稲子湯から歩きはじめて2時間弱、みどり池のほとりに
建つしらびそ小屋に着いた。
小屋に入って挨拶したが若い男の子がでてきた、
ご主人は?と聞いたが奥さんと二人で上高地に
遊びに行ってるとのこと。
みどり池と天狗岳
一枚撮っておきましょ。
あらま!!せっかく来たのに・・・
でも予約もせずに来たから、私のほうがよくないのですから
文句は言えないが、会ってお話しができないのが残念。
でも今更戻るわけにも行かず、宿泊をお願いした。
この小屋は最高です、特に泊まりはいいですよ。
この方東京からご夫婦でこられた。
お茶とお菓子をだしていただき、ゆっくりしました。
夕食までの時間は、リュックにしのばせておいた文庫本
湊かなえさんの「山女日記」まさに山で読む本でぴったりです。
小屋の中にはストーブがあり暖かい火が揺れている。
お茶と飲みながら本を読んでいると、森の住人リスが
遊びに来ます、いや食事をしにきます、その仕草たるや
めちゃ可愛いです。
このリスが小屋の人気を一役かっています。
リスも食事中
そして夕食時間、どうも私以外の泊り客は居ないようだ
こんなことあるのかな?
今まで山小屋で一人きりなんて一回も無かった、
今回は貴重な体験です。
夜も更けて、息子さんと私だけの食事、もういろんな
話しに花が咲く夜は更けていきました。
なんとも濃密な夜を彼と過ごしました、うふふふ・・・・
夜半から風がでてきた、明日の天気はどうだろう・・・
しゃべり疲れて眠りに落ちる。
翌朝は・・・・