*台北のホテル~台北駅~礁渓駅~礁渓温泉散策~礁渓駅~台北駅~台北のホテル・・・の巻!
頭の中が食い物のコトでいっぱいのぴらにあ(中学生)は高校進学の興味が全く湧きませんでした。当時は偏差値教育の真っ只中&理不尽な生徒指導「腐ったミカンの方程式(かとうまさる~!)」の世界でしたからね。つまり、勉強が出来て先生の言うことをハイハイと聞く生徒の製造工場、ぴらにあは不良品としてゴミ箱へポイの一歩手前ですよ。で、高校に行く意味というのは、少しでもレベルの高い学校に入ることのみ一筋。今と違って「将来、ナニをやりたいの?」なんて聞かれもせず、「オマエの偏差値は〇〇だから××高校だな!」とパズルの一コマのようにはめ込まれるという感じ。そんなぴらにあがいくら「食品添加物ってなんぞや!」とほざいても担任には全く相手にされず、「もう高校には行かない!」と本気で考えていました。でも、やっぱり高校は出ておかないと将来困るだろうと。その頃、巷には朝7時から夜中の11時まで営業しているという小さなスーパーが出現し始めたので(当時は夜中までやっている商店は衝撃的でした)、その店で働きながら(お金があれば好きな食べ物が買える!)定時制高校に通おうと決めてました・・・
しかし、運命の日が訪れます。ちょっとイジワルな同級生のS君が、高校の一覧が載っている黄色い本(KロKロコミックみたいな大きさのヤツ)を見せてくれました。ぴらにあが「高校には行かない!」とほざいているので、少し揶揄ってやろうと思ったのでしょう。その本には名門私立からフツーの私立、とんでもない私立(金次第で誰でも入れる)、学区毎の都立の普通科(当時の普通科は指定された地区の学校にしか進学できませんでした)が全て偏差値の高い順に、そして後ろの方に職業高校も載っていました。いわゆる工業高校や商業高校みたいなヤツです。その最後にN業高校が見開きで6校載ってました(完全に泡沫扱い)。「ふ~ん・・・」みたいな感じでしたが、ちょっと面白そうだなと思いました。N業といえば土にまみれて畑を耕すというイメージでしたが、その本には「食品」を専門的に学ぶ学科もあると書いてあります。食品が学べる?・・・、手に汗がべっとりと滲んできました。その中の記述に「食品添加物についても・・・」と、え~!、公立高校で食品添加物が勉強できるんですか~!(フテ腐れる前によく調べましょう)
もうN業高校に行くと2秒で決めて、家に帰って親に宣言しました。父親は無言でした。たぶん、賛成も反対もしていなくて、ぴらにあの思った通りにすればよいと考えていたのでしょう(ある意味見放されていた)。母親は大反対しました。「N業の勉強をやりたいのなら大学に行ってからにしなさい、高校はフツーの学校に行きなさい!」だそうです。フツーの学校・・・、そうたぶんN業高校はフツーではありません。しかし、この「フツーの学校に行け!」という一言がぴらにあのハートに火を付けました。「絶対にイカレタN業高校に行ってやる!」と。確かにN業高校はフツーではありませんでした。個性豊かな先生たちのイカレタ熱意はハンパなかったのです。でも、義務教育(特に中学校)の生徒をひとつの部品として扱っていた感覚とは違って、N業高校の先生たちは生徒を「生き物」として見てくれていました。自分の受け持ちの生徒がナニを考えて、ナニを求めて、どうやって生きていきたいのかを考えてくれているのがよくわかりました。色々と厳しかったのは事実ですが、決して理不尽ではありませんでした。ぴらにあは相変わらず学校は苦手でしたが、本当にN業高校に入ってよかったと思いました・・・
さて、N業高校進学に大反対していた母親ですが、ぴらにあが入学してしばらく経った頃にこう言いました。「アンタ、ホントにいい学校に入ったわね、先生たちもみんな熱心でステキよ!」だそうです。あの時にもしR天市場があったら、「母親の口を留める専用ステープラ(絶対外れないヤツ)」を大量購入していたに違いありません。その母親は今どうしているのかといえば、食品添加物たっぷりのポテチを自分で買ってきてポリポリ食ってます。「子供の頃に買ってくれなかったろ!」と突っ込んだら、「アタシがそんなこと言った?」だそうです。今ならステープラ売ってますかね・・・
