箆柄暦『箆柄日記(ぴらつかにっき)』

沖縄へ流れ着いた箆柄暦のぴらつかさんの
沖縄的日常とか、イベントの感想とかを綴る。
戻れぬ 旅だよ 人生は…。

『映画にみる 沖縄の戦前・戦後』

2009-09-04 15:42:00 | 箆柄日記
沖縄県立公文書館で、『映画にみる 沖縄の戦前・戦後』。講師は、世良利和さん「沖縄の映画史をたどる」。コメンテーターに、山里将人、仲松昌次、名嘉山リサさん。


会場に着くと、駐車場がいっぱい。講堂の中は約200人の参加者で埋まっていた。今回は「沖縄の映画史の中で貴重な映像『海の民』や『山原街道』の一部を解説を交えながら紹介」なのだが、全編見られると勘違いしたのだろうか?

メインは世良さんによる、沖縄劇映画の歴史について、最新の調査報告。戦前・戦後に沖縄でどんな映画が撮られていたのか、古い新聞や関係者のインタビューから推察し、実際にどの映画のフィルムが残っているのかを解説していく。

映像は、戦前の国策映画『海の民』や、戦後に乙姫劇団が出演して撮られた『山原街道』の一部、米軍政下の沖縄で制作された映画には珍しい現代劇『青い珊瑚樹』の一部も見ることが出来た。そこにはもう無くなってしまった沖縄の風景や風俗が残されていた。

世良さんの言う通り、ドキュメンタリーだけでなく、劇映画にも記録としての高い価値があるということが実感できる内容だったと思う。

シンャWウムの方も、濃いメンバーでなかなか面白かった。台湾や奄美から、漁船の水倉庫に隠して仕入れた闇フィルムが盛んに上映されていたという話や、今はもう無くなってしまった映画館の話、黒人映画の話など、初めて聞く話が多かった。

最後に『八月十五夜の茶屋』も、20分くらい上映された。これってDVD化されていないので、是非字幕付でDVD化して欲しい。京マチ子の迫力の日舞シーンをもう一回みたいです。

追記:
そのあと一端自宅に帰って『時をかける少女』(アニメのほう)を観る。良い映画だったなぁ、ちょっと泣けた。そのあと、突貫小僧メンバーと、世良さんと、名嘉山リサさんと合流して飲んだ。映画談義は尽きなかった。
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ナーベーラーに実がついた!

2009-09-04 13:06:00 | 箆柄日記
今さらながら、うちの屋上で、過酷な環境にさらされてきた、ナーベーラーに実がつきました。涙。


何が過酷かって、沖縄の強烈な陽射しの下、黒い防水加工のされた屋上なので、めちゃっくちゃ熱い。さらに一日中ほとんど風が吹いているので、花が咲いてもぽろりと落ちてしまう。

何度も枯れて、その度枯れた部分を切って捨てていた。最初は実がなるのを期待していたけれど、もうなんとなくどういうところへ行き着くのかなと思って水をあげていただけなのに、どっこい生きてるビルの上。

なんか、水をやりに行く楽しみが出来た。


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