熱海の土石流の映像に、息が止まりそうになりました。
山の斜面に所狭しと建つ旅館やホテル、保養所、リゾートマンション。
それは、観光地熱海の顔。
今回の現場は、伊豆山地区だから、熱海の繁華街からは少し離れているけれど、MOA美術館に行く途中に通ったところかもしれないと思うと、なんともいえない気持ちになりました。
昨日の朝、熱海の土石流よりも気になっていたのは、金目川の氾濫でした。
平塚で、最初に住んだのは金目川の側でした。
金目観音にもほど近く、田んぼに囲まれた二階建てのアパートでした。
「金目駅」というバス停名は、昔、秦野のタバコを運ぶ軽便鉄道の駅だったと聞いたことがあります。
そこには半年くらいしか住んでいませんが、初めての一人暮らしを経験した場所。
金目川沿いの桜並木と雄大な富士の姿に元気をもらっていたことを思い出します。
まだ雨は続きますが、これ以上被害が大きくならないことを、願ってやみません。
ご冥福をお祈りし、お見舞い申し上げます。