【本日のモーニングも街角飯糰でございます。どれにしようか悩んだら、招牌(オススメ!)と書いてあるのを選べばいいのですが、だいたい一番高いです。「玉子焼き入れる?、美味しいよ!」とオバちゃんが勧めるのでサービスだと思ったら、しっかり10元取られました・・・】
【台北駅から旧型の自強号(E1000型)に乗って礁渓温泉まで日帰りでGO!。E1000型は前後に電気機関車が付いていて、客車が挟まれているプッシュ・プル(PP)型です・・・】
【客車の中はちょっと古い感じですが、足元は高雄から乗ってきた電車タイプよりずっと広くて快適です。しかしガラガラですね・・・】
【台北から礁渓までは2時間弱、田んぼが広がって昔の内房線みたいな景色が続きます・・・】
【E1000型は見た目からナマズ車とか猪車とか、PP猪とか。機関車は南アフリカ製、客車は韓国製だそうです・・・】
【礁渓駅のホームに下りると、次の列車は時刻表に乗ってない便名だったので少し待ってましたら、ちょっと珍しい客車列車がやってきました・・・】
【「環島」って書いてありますけど、台北発台北行き、台湾グルリと右回り観光列車みたいです。う~ん、乗ってみたいス・・・】
【客車の方は「ありの~、あしは~、6本なのよ~!」的なキャラクターふんだんに、小娘さんが喜びそうです・・・】
【礁渓駅舎は近代的な感じです・・・】
【謎のオブジェの向こうが温泉街ですかね。駅前にはミニバスは入ってきますが、台北とかから来る長距離バスのターミナルは別の所みたいです・・・】
【礁渓駅から少し坂を上ってくると温泉キャラクターの二人がお出迎え、シャオくんとジーちゃんですかね・・・(礁渓はシャオジーと読むそうです)】
【コチラ、地図で見ると玉石共同浴場という無料のお風呂らしいんですが・・・】
【勇気を出して中に入ると中途半端な深さの日向水系?、とても入浴できそうな雰囲気と温度ではありません。でも、「入るな!」とか、「やってません!」とも書いてません。それよりもビックリしたのが、Hームレスみたいな人が写真の右の方でヒザを抱えてスマホいじってました・・・】
【もう1軒、ちゃんとした無料の共同浴場もありましたが、例によっておじぃさんの芋洗い状態で諦めました。とりあえず、街角ジャックフルーツです・・・】
【コチラは公園の中にある有料の温泉(80元)です。カギのかかるロッカーもあって、お湯の温度も43℃で気持ちよかったです・・・】
【ドクターフィッシュは50元です、くすぐったくて苦手なのでやりませんでした・・・】
【無料の足湯公園もありますが、所々渡し板が壊れていたりするので気をつけましょう。ここのお湯も温度が高めで気持ちいいです・・・】
【ランチはファストフード的なローカル麺店で炸醤麺、パクチーサラダの湯葉巻、ワラビのおひたしでハオチーです・・・】
【もう、こういう一膳飯屋的なのがぴらにあ大好きです。もっと色々と食べ買ったのですが、一皿の盛りが多いのでムリですね。また来ましょう・・・】
【台湾は山菜系の料理が多いのでいいですよね・・・】
【食堂の隣はステキなお寺がありました・・・】
【さて、帰りも自強号ですが料金が行きの列車より少しだけ安いんです。時刻表を見ると「柴油」って書いてありますが・・・】
【やった~、ディーゼル特急でした~!。トイレも旧式ですがキレイでステキです・・・】
【DR3100型の基本編成は「先頭車-中間車-先頭車」の3両編成ですが、それが3セット連結でなんと9両編成です。この車両は日本製です・・・】
【あのですね、運転席の隣のスペースにいわゆるオタ席(ほぼ個室)があるんですよ。いかにも台鉄分が多そうなお兄さんが一人で座ってました・・・】
【台湾の優等列車はそれぞれ編成が長いので、停止位置はよく調べてから行かないと歩くことになりますからご注意を・・・】
【ディナーは前日に続いてホテル近くの自助餐へ、お肉系に比べてお魚系のオカズは高い(2倍くらい)というのを知りました。なお、スープだと思って取ったら甘々のお汁粉でした~!(美味しかったですけど)】
