最近、ナンジャコリャ的ナンバーワンのCMをテレビでやっている。新入社員らしきお姉さんが会社のセュリティゲート(駅の改札口みたいな場所)でIDカードが見つからずに入れない、見かねた先輩が自分のカードをかざしてゲートを開けてあげる。「ありがとうございました!」とお礼を言って会社の中に入るお姉さん、先輩は走っていく後輩を「がんばれよ!」と温かく見守るというようなストーリー。う~ん、大丈夫なんだろうかあの会社・・・
他人のIDカードでゲートを通るのは、「絶対にやっちゃダメ!」と教育されているはず。それぞれのカードによってセキュリティレベルが違うはずだし、出退勤のチェックもしてるんだと思う。そもそもIDカードを持ってないあのお姉さんはホントに社員なんだろうかという不安も。かの有名なジョージ・ルーカスのスタジオでIDカードを導入した時、うっかりジョージ・ルーカスご本人がカードを忘れたことがあるんだそうな。ルーカス氏が「中に入れて!」と守衛さんに言ったら、「入れることはできません!」と断られたという話。「キミはワタシを知らないのかね?」とルーカス氏、「存じております」と守衛さん、「じゃぁ、早く入れたまえ!」とルーカス氏、「ダメです!」と守衛さん、「ワタシがルーカスだと知っているのにどうして?!」とルーカス氏、「社長(ルーカス氏)からIDカードを持ってない人間は絶対に通すな!、と命令されておりますのでダメです、一度家に帰ってカードをお持ち下さい」と守衛さん。その後、守衛さんは「職務に忠実でアッパレ!」とジョージ・ルーカスから表彰されたという。缶コーヒーの会社だったらたぶんクビだな・・・