ちえジョンのステキな歌声と
ステキなボーイフレンドたちに乾杯
ステキなボーイフレンドたちに乾杯
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ちえみジョーンズ and har new boyfriends @桜坂劇場
打ち上げ@生活の柄
打ち上げ@生活の柄
良いライブだった。ちえみジョーンズの良いところがじっくり楽しめた。桜坂劇場ホールBは座席数100。立ち見まで出た。興行的にも大成功だったといえるだろう。
本人たちは、前日までお客が入らなかったらどうしようと気をもんだようだ。これまでほとんど対バンありかオムニバス的なライブで、ワンマンライブは2008年5月24日にK-mindで行われた、3rdアルバム『JONES IS MY LIFE』レコ発ライブ以来。その時も一杯だったが、今回はその倍は集客が必要だった。心配して当然だ。
打ち上げの席でも、今回の成功の要因はなんだったんだろうという話にもなった。
まずは、「告知」の重要性だと思う。桜坂劇場では、毎月会報を作って主に県内で15000部以上を配布している。また、地元新聞を始め、紙媒体にもイベント情報を掲載している。ウェブもきちんと更新している。イベントによっては、劇場側がテレビやラジオへの出演を手配することもある。これらの仕鰍ッが、一カ月以上前にちゃんと動き出している。なので、普段以上に告知が行き届いていたのだ。
ここまで徹底して告知を行うことはなかなか難しいが、ライブハウスでもホールでも、ハコを借りた人に対して、最低限の告知を手伝うのも、貸し賃の一部だと思う。
もうひとつの要因は、「ホール」の持つ力だったと思う。ライブハウスという場所は、馴染みのない人には意外に足を踏み入れづらいものだ。音楽関係者でも、初めていくライブハウスのドアを開くのには、多少の勇気が要るだろう。それに、ライブハウスにはお酒とたばこがつきものなので、そういう雰囲気が苦手な人には音楽を聴く環境として受け入れられないだろう。
ごく普通の人、年配の人、子ども連れがライブハウスに行くのはなかなか難しい。しかし、ホールなら誰もが気軽に行ける。
CMなどで、ちえみジョーンズの音楽を知っていながら、いつどこでライブを聴けるのか解らなかった人にも情報が届いたこと、情報を受け取った人が行きやすい場所でライブを行ったことが、ちえみジョーンズの潜在的なファンを会場に集めたと言うことだと思う。
結果からすると当たり前なことなのかも知れないが、当たり前なことが発揮する力の大事さをあらためて認識させられる思いがした。
あとは、いつになく大きな会場なので、本人たちもいつも以上に告知に力を入れただろうし、既存のファンや友人も心配して駆けつけたということもあると思う。
ミュージシャン側にも刺激が合ったはずだ。ライブの後、生活の柄のモリトさんが、「ホールで聞くちえみも新鮮で良かった」と言っていたことが印象に残る。気心の知れた仲間と、お酒を飲みながらリラックスして楽しむのも良いけれど、見知らぬ人たちと一緒に、純粋に音楽を集中して聞くのも良いものだということだ。
ちえジョン本人も、良い緊張感があったはず。今回特に、ちえジョン本人だけでなく、バックミュージシャンの演奏も素晴らしかったので、じっくり聞ける環境でのライブは良かったと思う。
とはいえ、私としてはライブハウスで聴く音楽には、音楽の核がむき出しになる良さがあると思う。あるいは、むき出しの部分だけでも通用する場所でもあるのだと思う。なので、もっと多くの人にライブハウスで抜き身の音楽に触れる楽しみを知ってもらいたいと思う。
ホールでちえみジョーンズのライブを生で楽しんだ人の中には、ライブハウスにも足を運ぶ人もでてくると思う。ライブハウスでお酒を飲みながら聞くちえジョンもまた格別なので、是非体験して欲しい。それに、ライブハウスは、慣れてしまえばとても楽しい場所だ。特に沖縄のライブハウスは、ひとつのコミュニティでもあり、友だちが増えれば居心地も良い。
打ち上げの席の結論は、年に一回くらいは大きな会場でやりたいね、やった方が良いね、やらないといけないね、といったところだった。
そういうふうに出来るようになるためには、それなりの活動のベースや、実力も必要なわけで、どうしたら実現できるかと考えること自体が、ミュージシャンの活動を充実した息の長いものにしていく上でとっても大切だと思う。
箆柄暦としては、沖縄の音楽券\シーンの、情報流通という部分をになっていきたいと思ってやっている。特に、県内イベント情報の県外への告知、県外活動の支援は、うちくらいしかやっているところが無くなってきてしまった。
どこまで出来るか解らないけれど、楽しい打ち上げに混ぜてもらえるよう、これからも続けていきたい。
■ちえみジョーンズ@『田村邦子のマジカルミステリーツアー』
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