頭の中が食い物のコトでいっぱいのぴらにあ(中学生)は高校進学の興味が全く湧きませんでした。当時は偏差値教育の真っ只中&理不尽な生徒指導「腐ったミカンの方程式(かとうまさる~!)」の世界でしたからね。つまり、勉強が出来て先生の言うことをハイハイと聞く生徒の製造工場、ぴらにあは不良品としてゴミ箱へポイの一歩手前ですよ。で、高校に行く意味というのは、少しでもレベルの高い学校に入ることのみ一筋。今と違って「将来、ナニをやりたいの?」なんて聞かれもせず、「オマエの偏差値は〇〇だから××高校だな!」とパズルの一コマのようにはめ込まれるという感じ。そんなぴらにあがいくら「食品添加物ってなんぞや!」とほざいても担任には全く相手にされず、「もう高校には行かない!」と本気で考えていました。でも、やっぱり高校は出ておかないと将来困るだろうと。その頃、巷には朝7時から夜中の11時まで営業しているという小さなスーパーが出現し始めたので(当時は夜中までやっている商店は衝撃的でした)、その店で働きながら(お金があれば好きな食べ物が買える!)定時制高校に通おうと決めてました・・・
しかし、運命の日が訪れます。ちょっとイジワルな同級生のS君が、高校の一覧が載っている黄色い本(KロKロコミックみたいな大きさのヤツ)を見せてくれました。ぴらにあが「高校には行かない!」とほざいているので、少し揶揄ってやろうと思ったのでしょう。その本には名門私立からフツーの私立、とんでもない私立(金次第で誰でも入れる)、学区毎の都立の普通科(当時の普通科は指定された地区の学校にしか進学できませんでした)が全て偏差値の高い順に、そして後ろの方に職業高校も載っていました。いわゆる工業高校や商業高校みたいなヤツです。その最後にN業高校が見開きで6校載ってました(完全に泡沫扱い)。「ふ~ん・・・」みたいな感じでしたが、ちょっと面白そうだなと思いました。N業といえば土にまみれて畑を耕すというイメージでしたが、その本には「食品」を専門的に学ぶ学科もあると書いてあります。食品が学べる?・・・、手に汗がべっとりと滲んできました。その中の記述に「食品添加物についても・・・」と、え~!、公立高校で食品添加物が勉強できるんですか~!(フテ腐れる前によく調べましょう)
もうN業高校に行くと2秒で決めて、家に帰って親に宣言しました。父親は無言でした。たぶん、賛成も反対もしていなくて、ぴらにあの思った通りにすればよいと考えていたのでしょう(ある意味見放されていた)。母親は大反対しました。「N業の勉強をやりたいのなら大学に行ってからにしなさい、高校はフツーの学校に行きなさい!」だそうです。フツーの学校・・・、そうたぶんN業高校はフツーではありません。しかし、この「フツーの学校に行け!」という一言がぴらにあのハートに火を付けました。「絶対にイカレタN業高校に行ってやる!」と。確かにN業高校はフツーではありませんでした。個性豊かな先生たちのイカレタ熱意はハンパなかったのです。でも、義務教育(特に中学校)の生徒をひとつの部品として扱っていた感覚とは違って、N業高校の先生たちは生徒を「生き物」として見てくれていました。自分の受け持ちの生徒がナニを考えて、ナニを求めて、どうやって生きていきたいのかを考えてくれているのがよくわかりました。色々と厳しかったのは事実ですが、決して理不尽ではありませんでした。ぴらにあは相変わらず学校は苦手でしたが、本当にN業高校に入ってよかったと思いました・・・
さて、N業高校進学に大反対していた母親ですが、ぴらにあが入学してしばらく経った頃にこう言いました。「アンタ、ホントにいい学校に入ったわね、先生たちもみんな熱心でステキよ!」だそうです。あの時にもしR天市場があったら、「母親の口を留める専用ステープラ(絶対外れないヤツ)」を大量購入していたに違いありません。その母親は今どうしているのかといえば、食品添加物たっぷりのポテチを自分で買ってきてポリポリ食ってます。「子供の頃に買ってくれなかったろ!」と突っ込んだら、「アタシがそんなこと言った?」だそうです。今ならステープラ売ってますかね・・・
