POKOPOKO狸の手作り??日記

自己流の手作り菓子やパンの覚書!
世間話と時折大好きな京都と布施明さんのこと!

愛は不死鳥 その二

2006-05-08 23:55:24 | 京都
前回より、2日目の日程を続けます(爆)

次に訪れたのが、「下鴨神社」
こちらも、本殿が初公開でございます。
こちらも、神職の方からお払いを受けて、中に入り、
間近で本殿を拝見する機会に恵まれました。
来週は、いよいよ葵祭ですが、ここから祭礼が出発します。

先に拝観した、上賀茂神社も、この下鴨神社も
古来より、天皇家に使える賀茂氏が
守り続けてきたといわれる神社です。
正式名称が
賀茂別雷神社(かもわけいかづちじんじゃ…上賀茂神社)
賀茂御祖神社(かもおみやじんじゃ…下鴨神社)

雷と水に縁がある神様方が祭られています。
京都異界紀行―千年の魔都の水脈

原書房

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読み進めると、面白い記述が多いのですが。対談物が好きという方には特にお勧めです。加門さんたちの独特の感性が光ります。

賀茂氏は、秦氏と並んで、京都が山城国だったころから
神々を祭っていたのかも…
賀茂(かも)は神(かみ)に通じる…とも、言われます。
きっと、掘下げていくと際限がなくなりそうです。

壮大な楼門です。

下鴨神社をあとにして、次に私達が目指したのは、
京都に来ると、必ずお邪魔させていただくお店です。
京都は、お漬物が美味しい。柴漬けなど、代名詞になっていますね。
この寄せていただいているお店は
「田辺宗」さん
こちらに来る時は必ずお邪魔いたします。
お味噌とお漬物のお店です。

今回、奥様の許可を頂いて、店内で写真を撮らさせて戴きました。
奥様も一緒にって申上げたのに…残念、隠れてしまわれました
こちらの、お味噌が大好きです種類も沢山あります
実は、子どもの頃からあまりお味噌が得意ではなかったのですが、
こちらで戴いた白味噌で、田楽をしたら
大好きになりました
定番の柴漬けに、「田辺宗」さんのオリジナルのあおい漬けです。
この「あおい漬け」は、柴漬けの中身と同じですが、赤紫蘇ではなく、青じそでさっぱりした味ですそのまま、食べてもとても美味しいのですが、
小さくかくやに切って、少し絞ってご飯の上に乗せたり、混ぜたり、お茶漬けにしても、美味しいです
お漬物の種類も豊富で、私の親などは、出かける前に必ずリクエストのメモが…
お土産としても、私の周辺ではとても評判が良くて
季節商品ですが、千枚漬けも、美味ですよぉ~
出町柳近くで、葵橋西詰というと、タクシーの運転手さんなどは、
すぐに判ってくれますし、便利な場所です。
近くに、豆餅で有名な「ふたば」さんもあります。

http://www.tanabeso.jp/ 田辺宗さんのHPです。

すっかり、田辺さんで和んでしまったあと、友人を再び唆してしまいました(爆)
夕暮れ間近を、このピーカンできれいサッパリ忘れていました。
京都に何度も来ながら、一度も将軍塚に行ったことがないのです
と、言うことで、タクシーを飛ばしたまでは良かったのですが…

まさか、あんなに山奥とは思いもしませなんだ
それに、わざわざ行ったのに、肝心の大日堂は遅すぎて閉まっている

仕方なく、展望台から京都の街を眺めました。




目を凝らすと京都タワーが…
案内図です(爆)

陰陽師

東宝

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数年前に公開された陰陽師の中で、小泉今日子さん扮する
ヒロインが、京の町を眺めるシーンがありましたが、瞬間それを彷彿としました
ここまでは、良かったのですが、このあとが大変でした(爆)
なんと、帰りの足が無い
仕方なしに清水山という看板に従い山道を歩き始めましたが、
なんとも薄暗くなってくるし、険しいし、案内板一つないし、の
ないない尽くし…携帯の電波も微妙です
昨日の雨でただでも足場が悪い中、しばらくは
道なき道を降りていったのですが、友人に
このままでは、遭難しかねないと諭され、
必死にもとの展望台に
前に、京都に来た時に乗った時に貰った
タクシーの運転手さんの名刺を探し出し
展望台まで迎えに来てもらいました

今回、わざわざ珍道中と名づけたのも、実は、
この私の無謀なハイキングでして(爆)
友人には、
今度は午前中に、ちゃんと下調べして来ようね!
と、言われました。
はい、おっしゃるとおりです。反省しています

