先日 ビデオレコーダの中を見ていたら
「 ダビンチ・コード 」 があったので
ついつい見てしまった
原作は読んだことがあるけど
まあまあ おもしろかった
キリスト教の教会が
イエスの説かれた教義を重視して
教条主義に走り
教団の組織を守っていくために
いろんな矛盾を組織の論理で押し通す
そこに イエスの名において
平気で殺人を犯すということが許される
原理主義 そのものだよね
マグダラのマリアの話も興味深いよね
その記録というか文書は
エジプトの方で発見されたというけど
異端視されているようだね
イエスの実質の妻だったようだ
どこの宗教組織でも同じだと思うけど
だいたい男性が教条と組織を固めて
女性が その教えを広めていく
まぁ 伝道は女性が強いよね
組織の底辺の広がりは女性の力ということだろうね
でも これって侮れないないよね
男性って組織の力で拡がっていくと思っているけど
実質は 女性の優しさとか思いやりが
教団の勢力を広げていたりする
この辺があの 「 聖杯 」 意味するところじゃないかな
宗教っていうは
理の通った教義と
霊的なオカルト部分があって成り立っているけど
時が経つに連れて曲げられてくるのが
ほとんどだよね
大抵の場合
教祖は霊的な能力を持っていて
そこから教義が生まれてくる
それが 時間が経ってくると
教義が固まってきて理屈になる
そうすると 組織の原理で
その教えを広めるようになってくる
キリスト教の教会は
最初のイエスのオカルト部分を切り離し
組織の原理で広めようとしたのじゃないかな
それで
そのオカルトの部分が
秘密裏に伝承されようとして
秘密めいた組織が出来ているような話を
本で読んだことがある
でも
宗教の大事なことって
けっこうオカルトの中にあるし
宗教から霊的なものを取り去ってしまったら
だだの道徳になっちゃうよね
大いなるものを信じて
それと一体になりたいという願い
あこがれって
宗教の原点だよね
それって
男女の恋愛感情によく似ているよね
よく 恋愛関係になる過程で
偶然にそうなったとか奇跡っぽいものがあるけど
それって オカルトとよく似ているかも
恋愛感情って強制できないけど
信仰も強制できない
でも ひとたび信じると
人って強くなるし変わってしまうこともある
「 何を信じるかということで
その人がどんな人か決まってくる 」
という言葉があったけど
その通りだなと思う
物語の始めに五芒星が出てくるけど
この物語ではビーナスが描く形となっている
ビーナス 金星は愛の象徴の星だよね
でもね
陰陽師の五芒星もあって
これって 魔除けとか降魔に使う形だよね
僕も たまに使うときがある
お釈迦様が悟りをひらいたときのこと
降魔成道っていうよね
五芒星って
愛の象徴と降魔の象徴があるって
不思議だよね
I am a rock