楽しくもハードな一日。
まずは、『沖縄の未来を考える 大田昌秀×佐藤勝』。会場は沖縄大学1号館6階。急遽会場を大きな教室に変えたそうだが、300人の教室に400人以上が詰めかけ、通路や階段、廊下や舞台の上にまで人があふれた。
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佐藤氏の話は、琉球新報の連載やブログなどで発信していることをベースに、様々な事例を追加した話。大田さんの話は、戦時中の体験や知事時代の体験をふまえたお話し。それぞれに興味深かった。
二人のクロストークをもっと聞きたかったのだが、大田さんの話がどんどんふくらんで長くなり、クロストークというより順番に話すだけな感じで物足りなかった。
途中で切り上げるつもりだったが、結局最後まで聴いた。最後までいたおかげで、会場で、来週連絡をとろうと思っていた方に会えたのは、ちょうど良かったかな。
急ぎコザに向かう。第1回コザてるりん祭。会場は沖縄市のパルミラ通り。到着すると、ちょうど新良幸人 with よなは徹さんの出番だった。そのあと、仲本興次&玉栄正昭さん、園田エイサーの地方、ゲンちゃんこと前川守賢さんへつ続く豪華リレー。
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そしていよいよ、登川誠仁御大と愛弟子の仲宗根創くん。太鼓は再びゲンちゃん。登川さんは愛弟子の創君が可愛くてしょうがない感じで、一緒に演奏していてとても楽しそう。一緒に舞台に立つときは、演奏も真面目だ(笑)。
創君の演奏は、登川さんの歌い方をトレスしたかのように綺麗に写している。声の出し方から呼吸のタイミングまでぴったり重なる。以前はそれが物まねのようで苦手だったが、ずいぶん自然になってきて、登川さんのエッセンスだけをうまく消化しつつある感じがした。
最後に、園田青年会エイサーのエイサーがあった。なんだか東京にいた頃、エイサーを見に寿町まで行った頃の感じを思い出した。こういう感じがコザ好きにはたまらないのだろう。主催した照屋林次郎さんと藤田正さんに挨拶して帰途につく。
意外と早く那覇に着くことができたので、ライブハウス島唄へ。知名定男さんの次男、定人さんが初のアルバム『島唄半学』を出した記念のライブ。最終ステージの途中に間に合った。ステージには、定人さんと定男さんが立っていた。
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MCで定人さんが、子どもの頃見ていた家庭人としての「知名定男」の話をする。貧乏なのにお金があれば飲んじゃうとか、那覇に仕事で演奏に行ったのにギャラを全部飲んでしまい、「タクシー代を用意しておけ」と奥さんに電話したけど、「歩いて帰ってきなさい」と言われて、仕方なく歩いて帰った話とか、そういう類のお話し。
知名さんも苦笑いしながら「那覇から5時間かかったよ」と返していた。ようやく昔話をステージで笑って言い合える関係になったということなのだろう。定人さんが「孫が出来てからよく笑うようになった」と言っていた。なんだかあったかい雰囲気のステージだった。
その後、ネーネーズがステージに上がり、吉田康子さんも加わったりと、豪華なライブが続いた。短い時間だったが、少しでも見ることが出来て良かったと思った。終わってから、定男さんが近よってきて「息子をよろしく」と話しかけてきた。親ってありがたいなと思った。
さて、今日はこれだけではなく、いろんなイベントが集中していた。大島保克@桜坂劇場も行きたかったのだが、どうしても時間のやり繰りが付かなかった。何でまたみんな同じ日にいろいろやるんだろうな。とくに客層の被っているイベントが重なると、お客さんも出演者ももったいないことになる。
情報を早めに出すようにして、日程を考える際に、似ているイベントや大きなイベントがあるのかどうか、お互いにチェックしたり考慮したらいいのに。これをイベントの平準化というのだけれど、イベントを観光に役立てる上でも、平準化と平準化のための情報の集約は、絶対必要だと思うんだけどな。
とりあえず、箆柄暦に早めに情報を送って下さい。そして、主催者の皆さんには、箆柄暦をチェックして、何かデカイ行事が入っていないか、客層が被る企画がないかどうかに、少しでも有利な日程決めに役立てて欲しいと思います。