今日の前後編(爆)のタイトルは
言わずとしれた布施明さんの1970年に発表されたヒット曲です。
今でも、コンサートの定番ですし、
いまや伝説となっている70年の紅白は、ご存知の方が多いと思います。
あの、袖についたビラビラは、お母様が徹夜で付けてくださったとか、
肝心な時には、テレビの画面には宮川先生がアップになっていたとか。

オリジナルのアレンジは、ちょっと大仰な感じがします。
今でも、テレビ番組などでは、このアレンジが多用されていますが、
新しいアレンジの方が、曲のモダンさが生かされると思うのですが。

DO MY BEST
布施明, 門谷憲二, 井川雅幸, 平尾昌晃, 水島哲, 有馬三恵子, るい, 川内康範
アップフロントワークス(ゼティマ)

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一番新しい、井川先生のアレンジですね。穏やかで力みをあまり感じさせずに、それでもしっかりとした唄い方が好きです。
ちなみに、この中のCDジャケット
布施さんの学生時代、それもデビュー前の少年の顔です。デビュー前の写真を滅多に見ることができませんから、そういう意味でも貴重な一枚です
布施明ベストコレクション20
布施明, 平尾昌晃, 水島哲, 熱田公紀, 門谷憲二, 安西史孝, 山上路夫, 井川雅幸, 天野正道, 小椋佳
コロムビアミュージックエンタテインメント

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結構、このアレンジ好きです。この曲は、このアルバムの頃に、
新しい命を得たような気がします。

今日は、賀茂氏に始まって、鳥よりも高い将軍塚の展望台近くでさまよったので、思わず、鳥がテーマ?の曲を選んでしまいました。

愛は不死鳥  その一

2006-05-08 23:18:27 | 京都
京都 道中2日目でございます

今回、GW直後に無理をして京都にいこうと思い立ったのには、大きな理由がありました。
すぐに、仕事に入ることも大きな理由でしたが、
この春の特別公開が…
半端でなくて、ちょっと想像もしなかった場所が公開になるので
我慢し切れませんでした(汗)
今日は、そこを組み入れたコースです
昨日と打って変わったピーカン
ちょっと晴れすぎの感もなきにしもあらずなのですが

スタートは、今出川堀川近くの
「白峯神宮」
百人一首の「瀬を早み…」の和歌でも有名な崇徳院様がご祭神です。
崇徳院さまの、話は、歴史の本などでも有名ですが
読み物として面白いのは、高橋克彦氏の「蒼夜叉」でしょう。

蒼夜叉

講談社

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伝奇小説で、荒唐年無稽にも思えますが、
讃岐の白峯御陵で800年御忌の祭事の前日に
高屋という崇徳院様崩御の場所といわれる地域だけに
突然の雷雨が起き、落雷して隣接した施設が全焼したのは
事実です。
このことは、歴史書や、地元の資料にも掲載されていますし、
白峯神宮は、近頃では球技の神様になっていますが、
戦前までは、小さいながら、かなりのの格式の神社であり
特別視されていたことは否定できませんね。
実は、私が不思議大好き人間になった原因の一つが
この白峯神宮です
「蒼夜叉」を読んだ時はびっくりしました。
この奥に蹴鞠をする場所もあります。
含笑花というのですか、とても良い香りが境内に漂っていました

さて、次は、今回の目的の特別公開寺社のひとつ
「上賀茂神社」です。

ここ何年も行っていなかったのですが、昨年の雪の日から続いて
連続でご縁ができました
立て砂も不思議な存在です。
京都で、一番古い類の神社の一つ。当然のことながら
格式も高いし、一般に公開されていない部分も、事柄も多い場所です。
今回は、本殿を間近で見られることとなりました。
神職の方にお払いをしていただき、中に入るのですが、
当然といえば当然ですが、
神域になるので、写真はご法度
でも、いろいろとご説明も頂き、貴重な経験でした

発見

桐の花です。初めてみました。頭の上から、くるくると回転しながら落ちてきます。芝生の上に散っているのがそうです

上賀茂神社から、10分ほど東に向ったところに太田神社があります。

ここは、上賀茂神社の末社ですが、創建はかなり古いといわれています。
ご祭神が天の岩戸の前で踊った
「天宇受売命」…あめのうずめのみこと…です。
でも、何よりも有名なのは杜若の群生地ということなのかも
まだ、ちょっと早い様なのですが・・・
それでも、所々に紫の花を見つけることが出来ました。
ただ、申し訳なかったのですが、
300円の志納金を払うには、花が少なさ過ぎて
表通りの生垣のすき間からパチリ

このあと、北山の植物園の近くまで行って、
昼食をとり、下鴨神社へと向いました。

長くなったので、続きを書きます





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