*新幹線で飛行機のチケットを買いに行く?・・・の巻!
いよいよ3日目はちぴら念願の700T系新幹線に乗りに行く。冷泉行きチケット騒動を反省して、昨日のうちに自動券売機で買っておいた。台湾語の指示に戸惑っていると、後ろで見ていたおじさんが「ココ、ココ!」ってボタンを教えてくれる。う~ん、ここに限らず台湾の人ってなんて親切なんだろう・・・
台湾新幹線は台北~左営(在来線で高雄へ2駅)まで8つの駅がある、営業距離は345Kmで東京~名古屋とほぼ同じ。途中、台中にだけ止まる最速列車で台北~左営で96分、ぴらにあたちが乗った各駅停車で120分、ちなみに在来線特急の自強号だと4時間くらいかかるらしい。磁気タイプのチケットを自動改札に入れて(在来線は懐かしいキップ切りの駅員さんがいる)、台北駅の地下ホームに下りていくと、いましたよオレンジのラインがステキな700T系新幹線。横からだと山陽新幹線のレールスターに似てるけど、先頭部分は日本の700系より鼻が短くて、500系と700系を足して2で割ったような感じ。予約した453号の車内に入ると、コレはまさに700系そのまんま、当たり前だけど・・・。上着用のフックやテーブル、電光掲示板まであまりに日本のと同じだから、台湾語の表示がなかったら東海道新幹線に乗ってるような気分になる。アナウンスで『いい日旅立ち♪』は流れませんけど・・・
一面の田んぼ、所々ヤシの木やパパイヤ、はたまたウナギ養殖池の中を300Km/h近くで疾走する700T系。ほとんど揺れなくて快適だけど、正直言って昨日乗った自強号やろ光号の方が旅の趣がある。座席も在来線の方が広いし。時々駅に止まる、しかし駅の周りは何も無し。在来線と同じ駅名が付いていても、町とはかなり離れた所に新幹線の駅を建設したらしい、駅によると市街地まで小一時間とか。ピッタリ2時間で左営駅に到着、在来線に乗り換えて高雄までと思ったら、時刻表によると30分以上も高雄方面行きの列車がやって来ない。外のバスターミナル(灼熱)に出てみると、案内人と思われるおっちゃんが「すぐ来る!(もちろん台湾語で)」みたいなことを言ってるけど、全然バスが来る気配がないし。「あづい~!」ってもう溶けかかってるちぴら、確かに台北より暑い。しょうがないからタクシーを止めて乗り込む。「日本人?」って手に文字を書いてこっちへ見せるタクシーの運ちゃん、「そうです!」と日本語答えると「ヤ~!」と叫んで猛スピードで走り出す。交差点でも赤信号でも渋滞でもほとんど止まらず、何度か二人乗りのバイクを轢きそうになり、30分ずーっと笑いながら爆走で高雄駅に到着。いや~、あまりの恐怖で涼しくなりましたよ・・・
さて、高雄駅に着いたら帰りのエアチケットを手に入れなくちゃ。ホントは台北で買っておきたかったけど、旅行会社がどうしても見つからなかった。ガイドブックには『高雄駅前に格安チケットも取り扱っている旅行会社がある』と書いてあるから行ってみよう。・・・って、すぐにお店は見つかったけど、コレってガイドブックに書いてある旅行会社か?。本に載ってるくらいだから、『J○B』や『近ツ☆』みたいな大手の店かと思ってたら、どう見えても場末の怪しいチケット屋にしか見えない。シャッターは開いてるけど、薄暗い店内で子供が3人で遊んでるのが見える。「お休みですか?」と日本語で聞いてみると、「ノー、ノー!」って中にいたおばちゃん。「タイペイ、チケット、トゥデイ?」ってカタカナ英語で聞いてくれてるから、旅行社なのは間違いないらしい。仕事用のパソコンで遊んでた子供たちを追い払って、何やらカタカタ打ち始めるおばちゃん、子供は負けずに別のパソコンで遊び始めてるし。おじさんも中から出てきて子供を追い払って、「どの時間の飛行機がいいの?」と時間表(雑なコピーの紙)を見せてくれる。「パスポートを出して!」というから渡したけど、な~んかとっても不安・・・。待つこと15分、「大人1,600元(6,400円)、子供1,000元(4,000円)でどう?」って紙に書いて、「どう?」ってエアチケットって値切れるのか?
