何かくわえているカメ

　首の長い木のカメをゲットした同じ店で、同じく首が長めで何かをくわえている木のカメを発見しました。
　何か植物らしきものをくわえているようです。
　中国の木彫りのカメは彫りも細かく精巧な作りで、デザインもこんな風に凝ったものが多いですね。
　日本では２～３千円で売っているのをよく見かけますが、中国では半値以下です。
　この手の木彫りのカメは中国に上陸してゲットするに限ります。
（写真：木彫りの店）

首の長いカメ

　骨董ビルを出て上海老街を豫園へ向かっていく途中に、再び木の置物の店を見つけました。ここにも小さな木彫りの動物が置いてありました。
　ここで、首の長いカメを発見しました。木彫りではこの手の首の長いカメをよく見かけます。
　実際に図鑑でこんなカメを見たことがありますが、中国の木彫りに多いのは中国にこんなカメがいっぱいいるからでしょうか？
　それかあえて凝ったデザインにするために首を長くしているのでしょうか？
（写真：上海老街の門）

値下がり

　上海老街の骨董ビルを２Ｆに降りてみました。真ん中が１階の吹き抜けになっていて中２階のようになっています。
　ここに小さい動物の木彫りを置いている店がありました。50個ぐらい入った箱の中からカメを探したところ１個だけ発見しました。中国の木彫りのカメは凝ったデザインが多いのですが、これは非常にノーマルなカメです。2年前にも上海老街や豫園でも木彫りのカメをゲットしましたが、そのときに比べると値段が半分ぐらいでした。
　上海の物価は上がっているはずなのですが、この手の木彫りの動物もかなり出回ってしまったので価格競争で値下がりしたのでしょうか？それともＢ級品かな？
（骨董ビル２Ｆの木彫りの店）
　

象牙

　上海老街にある骨董ビル４階の玉器市場には玉以外にも骨董品等いろいろな物を売っていました。
　その中でジャストサイズの白いの龍亀を発見しました。材料を確認したところ、「象牙」だと言ってました。
　値段も中国の象牙価格といった感じで、店のにいちゃんにかなり交渉しましたが値崩れしませんでした。
　まあ、本物かどうかはさておき、作りが精巧だったのでゲットしました。
（写真：象牙が並んでいたところ）

玉器市場

　上海老街の骨董ビルをさらに４階へ上がると、床に敷物敷いて商品をならべた。フリマ風の風景が現れました。玉器市場と呼ばれていて、玉を中心に販売していました。このフロアーは以前きたときは何もなかった覚えがあるので、曜日限定等の蚤の市のようなもののようです。
　ここで、黄色の玉のカメを発見しました。「新疆黄玉」と呼ばれてました。「新疆」というのはウイグル地区（モンゴルの近く）でこの辺でいい玉がとれるそうです。
　ここの玉は本物なのか、相場は３Ｆ比べると高めで１００元を７０元にまで下げてゲットしました。
　しかしこの金額でカメをゲットすると、次々に他の石も進めてきました。
　どうやら本当はもっと安い物だったようで、高く買ってくれたので、これはいけると思いたたみかけてきたようです。「カメ以外はいらない」と押し切りました。
　月曜日に会社にいくと、一緒に仕事をしている兪さんも、仏像が彫られた玉の石を買っていました。
　この玉器市場も結構たくさんの現地人で賑わっていて、中国人の玉に対する思いは並々ではないようです。　
（写真：骨董ビル４階の玉器市場）

上海老街

　東台路からタクシーで上海老街へ向かいました。上海の道は絶えず変わり続けているせいか、タクシーの運ちゃんはかなり迷っていました。細い裏路地に入って置いてある自転車や荷車などをどかしながら進んでいったときには、どうなることかと思いました。
　上海老街も周りの古い建物が壊され、見通しがよくなっているところもあって、すっかり風景が変わっていました。
　早速西の端にある骨董ビルへ入りました。１Ｆは特にゲットするものはありませんでした。中2階のフロアーを通り越して３Ｆへ上がりました。前回来た時、玉のカメをゲットした入り口付近の店に同じような石のカメが置いてありました。
　店のおねえちゃんに「他の色ないですか？」と聞いてみると、別の店の奥の棚から黄緑のカメをいっぱい出してきました。よさそうな形のものを1個選んでゲットしました。