そして舞台にいる俳優と客席にいるお客様との関わり方など、ひとつひとつ丁寧にユーモアを交えながら学校生たちお話しくださいました。

平田先生の授業を受けるのは2度目(3度目)だったという、研究科生たちの感想をご紹介します。

◆演じるということの要素を、とても分かりやすく教えていただきました。演劇と社会の新しい接点を知ることができ、大変興味深かったです。また、演出としての仕事・考え方について平田先生から直接お話を聞けたことが何よりも収穫になりました。(浅井芙美子)

◆身体のほぐし方から、芝居の構成まで体験を交えて、教えてくださいました。一番印象に残った言葉は、お芝居とはお客様と舞台上が『イメージの共有』で繋がっていること。観客が一番知りたいことは、共有しにくい他者の心の中であること。それを共有したく、舞台を観にこられるということです。芝居の構成から舞台を考えたことがなかったため、平田さんの言葉にもやもやしていたものがはっきりとしました。(浅野有希枝)

◆平田オリザ先生の授業は二回目で、授業もほぼ同じことをやりましたが、それでもまた改めて受けると新しい発見ばかりでした。講義というよりは完全にワークショップで、体もいっぱい使いました。また、普段あまり接点のない本科の人とも一緒に芝居ができたり、見たりできて、とても良い経験になりました。役者としての仕事とか、演劇がもたらす自分や他人への影響など大切なことも教えて頂きました。本当にありがとうございました!(後 優人)

◆演じるよりも前に必要なことや、演劇を組み立てるときに大切なことを実践と説明の繰り返しでわかりやすく教えていただきました。言葉から受けるイメージが時と、人と、場所によって共有できるものもあればしにくいものがあったりすることや、だからこそ作る側がイメージを共有することが大切なんだということを改めて感じました。(大下 真理子)

今、演劇学校生たちは、3月9日(土)、10日(日)の卒業公演に向けて、稽古に励んでいます。公演まであと約1カ月半となりましたが、最後まで悔いのないように頑張って欲しいと思います。

演劇学校担当 小梶


ピッコロ演劇学校 体験入学

2013年01月14日 | 演劇学校・舞台技術学校

先日、ピッコロシアター 大ホールにて、ピッコロ演劇学校オープンキャンパス≪体験入学≫が実施され、本年は、34名の受講者の方々が本科生と共に「舞台表現実習」の授業を受講されました。

 

学校の概要説明会の後、演劇学校の主任講師を務める 本田千恵子先生、島守辰明先生のご指導のもと、身体の使い方や発声を始め、いくつもの課題に挑戦した2時間。

授業の締めくくりには、受講生と学校生が力を合わせ、「ストップモーションを使い、それぞれに与えられたテーマに基づく1枚の風景を作る」という課題に取り組み、グループごとの発表を行いました。想像を越えるさまざまな発想があふれ出し、風景画が完成して行く様子は、先生方にとっても興味深かったようです。

授業後には、研究科生も加わって、3月9日(土)、10日(日)に上演される卒業公演のPRを行いました。まだまだお稽古も序盤で戸惑いが見え隠れする学校生たちでしたが、見てくださった受講生の方々に作品の雰囲気が少しでも伝わっていれば嬉しく思います。

 

ピッコロ演劇学校・ピッコロ舞台技術学校では、現在、平成25年度生を募集しています。

詳細はピッコロシアター 06-6426-1940までお問い合わせくださいませ。

演劇学校担当 小梶


「ピッコロ演劇学校・舞台技術学校」パネル展示

2013年01月12日 | 演劇学校・舞台技術学校

いよいよ本日から、「ピッコロ演劇学校・舞台技術学校」平成25年度生の募集を開始しました。
今年、演劇学校は開設30周年を迎え、卒業生はのべ1500名以上。
舞台技術学校ろあわせると2100名を超えます。
演劇や舞台のプロから地域文化の化リーダーまで様々な分野で卒業生が活躍中です。

現在、同校の授業の様子やOB・現役生の声などを紹介したパネル展示を、神戸市営地下鉄「県庁前」駅改札横の兵庫県の広報ショーウィンドーで開催中です。
お近くの皆様、お散歩がてらご覧いただければ幸いです。

広報☆古川


ピッコロ演劇学校・ピッコロ舞台技術学校 合同卒業公演にむかって

2013年01月10日 | 演劇学校・舞台技術学校

昨日、ピッコロ演劇学校・舞台技術学校では、学校生と講師陣、公演をサポートしてくださるスタッフの方々とが一同に会し、合同卒業公演の顔合わせ会を行いました。

今年度の公演は、本科は本科主任講師の本田千恵子先生と本科30期生台本委員会が、研究科は研究科主任講師の島守辰明先生が台本を書き下ろした、いずれもオリジナルの作品に取り組み、舞台技術学校生は本科作品のバックステージを担当します。

 

学校生たちは講師陣やスタッフの皆様の知恵と力をお借りしながら、公演に向けて準備を進めていきます。総勢103名の力を結集して、行われるピッコロ演劇学校・舞台技術学校 合同卒業公演は3月9日(土)、3月10日(日)にピッコロシアターの大ホールにおいて上演いたします。

学校生たちがこの1年で踏み出したそれぞれの1歩を、ご覧くださいませ。

また、ピッコロ演劇学校では、1月12日(土) 午後2時より学校説明会および体験入学を実施します。体験入学は無料でご参加いただけますが、事前申し込み(電話・FAX・HPにて受付中)が必要です。実際の授業に参加できる1年に1度しかないチャンスですので、この機会にぜひご参加ください。

演劇学校担当 小梶


謹賀新年

2013年01月04日 | 劇場の話題

新年明けましておめでとうございます。
ピッコロシアターは、本日から2013年の業務を開始いたしました。
本日と明日5日(土)の開館時間は、午前9時から午後5時までです。
6日(日)以降は、通常どおり午後9時まで開館いたします。

今年は、ピッコロシアター開館35周年、ピッコロ演劇学校開設30周年の節目の年です。今年も地域の皆様の創造活動の拠点を目指して参ります。
皆様、本年もどうぞよろしくお願いいたします。

職員・劇団員一同