ぴらにあの写真館 in 伊豆大島→都会へ(新・日記帳)

8年間の伊豆大島生活から都会へ移住しました…
旧日記帳(ODNまいぺーじの思い出)は、BOOK MARKよりどうぞ!

写真館を「No.464 大歩危(おおぼけ)駅長さん」に更新しました!

2011-04-16 22:39:03 | まいぺーじ写真館
 正義のパンの館の次は、祖谷(いや)のかずら橋に行こうと思った。いっぺん山を下りて高速道路経由で大歩危駅へ、そこから再び山へ入ってかずら橋へ向かうのが一般的なルートらしい。しかし、地図を見ると国道195号線をしばらく徳島方面へ走って、大栃という集落から県道45号線を登って矢筈峠越えで東祖谷村に抜ける道が、そうすればかずら橋のすぐ裏に出るじゃん。う~ん、地図からしても酷道っぽいけど魅力あるなぁ・・・

 道の駅の売店で聞くと、「山越えで東祖谷に抜ける道なんてあるの?」とおばちゃん。親切に道路交通センターの電話に掛けてくれたけど、案内のお姉さんも「通行できるのかよくわかりません」と。近所に交番があるというので行ってみると、「地元の人は誰も通らないのでわからないけど、もう3月も終わりだし雪で通行止めという情報はないから、たぶん行けないことはないと思うけど・・・」と駐在さんが。「レンタカーだしムリしない方がいいですかねぇ?」とぴらにあが聞くと、「どうしても行きたいの?」と駐在さん、「行きたい!」と答えると、「じゃぁ行ってみなさい、景色バツグンなはずだから!」って。やっぱ聞いてみるモンだな・・・

 で、国道から外れて軽トラとすれ違いがやっとの県道45号線へ。意外にも時々バス停なんかあったりして、だいぶ上がってから郵便局にも遭遇、選挙ポスターの看板もアチラコチラに。しかし、どんどん山を登っていってなんかチベットみたいだなぁ(行った事ないけど)。とうとう人家もなくなったけど、「東祖谷まで○○Km」なんて表示があったりして、遙か下にはさっき通った道が見えてるけど(けっこう怖い)、舗装もしてあるし何てことないじゃん。標高も1,000mを超えて所々凍ってたりしてるけど、何のことなく1時間で矢筈峠へ到着、やった~!

 アリャ、峠は駐車場になっていて充分な広さだけど、突き当たりが凄い雪の山になっていて、我々が下る道はどこじゃらホイ?。車を降りてみてみると、雪の山の向こうに東祖谷方面へ下っていくダートの道が見える。うわ~、なんじゃこりゃ~!、せっかくここまで上がってきたのに、誰かホイルローダーかユンボもって来い~!。しばらくボーゼンと雪の山を見つめていても消えるはずもなく(あまりのショックで雪の山の写真を撮り忘れた)、また1時間掛けて天空の45号線を下るのでありました・・・


【「この辺はこなきじじいの故郷なんだよ!」とガイドのおばさん、駅の工事中でかなり散らかっていたのを撮影用に片付けてくれてありがとう。20年前に来た時は超ド田舎の駅という感じだったけど、駅前にスーパーなんかあって便利そうねぇ・・・】


【かずら橋の料金所に「幼児は渡河禁止、ただし保護者の責任でOK」と。「待ってる?」とぴら奥さんに聞くと、「ここまで来たんだから抱っこで渡る!」と頼もしいのね。徳島のホテルで「二の腕が痛いよ~!」と・・・】


【日頃、強風の新中央航空で鍛えられてる兄妹は全然怖がらず呆気なくゴール。後ろのお姉さんたちはちょっと揺れる度に絶叫が、橋の真ん中へんで写真撮ろうとして川に何か落としてましたけど・・・】


【「さっさと徳島に向かわないと日が暮れる!」とか言いながら、名物の祖谷そばとでこまわし(豆腐、こんにゃく、里芋の田楽)を食ったりして。かずら橋の駐車場は巨大ショッピングセンターみたいになっていてビックリした・・・】
コメント
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