5月22日
ピッコロシアターにおける
シアタースタートを開催しました
この企画は3年前から始めたもので
今年は
宮城県を中心に活動されている
てんたん人形劇場をお呼びしました
作品は
「たったか たったか たったかた」と
「ちゅうちゅう コトコト かたんかたん・・・」の2作品
10時と11時30分の2回公演で
どちらも0歳1歳を中心に定員いっぱいの大盛況ぶり
わさわさとバギーが劇場内に集合する景色は圧巻です
客席を後ろから見ると
大人の背中ばかりが見えますが
お母さんの膝の上で赤ちゃんたちも
「たったか~」や「ちゅーちゅー」の言葉のリズムに合わせて
楽しんでいました
赤ちゃんたちの集中力から考えると
40分間の公演はとてつもなく長いものですが
個人差はあるものの
飽きたり怖がったりで泣いていたお子さんも
人形の動きや音やリズムに反応して
途中退場はほとんどありませんでした
ちなみに
受付でのアンケート配布は
この時期トライやるウィークでピッコロシアターに来ていた
中学生に体験していただきました
なお
この公演の様子はケーブルテレビ:ベイコム
5/28(木)29(金)「地域まるごと再発見!」で
紹介されます。
ラジオ関西の情報番組「三上公也の情報アサイチ!」5月27日(水)6:00~10:00に劇団員の岡田力、橘義が生出演します。
稽古中の「東男迷都路」の見どころ、役柄についてお話しいたします。
二人の出演時間は、9:00頃からです。お楽しみに!
ラジオ関西http://jocr.jp/blog/asa.php
ピッコロシアターで「トライやる・ウィーク(中学生の職場体験事業)」をしている中学生が、ピッコロ劇団公演「東男迷都路」のPR文を考えてくれました。
企画書や台本を読み、舞台稽古を見学し、一生懸命書いてくれた力作をご紹介します。
「私は一番はじめがとても印象的でした。
全員で太鼓や鈴などを演奏しながら、登場するのが迫力があり、カッコいいなと思いました。
歌ったり、踊ったりする場面があり、にぎやかで楽しそうで自分も歌いたくなりました。
他にも、たくさんしゃべる九官鳥が登場したり、面白くたくさん笑えると思います。
みどころがたくさんあります。最初から最後まで楽しめると思います。
私もはやく完成したのを見たいと思いました。」
(伊丹市立東中学校 2年 藤原さん)
「『東男迷都路』のけいこを見て感じたこと。
生演奏を聞いてすごくよかったです。底が動いたりしてまるでお祭りみたいでリズムも良かったです。
舞台は江戸で、あまり使われていない日本語が使われています。
僕が面白いと思ったのは、仁王門の二郎と嵯峨の三郎と八瀬の八郎の無法者と杉山秀乃進が戦う所です。
この作品は、おもしろさや友情や恋などなど、いろんなことがつまった作品です。」
(伊丹市立東中学校 2年 黒川くん)
「東男迷都路」は、6月5日(金)から14日(日)まで、ピッコロシアター大ホールで上演いたしますが、一般公演とは別に、『ピッコロわくわくステージ』として、兵庫県内の中学生も約5500人が鑑賞します。
毎年、中学生の反応は新鮮! 今年も楽しみです。また、レポートします。
広報 古川
西宮の楽しい情報と音楽の番組です。
本田が公演情報や主任講師を勤めるピッコロ演劇学校の話題などをお話しします。
本田の出演時間は、20:45~21:10の予定です。
インターネットからも聴けます。さくらFM
http://sakura-fm.co.jp/
5月14日、ピッコロシアター大ホールにて、ピッコロ劇団第52回公演「東男迷都路(あずまおとこまようみやこじ)」稽古見学会を実施しました!!
サポートクラブ会員の方、演劇学校・舞台技術学校生の皆さん、マスコミ関係の方々、約50人の皆様にご覧いただきました。
お忙しい中、足をお運びいただきまして、ありがとうございました。
オープニングのシーンや、歌のシーンなど、賑やかで楽しいシーンをご覧いただいたり、参加された皆さんからのご質問にお答えしたり、和やかな会となりました。
写真は、出演者全員が一言ずつご挨拶しているところです。
「楽しかったです!」「本番が楽しみです!」という上演に向けて期待の声をいただきました。
劇団員一同、上演に向けて、良い作品となるよう、稽古に励んで参ります。
難しい、堅苦しいというイメージを持たれがちのシェイクスピアの作品ですが、普段芝居を見慣れないお客様や若いお客様にも、気軽に楽しんでいただける喜劇です。
歌あり、笑いあり、観ればきっと幸せな気持ちを感じていただけるお話です!!
ぜひ、多くの方にご覧いただきたく思います。
どうぞ、上演をお楽しみに!!
劇団部 貴田
5月9日(金)、本日はピッコロ演劇学校と舞台技術学校の合同授業でした。
舞台技術学校の講師である炭谷親弘先生による『劇場の機構と設備』についての授業。
大ホール舞台上での基礎知識のレクチャー後、学校生の人数が多かった為、二班に分かれ普段は滅多に行くことのない、奈落(舞台床下の空間)から、すのこ(舞台の天井部で格子状に梁が通っている場所)までを実際に巡りながら、劇場に特徴的な機構設備について学びました。
ピッコロ演劇学校では5月9日(土)・10日(日)2日間にわたり、劇作家・演出家・俳優とマルチに活躍され、県立ピッコロ劇団の代表でもある岩松了先生に「演劇的なことばについて」と題し、ご講義いただきました。
1日目は、学校の授業が始まったばかりで、学校生同士がお互いをよく知らないということもあって、「自己紹介」を行いました。
それも普通の紹介ではなく自分を商品として、みんなに客観的に自分を紹介しようというものでした。例えばある人は、テレビショッピングの商品紹介の人のように話してみたり、ある人は自分のチャームポイントや職業についてアクションも交えて事細かに紹介したりと、みんな創意工夫をした楽しいものばかりで、とても「演劇的」に見えました。
そこに岩松先生の絶妙な質問(ツッコミ?)も入り大いに盛り上がったようです。
2日目は、岩松先生の書かれた戯曲「アイスクリームマン」をもとに学生たちがそれぞれの登場人物を演じてみることに挑戦しました。書いたご本人を目の前にしているからか、緊張の面持ちの人もいたり、ものともせずのびのびと演じている人もいたり。同じ役を複数名が演じていましたが、それぞれの個性がにじみ出ていたように思います。先生の演出を受けて演じていく人たちが変化していくのを見て、観ている方の学校生も学ぶことが多かったようです。
余談ですが、学生は相対的に女性が多いので、男性役を女性が演じるタカラヅカ状態のシーンもありました。
学生たちは、初めての特別講義に大変緊張していたようですが、刺激をたくさんもらった2日間だったようです。今年度も演劇・舞台技術学校ともにバラエティ豊かな講師陣が特別講義にいらっしゃいます。そちらの様子も機会があればまたお伝えできればと思います。
演劇学校担当 土倉