カメの置物を探そう

親指サイズのカメ探し

高岡銅器

2006年11月13日 | 金属
 今年の春頃に、大阪城ホールで開かれていた「骨董祭まつり」へ行った。そこで銅のカメを発見した。2つの店に同じ物が置いてあって1つの店の物は足が折れていた。壊れているのに売っているところが何とも骨董チックだ。
 カメ以外に鶴や鹿や五重の塔などの銅でできた小置物があった。
 店の人に聞いてみたところ「高岡の物です」と言った。富山県の高岡市で銅器の産地として有名なところらしい。小学校の社会科で足尾銅山というのを習ったがこの近くと思われる。値段が4000円とやや高めだったので、実際に高岡へ行ってゲットしようと思った。
 ところが次の週に奈良へ行ったときに偶然同じ銅のカメを発見した。JR奈良駅前の「あさおか」というみやげ物屋だった。これも店の人に聞いてみると「奈良で作られた古いものです」と言った。全く同じデザインなのに違う産地だ。大阪ドームよりちょっと安くなっていたので、とりあえずゲットした。
 その後、また同じ物を近鉄百貨店で見つけた。ここでは高岡銅器とは書いてなかった。百貨店なら書いてありそうなものだが、ないということは高岡産ではないということか?
 高岡銅器のHPを調査してみたが、このようなカメは見つけることはできなかった。ヤフオクに高岡銅器と名打ったカメの出展があった。同じようなサイズであったが、ゲットしたものとは若干違うデザインだった。
 簡単にわかりそうで、いまいち素性がはっきりしない銅器のカメ。いつか、高岡へ乗り込んで結論付けたい。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 大阪骨董祭 | トップ |  »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。