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昨日の夜、晩ご飯を食べてくつろいでいると、下の駐車場の方からコドモの悲鳴が聞こえた。恐る恐るベランダから覗いてみると、お隣のお兄ちゃん(中学生と小学生)とMちゃん(ちぴらと同じ保育園)、下の階のYくん(ネコ車好きの約2才)が、キャーキャー言いながらクワガタ捕りをしていた。駐車場の常夜灯をシノダケでひっぱたいて、落ちてくるクワガタを一生懸命に4人で集めている。「いきたい~!」というちぴらと一緒に降りていくと・・・
ヒラタクワガタ(オス)とノコギリクワガタ(オス)を両手に持って、得意満面のお兄ちゃん(中学生)。ちぴらもノコギリのメスを見つけて喜ぶ。それを見ていたYくん、「ちょうだい~!」とお兄ちゃんを追いかけるけど、「自分で捕りなよ!」と突き放すお兄ちゃん。そう、お兄ちゃんの言うとおり、虫取りは自分で捕まえなきゃダメだ。それでも「クワガタちょうだい~!」と諦めないYくん、とうとうお兄ちゃんが粋な提案をした。「Yくんの虫カゴに入っているコガネムシと、お兄ちゃんのノコギリクワガタ(オス)を交換しよう」と言う。う~ん、やっぱり中学生は違うな・・・と思ってみていると、「コガネムシは手放したくない!」というYくん。なんとも、せっかくクワガタを手に入れるチャンスをもらったのに、みすみす捨てるYくん・・・
そんなコトをやっているうちに、Yくんのコガネムシが虫カゴから逃げた。お兄ちゃんの方にトコトコ歩いていって、「コガネムシ逃げちゃったの。だからね、クワガタちょうだい!」ってムチャクチャな要求をするYくんだ。そんな感じで、お金のかからない僻地の夜遊びは続く・・・
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