ジョニー・デップ主演のチャーリーとチョコレート工場を見てきました。小学生の頃に和訳版を読んでかなり気に入った作品。しかし、もう大昔のことなので、細かい内容を全く忘れてしまいました。そこで原作のペーパーバックを購入して映画鑑賞前に予習をしました。大人になってから読み返してみると、小さい頃に感じた夢のあふれる冒険ファンタジー的なイメージはなく、かなりブラックで、どちらかというとイソップ的勧善懲悪ストーリーでビックリしました。主人公チャーリー以外のキャラクターが悪役揃いもいいとこで、更にウンパ・ルンパの歌もかなり皮肉たっぷり。というかむしろ悪口。ずいぶんすごい作品だったんだなあ。。。と思いつつ原作を読み終えて、いざ映画館へ。六本木ヒルズで見たのですが、会場に入る前に小さなメモを渡されました。読むと、演出でチョコレートの匂いが広がるのでアレルギーの人は注意せよ、とのこと。チョコレート・アレルギーの人間がこんな映画見るだろうか?と疑問に思いつつ、どこでチョコレートの匂いがするのかとわくわくしながら上映を待ちました。いざ上映開始。ジョニー・デップ演じるウィリー・ウォンカの原作以上のクセの強さにビックリしながらチョコレートの香りに包まれて、映画の世界に引き込まれていきました。後でパンフレットを読んでみたところ、CGではなくほとんど本物のセットを作ったというのにはビックリ。本の中の世界を忠実に再現していて感動しました。しかし、この映画で一番インパクトがあったのはウンパ・ルンパ。もう彼らが主人公と言っても過言ではありません。彼らの歌と踊りには誰もが釘付けです。一番気に入ったのはメロディアスなベルーカ・ソルトの歌。あれは最高!サントラ買おうかどうか迷い中です。。。
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