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老いてからの人生を自立して生きようと単身ロンドンにやってきたパルフリー夫人。小説家を志しているものの、日々の暮らしもままならない青年ルード。『クレアモントホテル』は、世代の異なるふたりの心の交流を抒情豊かに描いています。孤独ながらもユーモアとウィットを忘れないホテルの住人たちの中で、夫人は青年をとおして亡き夫との思い出を紡ぎ、青年は夫人から人生の奥深さを知ります。ふたりの運命的な出会いと別れ、彼らをとり巻く人々の愛すべきエピソード、それらの喜びや哀しみは、温もりのように観る者の心をやさしく満たしてゆきます。本作は、老姉妹が海辺の家で過ごすひと夏を描いた名作『八月の鯨』(87)を彷彿とさせる、老いても失わない人生への前向きな姿勢、そして若さへの賛美を描いた感動作です。
・・・とのことです。
1日の映画の日に映画を観に行ったのは、久ぶりです。それも土曜日に・・・
とってもいい映画でした。こんな映画が好きです・・・
誰かの娘、誰かの妻、誰かの母親から解放されて自分だけの人生を歩みだした彼女でしたが
ホテルの住人のひとりが、倒れてしまいます。
そのときに倒れた彼女が”覚悟は出来ている・・・”と・・・
その言葉に彼女は自分は・・・と・・・
祖母と孫という芝居をしながらも、とても楽しくて豊かでやさしいときを
お互いに紡いでいきます。
そして・・・お互いの居心地のいい場所となってゆきました。
孤独ながらも一生懸命いきているホテルの住人達。
娘と孫は、肉親だからという甘えの中で婦人の淋しさに気がつかなかったり・・・
年を重ねたからこそわかる人生を青年は夫人から学びます。
お互いに助けたり、助けられたり・・・
孫とはいわずに息子でもいいなぁ~・・・あんな青年がいたらなぁ~(*^^*)
人生最後の時に、あんな幸せなときを過ごせて・・・やっぱり・・・いい映画でした。!