ぴらにあの写真館 in 伊豆大島→都会へ(新・日記帳)

8年間の伊豆大島生活から都会へ移住しました…
旧日記帳(ODNまいぺーじの思い出)は、BOOK MARKよりどうぞ!

プロフィールのページを「ナゾの百年石(その2)」に更新しました!

2006-09-10 17:30:50 | まいぺーじ写真館
 中和用の石灰岩はそのままだと酸性の水にあまり溶けないから、細かく砕いて(75ミクロンの粒子にする)、水に溶いて石灰乳にして湯川へと流す。石灰(炭酸カルシウム)が温泉の無機酸(硫酸や塩酸)と反応して、カルシウム塩(硫酸カルシウムや塩化カルシウム)と水と二酸化炭素(泡)ができる・・・って、中和反応の難しい仕組み。

 ちなみに、中和の時にできた硫酸カルシウム(石膏)は水に溶けないので、下流の品木ダムで沈殿させて浚渫して、土壌改良材として使っているらしい・・・

【炭酸カルシウムと硫酸の中和反応式】
CaCO + HSO → CaSO↓ + CO ↑ + HO (たぶん・・・

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