台北~左営の新幹線料金は1,490元だったから、飛行機はもっと高いと思ってた。おじさんにもらった電子チケットの予約シート(プリンターで印刷した紙っ切れ)には『成人2,160元』と書いてあるけど、払ったのは1,600元ポッキリだから25%引きでした。「サンキュー、サンキュー、バイバ~イ!」と一家で見送ってくれた旅行社のみなさん、いきなり外国人の飛び込みだったのに、ホントお世話になりました。また高雄に来た時はどうぞよろしくお願いします!
【台北駅地下ホームの700T系新幹線、どの車両もなぜか先頭部分は血だらけ。キジでも跳ね飛ばして走ってるのか・・・】
【今のところ南行きの終点は左営駅、そのうち高雄駅まで伸びるらしい。乗ったのは各駅停車だったからか、最高速の300Km/hは出ずに残念・・・】
【自動改札にキップを通す時は裏向きに入れないとダメ。ガイドブックにも「間違えないように!」と書いてあったけど、地元民もかなり戸惑っていた。出札時に回収されないからオミヤゲにどうぞ・・・】
【700T系はどれも普通車11両+ビジネス車1両の12両編成。テーブルの案内図まで東海道・山陽新幹線のと同じ・・・】
【昔の長野駅みたいな旧高雄駅舎、この左隣に現在の高雄駅がある。駅構内でジュースを飲んでいたら、台湾のおばあちゃん(日本語が上手)に声を掛けられてモテモテの若旦那・・・】
【見るからにアヤシイ雰囲気なんて言ったら失礼、とっても親切だった格安チケット屋さん。JCBカードもちゃんと使えた・・・】
いよいよ3日目はちぴら念願の700T系新幹線に乗りに行く。冷泉行きチケット騒動を反省して、昨日のうちに自動券売機で買っておいた。台湾語の指示に戸惑っていると、後ろで見ていたおじさんが「ココ、ココ!」ってボタンを教えてくれる。う~ん、ここに限らず台湾の人ってなんて親切なんだろう・・・
台湾新幹線は台北~左営(在来線で高雄へ2駅)まで8つの駅がある、営業距離は345Kmで東京~名古屋とほぼ同じ。途中、台中にだけ止まる最速列車で台北~左営で96分、ぴらにあたちが乗った各駅停車で120分、ちなみに在来線特急の自強号だと4時間くらいかかるらしい。磁気タイプのチケットを自動改札に入れて(在来線は懐かしいキップ切りの駅員さんがいる)、台北駅の地下ホームに下りていくと、いましたよオレンジのラインがステキな700T系新幹線。横からだと山陽新幹線のレールスターに似てるけど、先頭部分は日本の700系より鼻が短くて、500系と700系を足して2で割ったような感じ。予約した453号の車内に入ると、コレはまさに700系そのまんま、当たり前だけど・・・。上着用のフックやテーブル、電光掲示板まであまりに日本のと同じだから、台湾語の表示がなかったら東海道新幹線に乗ってるような気分になる。アナウンスで『いい日旅立ち♪』は流れませんけど・・・
一面の田んぼ、所々ヤシの木やパパイヤ、はたまたウナギ養殖池の中を300Km/h近くで疾走する700T系。ほとんど揺れなくて快適だけど、正直言って昨日乗った自強号やろ光号の方が旅の趣がある。座席も在来線の方が広いし。時々駅に止まる、しかし駅の周りは何も無し。在来線と同じ駅名が付いていても、町とはかなり離れた所に新幹線の駅を建設したらしい、駅によると市街地まで小一時間とか。ピッタリ2時間で左営駅に到着、在来線に乗り換えて高雄までと思ったら、時刻表によると30分以上も高雄方面行きの列車がやって来ない。外のバスターミナル(灼熱)に出てみると、案内人と思われるおっちゃんが「すぐ来る!(もちろん台湾語で)」みたいなことを言ってるけど、全然バスが来る気配がないし。