茶々日和~まったりしましょ~

愛犬茶々(Mダックス・メス)とのまったりした暮らしと、趣味の観劇記です。よろしくお願いします。

伊藤若冲

2006-07-30 23:53:52 | 美術館・博物館
今日は、なかなか有意義な一日でした。

まず、午前中、東京国立博物館に行ってきました。
「若冲と江戸絵画展」を見るためです。

若冲という名前を知ったのは、さていつだったでしょう。
旦那が河鍋暁斎が好きで、その関連だったたような気がします。

独特の色使いや、思いっきりデフォルメされた形。
まるグラフィック・デザインのような絵があるかと思えば、
細密画のような鶏の絵があり、
色の洪水のような絵があれば、
墨の濃淡だけで表現された絵があり、
一言ではとらえられない、不思議な魅力。

今回のプライス・コレクションでは、
そんな若冲の多彩な魅力に触れることができて、
とても楽しい時間を過ごせました。
日曜日だということもあり、ちょっと混雑していましたが、
若冲以外のところはわりとゆったり見ることができました。

今回、面白かったのは、最後の展示室。
従来の、フラットな蛍光灯の光の下での展示ではなく、
その絵が描かれ、鑑賞された時代の光線を再現した展示法でした。
薄暗い展示室の中、金屏風が、光線の変化によって、
様々な表情を見せはじめるのです。
全部の絵を、こんな展示法で見られたらいいのになあ。
そんな気持ちにさせられました。

午後からは新大久保へ移動して、井上芳雄君のコンサート。
東京の千秋楽公演でした。
初日の緊張感漂うステージ(客席も含めて)、
ファンクラブ・デーののびのびした表情、
そして、今日。
三回ともそれぞれちがった楽しみがありました。

今日はアンコールで特別に「You raise me up」を
歌ってくれました。
昨日テレビで荒川静香さんの番組をみていたので、
イナ・バウアーが目に浮かんできて、なんともいえない
不思議な感動でした。

最後の挨拶で、大人の話だから来年のことはまだ言えないけど
あれとあれとか、やっぱりやります、みたいなこと
言っていました。
あれとあれってなんだろう?
帝劇は、レ・ミゼラブルが三ヶ月入っていて、そのあと
地方公演もいれたら、半年はかかるから、
大がかりなミュージカルは年末スタートですよね。きっと。
再演ものでいうと、「モーツアルト!」?
「ミー・アンド・マイガール」?
うーん。
ネムレナイ!!










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