ぴらにあの写真館 in 伊豆大島→都会へ(新・日記帳)

8年間の伊豆大島生活から都会へ移住しました…
旧日記帳(ODNまいぺーじの思い出)は、BOOK MARKよりどうぞ!

写真館を「No.903 2019夏の思い出・その7(大蛇の住む池でズブ濡れ)」に更新しました!

2019-09-15 22:13:46 | まいぺーじ写真館
 昔々、志賀高原の大沼池には大蛇が住んでいたそうな。人間の姿に変身した大蛇は麓の花見で美しいお姫様に一目惚れ、お殿様にお姫様との結婚を申込みに行ったという。しかし、愛娘と大蛇の結婚を認めたくなかったお殿様は、結婚を許す条件に無理難題を押しつけ(よくある話)、それを受けた大蛇は瀕死の重傷を負ってしまう。条件が罠だと知った大蛇は怒り狂って大洪水を起こし、麓の村を全滅させてしまう。多くの人々が亡くなったのが自分のせいだと悲しんだお姫様は沼に身を投げて死んでしまうというパターンと、自分の起こした災害を反省した大蛇が悔い改めて、お姫様と幸せに暮らしたというのもあるらしい。そんな神秘的な深山の沼までハイキングに行ってきましたとさ・・・

 しかし、小娘さんとハイキングに行くと、どうしてこうも毎度夕立にやられるんですかね。いや、昼頃から降ってるんだから夕立じゃないのかな。もしかして、これも大蛇のタタリなんですかねぇ・・・


【とりあえず、どこに行くにも日本国道最高所の峠(2,172m)を越えます、火山は平穏を装っていますけど実はそこら中から温泉の噴気が立っているので活発に活動しているようです。いつになったらエメラルドグリーンの火口湖を見られるようになるんですかねぇ・・・】


【蓮池(志賀高原の中心地)の駐車場に車を止めて、バスで熊ノ湯まで戻って夏山リフトで登って大沼池を目指しましょう。本日と逆のルートでも行けますけど、こちらから行った方が下りる一方なので楽チンです・・・】


【リフトを降りて10分ほど歩くと渋池に出ます。ここはモウセンゴケ(食虫植物)がたくさん生えてます。ぴらにあが小学生の頃、お弁当の卵焼きやカマボコをモウセンゴケにくっつけて遊んでました。だいたい2日くらいで溶けちゃいます・・・】


【渋池からダラダラ登ります、これが意外とキツイ。ぴら奥さんと小娘さんはだんだん遅れて見えなくなってしまいました・・・】


【小一時間で四十八池という高層湿原に出ます。正面の志賀山は去年登りましたよね。ぴら奥さんたちは5分ほど遅れてやって来ました・・・】


【四十八池を渡るといよいよ長い階段、高低差200mをひたすら下ります・・・】


【15分くらいで大沼池が見えてきました。一緒に下っている家族連れの坊ちゃんたちは足元がビーサン(パパもクロックス)なんですけど大丈夫ですかねぇ・・・】


【約30分で下りきって赤い鳥居に出ました。実はこのコバルトブルーの池は強酸性のため、全く魚が住んでないそうです。蛇は酸性に強いのかしらん・・・】


【ご神体は木のうろにありました。ここは本道からちょっと外れるのであんまり人が来ないようです・・・】


【立派なサルノコシカケを発見、よほど取って売ろうかと思いましたけどバチが当たると怖いので・・・】


【湖畔でお湯を沸かしてカップラーメンを食べようと思いましたが、ポツポツ雨が降ってきたので休憩所(なんと営業中)でおそばと姫竹の味噌汁(隠し味にサバ缶入り)を食べました・・・】


【鳥居の反対側を通ってバス停を目指しますが、どんどん雲行きが怪しくなってきました。湖面にさざ波が立っているのかと思いきや、雨粒の波紋みたいです・・・】


【さっきまで晴れてたのにいきなり土砂降りですよ、写真じゃよくわかりませんけど逃げる場所も無いのでヤケッパチで歩いてますよ。タブレットやデジカメ等の電装類は全てビニール袋に入れました・・・】


【白いペンキをぶっかけたような葉っぱはマタタビ、この枝や葉っぱをニャンコに持って帰るとホントに酔っ払います。しかしね、こんなの撮ってる場合じゃ無いんですよホント・・・】


【いや~、1時間ほどで止みましたけど雷は凄いしどうなるかと思いました。あと、バスの時間がギリギリだったので間に合わないかと・・・】


【バス停に到着して5分後に駐車場に戻るバスはやって来ました。「どこまで行くの?」と運転手さんに心配されちゃいました・・・】


【駐車場の前の売店はかつてのロープウェイの駅(今は動いてません)を改装したもので、そのまんまロープウェイが残ってました。ジュディオングさん(アサギマダラのコスプレ)はズブ濡れだったにもかかわらずアイス食ってました・・・】
コメント
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