すべて楽観的な人生観をもたない時には
人間は決して健康を長く持続することはできないのである。
多くの智能の優れた人達は病気であって、
その人が健康であったならば成し得た筈の
半分の分量程も成し遂げ得ないで
この地上を去って行っているのは悲しい事である。
吾々の人生観が健康に影響するのは、
暗い悲しい人生観をもっている限り
その人の精神は 常に憂鬱であり、不快であり、腹立たしく、
常に焦々(いらいら)していなければならないのであり、
それが肉体全体の活力に相互作用を及ぼすのである。
『 生長の家 』 誌 昭和二十四年三月号
「 完全なる生活設計 」 六日の法語 谷口雅春先生