まずは、『沖縄の未来を考える 大田昌秀×佐藤勝』。会場は沖縄大学1号館6階。急遽会場を大きな教室に変えたそうだが、300人の教室に400人以上が詰めかけ、通路や階段、廊下や舞台の上にまで人があふれた。
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佐藤氏の話は、琉球新報の連載やブログなどで発信していることをベースに、様々な事例を追加した話。大田さんの話は、戦時中の体験や知事時代の体験をふまえたお話し。それぞれに興味深かった。
二人のクロストークをもっと聞きたかったのだが、大田さんの話がどんどんふくらんで長くなり、クロストークというより順番に話すだけな感じで物足りなかった。
途中で切り上げるつもりだったが、結局最後まで聴いた。最後までいたおかげで、会場で、来週連絡をとろうと思っていた方に会えたのは、ちょうど良かったかな。
急ぎコザに向かう。第1回コザてるりん祭。会場は沖縄市のパルミラ通り。到着すると、ちょうど新良幸人 with よなは徹さんの出番だった。そのあと、仲本興次&玉栄正昭さん、園田エイサーの地方、ゲンちゃんこと前川守賢さんへつ続く豪華リレー。
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そしていよいよ、登川誠仁御大と愛弟子の仲宗根創くん。太鼓は再びゲンちゃん。登川さんは愛弟子の創君が可愛くてしょうがない感じで、一緒に演奏していてとても楽しそう。一緒に舞台に立つときは、演奏も真面目だ(笑)。
創君の演奏は、登川さんの歌い方をトレスしたかのように綺麗に写している。声の出し方から呼吸のタイミングまでぴったり重なる。以前はそれが物まねのようで苦手だったが、ずいぶん自然になってきて、登川さんのエッセンスだけをうまく消化しつつある感じがした。
最後に、園田青年会エイサーのエイサーがあった。なんだか東京にいた頃、エイサーを見に寿町まで行った頃の感じを思い出した。こういう感じがコザ好きにはたまらないのだろう。主催した照屋林次郎さんと藤田正さんに挨拶して帰途につく。
意外と早く那覇に着くことができたので、ライブハウス島唄へ。知名定男さんの次男、定人さんが初のアルバム『島唄半学』を出した記念のライブ。最終ステージの途中に間に合った。ステージには、定人さんと定男さんが立っていた。
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MCで定人さんが、子どもの頃見ていた家庭人としての「知名定男」の話をする。貧乏なのにお金があれば飲んじゃうとか、那覇に仕事で演奏に行ったのにギャラを全部飲んでしまい、「タクシー代を用意しておけ」と奥さんに電話したけど、「歩いて帰ってきなさい」と言われて、仕方なく歩いて帰った話とか、そういう類のお話し。
知名さんも苦笑いしながら「那覇から5時間かかったよ」と返していた。ようやく昔話をステージで笑って言い合える関係になったということなのだろう。定人さんが「孫が出来てからよく笑うようになった」と言っていた。なんだかあったかい雰囲気のステージだった。
その後、ネーネーズがステージに上がり、吉田康子さんも加わったりと、豪華なライブが続いた。短い時間だったが、少しでも見ることが出来て良かったと思った。終わってから、定男さんが近よってきて「息子をよろしく」と話しかけてきた。親ってありがたいなと思った。
2009/05/27 01:44 posted by ぴらつか |
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さて、今日はこれだけではなく、いろんなイベントが集中していた。大島保克@桜坂劇場も行きたかったのだが、どうしても時間のやり繰りが付かなかった。何でまたみんな同じ日にいろいろやるんだろうな。とくに客層の被っているイベントが重なると、お客さんも出演者ももったいないことになる。
情報を早めに出すようにして、日程を考える際に、似ているイベントや大きなイベントがあるのかどうか、お互いにチェックしたり考慮したらいいのに。これをイベントの平準化というのだけれど、イベントを観光に役立てる上でも、平準化と平準化のための情報の集約は、絶対必要だと思うんだけどな。
とりあえず、箆柄暦に早めに情報を送って下さい。そして、主催者の皆さんには、箆柄暦をチェックして、何かデカイ行事が入っていないか、客層が被る企画がないかどうかに、少しでも有利な日程決めに役立てて欲しいと思います。