【本日のモーニングも街角飯糰でございます。どれにしようか悩んだら、招牌(オススメ!)と書いてあるのを選べばいいのですが、だいたい一番高いです。「玉子焼き入れる?、美味しいよ!」とオバちゃんが勧めるのでサービスだと思ったら、しっかり10元取られました・・・】
【台北駅から旧型の自強号(E1000型)に乗って礁渓温泉まで日帰りでGO!。E1000型は前後に電気機関車が付いていて、客車が挟まれているプッシュ・プル(PP)型です・・・】
【客車の中はちょっと古い感じですが、足元は高雄から乗ってきた電車タイプよりずっと広くて快適です。しかしガラガラですね・・・】
【台北から礁渓までは2時間弱、田んぼが広がって昔の内房線みたいな景色が続きます・・・】
【E1000型は見た目からナマズ車とか猪車とか、PP猪とか。機関車は南アフリカ製、客車は韓国製だそうです・・・】
【礁渓駅のホームに下りると、次の列車は時刻表に乗ってない便名だったので少し待ってましたら、ちょっと珍しい客車列車がやってきました・・・】
【「環島」って書いてありますけど、台北発台北行き、台湾グルリと右回り観光列車みたいです。う~ん、乗ってみたいス・・・】
【客車の方は「ありの~、あしは~、6本なのよ~!」的なキャラクターふんだんに、小娘さんが喜びそうです・・・】
【礁渓駅舎は近代的な感じです・・・】
【謎のオブジェの向こうが温泉街ですかね。駅前にはミニバスは入ってきますが、台北とかから来る長距離バスのターミナルは別の所みたいです・・・】
【礁渓駅から少し坂を上ってくると温泉キャラクターの二人がお出迎え、シャオくんとジーちゃんですかね・・・(礁渓はシャオジーと読むそうです)】
【コチラ、地図で見ると玉石共同浴場という無料のお風呂らしいんですが・・・】
【勇気を出して中に入ると中途半端な深さの日向水系?、とても入浴できそうな雰囲気と温度ではありません。でも、「入るな!」とか、「やってません!」とも書いてません。それよりもビックリしたのが、Hームレスみたいな人が写真の右の方でヒザを抱えてスマホいじってました・・・】
【もう1軒、ちゃんとした無料の共同浴場もありましたが、例によっておじぃさんの芋洗い状態で諦めました。とりあえず、街角ジャックフルーツです・・・】
【コチラは公園の中にある有料の温泉(80元)です。カギのかかるロッカーもあって、お湯の温度も43℃で気持ちよかったです・・・】
【ドクターフィッシュは50元です、くすぐったくて苦手なのでやりませんでした・・・】
【無料の足湯公園もありますが、所々渡し板が壊れていたりするので気をつけましょう。ここのお湯も温度が高めで気持ちいいです・・・】
【ランチはファストフード的なローカル麺店で炸醤麺、パクチーサラダの湯葉巻、ワラビのおひたしでハオチーです・・・】
【もう、こういう一膳飯屋的なのがぴらにあ大好きです。もっと色々と食べ買ったのですが、一皿の盛りが多いのでムリですね。また来ましょう・・・】
【台湾は山菜系の料理が多いのでいいですよね・・・】
【食堂の隣はステキなお寺がありました・・・】
【さて、帰りも自強号ですが料金が行きの列車より少しだけ安いんです。時刻表を見ると「柴油」って書いてありますが・・・】
【やった~、ディーゼル特急でした~!。トイレも旧式ですがキレイでステキです・・・】
【DR3100型の基本編成は「先頭車-中間車-先頭車」の3両編成ですが、それが3セット連結でなんと9両編成です。この車両は日本製です・・・】
【あのですね、運転席の隣のスペースにいわゆるオタ席(ほぼ個室)があるんですよ。いかにも台鉄分が多そうなお兄さんが一人で座ってました・・・】
【台湾の優等列車はそれぞれ編成が長いので、停止位置はよく調べてから行かないと歩くことになりますからご注意を・・・】
【ディナーは前日に続いてホテル近くの自助餐へ、お肉系に比べてお魚系のオカズは高い(2倍くらい)というのを知りました。なお、スープだと思って取ったら甘々のお汁粉でした~!(美味しかったですけど)】
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