健さんの気持にはなれず・・・

　書こうか書くまいか悩んだけど、隠すこともないと思って結局書くことに決めた話。先週、ぴら奥さんが日帰りの入院をした。産まれてくるはずの命が育つ見込みがないから、早いうちに処置をしようという事になったから。そのまま放置しても、普通なら母胎から自然に出てくるらしいけど、万が一の場合を考えて、お医者さんは「手術をした方がいい」というので承諾した。今回のような状況を、一般的に『流産』と言うらしい。確率で言うと、妊娠した人の７人に１人（意外と多い？）だというから、医学的にはそれほど珍しい現象ではないらしいけど・・・

　手術の直前にお医者さんに呼ばれたぴらにあ、神妙な面持ちで話し出すお医者さん。「もしかして、考えるのも恐ろしい病気？」と悪い想像をしながら聞くと、「今回は誠に残念でしたけど、決して奥さんを責めませんよう・・・」という内容。お医者さんは「奥さんは悪くない」とか、「また機会がありますから」とか、一生懸命にぴら奥さんを弁護する。あら、ぴら奥さんを責める気なんて毛頭ありませんから。それよりも、「今夜お風呂に入っても大丈夫か？」とか、「麻酔から覚めたら何か飲んでもいいのか？」とか、そんな現実的な話を聞きたいんですけど。そりゃ、新しい命が産まれてこなかったのはホントに残念だけど、ぴら奥さんが元気になってもらえれば、それが一番ですから。家に帰ってぴら奥さんに話すと、流産してオットにイジメられた可哀相な奥サマのホームページが、山のように存在するんだと教えてくれた・・・（それを見てブルーだったのか？）

　それで思い出したのが幸せの黄色いハンカチ。高倉健さん扮する炭坑夫も、奥さんの流産で荒れて酔っぱらって、それが原因で刑務所に入ったんだっけ。お医者さんは「くれぐれも、お酒はほどほどに・・・」と言いたかったのかもしれませんけど、ぴらにあお酒飲めませんから大丈夫です。で・・・、ぴら奥さんはといえば、麻酔から覚めてすぐお水飲んで（麻酔が早く抜けるように看護婦さんに飲めと言われた）、「何か甘いモノが飲みたい」ってミルクチー飲んで、「パンなら食える」って病院のベッドで３袋食って、晩ご飯にうどんとケン○ッキーフライドチキン（じじが買ってばばに持たせた）も食って、もう大丈夫です。たぶん・・・

あ～ぁ、忘れちゃった・・・

　せっかく写真館の更新をしようと思ったら、デジカメを職場に忘れてきた。「いまからとりにいけば？」って、簡単に言うちぴら・・・