しばらく前から、「燻製できませんかね?」って職場の若い衆が言い出した。な~んでか、燻製熱に取り憑かれてしまった若い衆。「燻製器って簡単に作れます?、チップは何がいいんですかね?」と色々聞いてくる。「チップなら、サクラの木がヤニも出なくていいんだけど、手に入るかな?」とぴらにあが答えると、「サクラなら、その辺でオオシマザクラの枝でも、ぶった切ってくればいいんじゃねぇの?」と乱暴なリーダー。あの、一応ココって国立公園内なんですけど・・・
それで、ヨコハマのデパ地下でスモークウッドを買ってきた。木くずを棒状に固めたヤツで、一度火を付けてしまえば蚊取り線香みたいに燃えるから便利だ。スモーカー(燻製器)は一斗缶を2つ用意して、日曜大工が得意なSくんに空気穴を開けてもらって、焼き網(100円ショップで買った)をその一斗缶で上下に挟めば出来上がり。ご丁寧に重ねた一斗缶が動かないように、連結フックまで付けてくれたSくん、ありがとう。お試しスモークの材料は、若い衆がスーパーで買ってきた6Pチーズとちくわ、それとなぜかな○りの珍味チーズたらを適当に網に乗せて。ウッドは1本で5時間くらい燃えると書いてあるから、1/4にちぎって火を付ける。初めはチョロチョロだったケムリも、だんだんと勢いを増してきた。そして1時間半後、思ったより簡単に手作り燻製の出来上がり~!。スモークチーズもちくわも、ほどよく表面が乾いていい感じの燻製になっている。チーズたらはかなりパリパリになってるけど、味は香ばしくてうまい。今回はサクラのウッドを使ったけど、リンゴのも買ってきたから今度またやってみよう。鶏のささみとか笹かまとか、慣れてきたらサラミソーセージでも作ってみようかな・・・