吾々が人生に生まれたる目的は 常に云う通り、
神の み業を地上に於て成就せんがためである。
それは 「 み業 」 であるが故に、 「 働き 」 である。
従って吾らが地上に生まれたる目的は
働くことによって 神の目的を成就するにあるのである。
その働きの完全さは「 質 」と「 量 」とで測られるが
善き質の働きを 大いなる分量に なし遂げるには
吾々の肉体を、そして精神能力を、
実に最高完全に発揮することによってのみ 可能なのである。
吾々は 肉体力を無駄な遊蕩(ゆうとう)に浪費して
その働きを不完全ならしめてはならないのである。
『 生長の家 』 誌 昭和二十四年三月号
「 完全なる生活設計 」 三日の法語 谷口雅春先生