「あづい~!」ってもう溶けかかってるちぴら、確かに台北より暑い。しょうがないからタクシーを止めて乗り込む。「日本人?」って手に文字を書いてこっちへ見せるタクシーの運ちゃん、「そうです!」と日本語答えると「ヤ~!」と叫んで猛スピードで走り出す。交差点でも赤信号でも渋滞でもほとんど止まらず、何度か二人乗りのバイクを轢きそうになり、30分ずーっと笑いながら爆走で高雄駅に到着。いや~、あまりの恐怖で涼しくなりましたよ・・・
さて、高雄駅に着いたら帰りのエアチケットを手に入れなくちゃ。ホントは台北で買っておきたかったけど、旅行会社がどうしても見つからなかった。ガイドブックには『高雄駅前に格安チケットも取り扱っている旅行会社がある』と書いてあるから行ってみよう。・・・って、すぐにお店は見つかったけど、コレってガイドブックに書いてある旅行会社か?。本に載ってるくらいだから、『J○B』や『近ツ☆』みたいな大手の店かと思ってたら、どう見えても場末の怪しいチケット屋にしか見えない。シャッターは開いてるけど、薄暗い店内で子供が3人で遊んでるのが見える。「お休みですか?」と日本語で聞いてみると、「ノー、ノー!」って中にいたおばちゃん。「タイペイ、チケット、トゥデイ?」ってカタカナ英語で聞いてくれてるから、旅行社なのは間違いないらしい。仕事用のパソコンで遊んでた子供たちを追い払って、何やらカタカタ打ち始めるおばちゃん、子供は負けずに別のパソコンで遊び始めてるし。おじさんも中から出てきて子供を追い払って、「どの時間の飛行機がいいの?」と時間表(雑なコピーの紙)を見せてくれる。「パスポートを出して!」というから渡したけど、な~んかとっても不安・・・。待つこと15分、「大人1,600元(6,400円)、子供1,000元(4,000円)でどう?」って紙に書いて、「どう?」ってエアチケットって値切れるのか?
台北~左営の新幹線料金は1,490元だったから、飛行機はもっと高いと思ってた。おじさんにもらった電子チケットの予約シート(プリンターで印刷した紙っ切れ)には『成人2,160元』と書いてあるけど、払ったのは1,600元ポッキリだから25%引きでした。「サンキュー、サンキュー、バイバ~イ!」と一家で見送ってくれた旅行社のみなさん、いきなり外国人の飛び込みだったのに、ホントお世話になりました。また高雄に来た時はどうぞよろしくお願いします!
【台北駅地下ホームの700T系新幹線、どの車両もなぜか先頭部分は血だらけ。キジでも跳ね飛ばして走ってるのか・・・】
【今のところ南行きの終点は左営駅、そのうち高雄駅まで伸びるらしい。乗ったのは各駅停車だったからか、最高速の300Km/hは出ずに残念・・・】
【自動改札にキップを通す時は裏向きに入れないとダメ。ガイドブックにも「間違えないように!」と書いてあったけど、地元民もかなり戸惑っていた。出札時に回収されないからオミヤゲにどうぞ・・・】
【700T系はどれも普通車11両+ビジネス車1両の12両編成。テーブルの案内図まで東海道・山陽新幹線のと同じ・・・】
【昔の長野駅みたいな旧高雄駅舎、この左隣に現在の高雄駅がある。駅構内でジュースを飲んでいたら、台湾のおばあちゃん(日本語が上手)に声を掛けられてモテモテの若旦那・・・】
【見るからにアヤシイ雰囲気なんて言ったら失礼、とっても親切だった格安チケット屋さん。JCBカードもちゃんと使えた・・・】
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