今日は久しぶりのいい天気。
二年ほど前から、隣町の田原市郊外にある長興寺の
仏像を観てきた。年に一回?ご開帳されると聞いて
いたが今まで中々都合がつかず拝観することができなかった。
新緑が眩しくなりつつある境内を山門から入る。
正面に本堂、中門手前左手に庫裏があり、ここに
初対面の十一面観世音菩薩坐像と木造観世音立像が
おられる。
木造観世音菩薩は別名、鉈彫り観音と言われ彫った後が
くっきりと残っている。有名な江戸時代の僧侶で仏師であった
円空さんの仏像に似ている、しかしこの仏像は荒々しさは
余り無く、やさしい彫りかたであった。
長興寺山門
十一面観世音菩薩
十一面観音の頭部 十一の化仏が載っている。
やさしい顔立ち
スリムです。
中門から境内
綺麗どころも・・・
じっくりと観させてもらい、次は表浜に近い東観音寺へ
今日は二の午大祭で参道には屋台も出て賑やかであった。
大祭だから、微かな期待を持って出かけたがお目当ての
馬頭観音は観ることができなかった。
寺の世話役の方とお話ししていたら、ここの観音さんは
何十年の一回のご開帳とのこと、次回は30数年後とのこと、
同じここの材を使った同じ馬頭観音像が長野県の下条村(
たしか峰竜太さんの故郷)小松原観音としてあるそうで、そこは
常に観られるとのこと、行ってみたいな。
参道の植木市
多宝塔
本堂左手奥にひっそりと役の行者の石仏がひっそりとある。
また境内には大きな木槿があり、松尾芭蕉は野ざらし紀行のなかで
「道のべの木槿は 馬に喰われけり」と詠んだ句碑がある。
天井画
ご朱印帳に記帳していただき、迷いながらジムに行った。
う~ん長野まで行こうか・・・