箆柄暦『箆柄日記(ぴらつかにっき)』

沖縄へ流れ着いた箆柄暦のぴらつかさんの
沖縄的日常とか、イベントの感想とかを綴る。
戻れぬ 旅だよ 人生は…。

藤木勇人の『真玉橋の逆立ち幽霊』?

2009-09-18 21:10:00 | 箆柄日記
うちな~噺家・藤木勇人さんの「語りぐち『琉球はなし物語(むぬがたい)』幽霊話でエコ納涼祭」を観にてんぶす那覇へ行く。


今回のメインのネタは、沖縄の代表的な怪談話『まかん道の逆立ち幽霊』と『真玉橋幽霊』を元に、両方がごっちゃになってしまうという『幽霊違い』というお話し。怪談風の演出で浮ェらせたり、そのまま笑いに持っていったり、見応え充分のネタだった。

さて、『まかん道の逆立ち幽霊』は、『四谷怪談』とよく似た怪談話だ。沖縄芝居の人気ネタで、昔は夏によく演じられたそうだが、沖縄芝居の夏公演自体が減ってあまり観られなくなっていたが、数年前久々に當間武三さんが舞台で演じた時に見ている。

病に唐黷ス夫に貞操を示す為に美人の妻が鼻を削いだり、殺した妻が恨んで出てこないように遺体の足を釘で打ち付けたり、最後には血迷った夫が妾の一家を惨殺したりと、けっこうグロテスクな話だった。芝居の稽古に入る前に、出演者やスタッフが稽古場にそろい、お坊様を呼んでお経を上げていただいたことを思い出した。

そんな恐ろしい話で、藤木さんがどんな風に笑いを取っていくのか。見たい人は、本日9月19日うるま市民件p劇場で18時半から上演があるので是非見にいって欲しい。シルバーウィークの初っぱなにはぴったりかと思う。

話は変わるが、藤木勇人さんは、現在東京に事務所を置いて活動している。今日のMCで「東京には結婚式の司会の仕事はありませんので、大変ですが頑張っております」といっていたが、沖縄ではお笑いの倹lやフリーのアナウンサーが結婚式の司会をするのは普通で、結構重要な収入源にもしている。それが無いから大変だという意味だ。藤木さんクラスになれば、司会の仕事はたくさんあるだろうしギャラも悪くないはずだ。それを置いて、撃フ道を磨こうと挑戦をしているということなのだ。

追記:
てんぶす那覇ホール、「幽霊話でエコ納涼祭」って言っているのに冷房効かせすぎ。冷房設定24度は冷やしすぎだ。インフルエンザが蔓延しているという時期に、大勢が集まる場所でこんな乾燥状態を作ったらだめでしょ。客席からくしゃみがでていたよ。
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さらば庁内食堂

2009-09-18 20:31:00 | 箆柄日記
1965年9月18日から県都の顔として使われてきた、那覇市役所本庁舎が、老朽化に伴い最後の日を迎えた。同時に、地下の庁内食堂もこの日14時で閉店となった。


最後の一日を終えたあと、市役所前で、閉庁式が行われた。


挨拶に立った翁長市長は、市役所が完成した頃中学生で、まわりにはこれ以上の大きな建物はなく、屋上から海まで見える立派さに驚いたそうだ。高校生の頃、沖縄にはまだ無かった「ちらし寿司」が庁内食堂のメニューに加わったと聞き、食べに来たと思い出を語った。庁内食堂はモダンな食堂だったようだ。

さて、庁内食堂の行方だが、9月24日から業務を開始するおもろまちの仮庁舎には食堂が無く、庁内食堂は移転しないそうだ。まわりにそれほど安い食べ物屋も少ないので、弁当屋の熾烈な戦いが予想される。

3年後に完成する新庁舎ではどうなるのかまでは聴けなかった。肥満が問題となっている沖縄だけに、栄養のバランスに配慮した、新しい庁内食堂の復活は重要な問題となるだろう。



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ジュンク堂書店那覇店でステキな分類

2009-09-18 15:24:00 | 箆柄日記
ステキな分類。ずっとそのままでいて。


箆柄暦も“情報詩”って名乗ろうかな。


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