箆柄暦『箆柄日記(ぴらつかにっき)』

沖縄へ流れ着いた箆柄暦のぴらつかさんの
沖縄的日常とか、イベントの感想とかを綴る。
戻れぬ 旅だよ 人生は…。

新装刊! 箆柄暦『十月の沖縄』2006校了

2006-09-22 12:47:34 | 箆柄日記
昼前から印刷屋さんの出張校正室に詰めて、箆柄暦『十月の沖縄』の最終段階に立ち会う。

今回は、A2紙一枚のモノクロ両面刷りを折りたたんだものから、一気にAB判のフルカラー48ページになったため、いろんな人が関わり、いろんな要素が含まれていて、自分一人の範疇を遙かに超えた作業になった。チームプレーは苦手なのに…。

といっても、結局最後に校了の判断を出すのは箆柄暦編集室(自分と東京担当高橋)。出張校正室にパソコンを持ち込んで、各頁のデザイナーから最終のデータが上がってくるのをチェックして、出力用に整えて、下阪して、プルーフを校正して、チェックしてミスがあったらその場で直して、ようやく校了、を繰り返し。ついに前ページ校了したのは9時頃だったか。

久し振りに印刷の現場に立ち会うと、錘_(ほぼマルコメ吹jやインクの匂いが懐かしい。ソフトウェアは進歩しているけれど、それまでのバージョンが無限のデータバリエーションを創り出し、混迷は深まっている感じ。だけど現場の人とお話をすると、だいたい事情が分かる。

なるほど、でもそれだったら力業よりPDFからの出力が一番の解決じゃん。というわけで、InDesign(これレイアウトソフトじゃないよね、集版ソフトでありRIPだ)のタフさのおかげで、およそのことは吸収できて校了。好きな2バイトフォントを使いまくっても誰にも文句は言われない。良い時代になった。

気が付けばこれから毎月これをやるんだなと。創刊以来、冊子化は夢のまた夢だったし、だいたい何がどうなったら実現できるのかの段取りも分かっていなかった。冊子化されたらされたで、どんな苦労があるのか知るのもこれからだろう。

けどまあ、最低でも一年間はこの体制でやってみようと思っている。やってりゃまた何かあるでしょう。

というわけで、『生活の柄』で打ち上げへ。モリトさんの料理美味いよ。センスだねこりゃまったく。

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沖縄スタイル編集長の権さんとも久し振りに再会したりして、ビール一杯が三杯分くらい回る夜でした。
コメント
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