箆柄暦『箆柄日記(ぴらつかにっき)』

沖縄へ流れ着いた箆柄暦のぴらつかさんの
沖縄的日常とか、イベントの感想とかを綴る。
戻れぬ 旅だよ 人生は…。

ウチナーグチ講座も発表会

2006-04-11 23:21:55 | 箆柄日記
桜坂劇場のワークショップ、先週土曜日の映画製作講座に続き、平良進さん・とみさんが講師を務めた「沖縄芝居で学ぶウチナーグチ講座」も終了。マスコミも呼んで唄や寸劇を披露とのことで、見学しに行く。


桜坂劇場の二階にあるいつもの部屋に入るとすでにリハ中で、太鼓が鳴り三線が響き、着物を付けた受講生達の唄声と笑い声に満ちていた。私の受講した映画製作講座と同じ教室なのに、また違った趣で驚いた。

先週、映画製作講座の受講生達が賑やかに打ち上げをしているところを見て、ある講座の人から羨ましいといわれた。講座によってはこういう盛り上がりにはならなかったコースもあったようだ。ウチナーグチ講座は、これだけの受講生が最後まで残ったのだから楽しい講座だったに違いない。


雑然とした舞台裏にあった飲み物やお菓子の感じがホントの沖縄芝居の楽屋っぽかった。

平良進さん・とみさんが、受講生達をとても可愛がっていたことが特に印象に残った。進さんのみんなを元気づけるように華やかす三線。出番前に生徒の着物を直すとみさんのかいがいしい姿。おかげでみなさんのびのびと演技できていた。テレビ局、新聞社、雑誌社ら報道陣まで楽しそうに取材していた。

ところで最初に口上をのべた男の人、何処かで見た顔と思ったら、以前取材で一緒になったことのあるFM沖縄のスタッフだった。話しかけると幾分高揚した感じで声が弾んでいた。取材先で会った時の印象とは全然違っていた。ちょっと微笑ましい。

気が付くと映画講座の友達も見学に来ていた。おなじチームで作品を作った仲間と、FM沖縄のスタッフは同級生なのだそうだ。同じく映画講座の友達の奥さんや同僚も、今日のお浚い会に出演していたりして、桜坂劇場で一気にいろいろつながった。

真喜屋監督もビデオカメラ回していた。桜坂劇場を舞台に人と人がつながっていくという筋書きの物語が回り始めたというところかな、と。(ちょっと表現が臭かったか…)

追記:
翌日の琉球新報、沖縄タイムス両紙で、写真入りの大きめの記事が踊った。第二期は早めに申し込まないとすぐいっぱいだろうな…。

 ◎「実践 行動 体験 ワークショップ」[第二期募集
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