昨日は、朝から早めに家事を片付け、井上芳雄さんの20周年記念コンサート「裏切らない芳雄4時間フェス」の5時間生配信を観ていました。
生配信はすでに2〜3回経験していて、これまではトラブルは全くなかったのですが、今回、何度かフリーズしてしまいました。
それが、朗々と歌い上げている最中だったりするもんだから、やれやれでした。
もっとも、すぐに復旧したのですが、パソコンも古いし、そこは仕方がないかなと思っています。
今回は、昨年緊急事態宣言で延期になった公演のリベンジ公演が、再び緊急事態宣言で中止になったのを受けての配信公演でした。
中止決定から配信決定まで、本当に短い期間で、よくまあここまで、という熱のこもったステージでした。
第一部は、10年めから20年目までの歩みを辿るるショー仕立て。
10年分を1時間でぎゅっと詰め込んだミュージカル名曲集です。
10周年記念のコンサートでも、素敵なステージを見せてくれましたが、今回も楽しく拝見しました。
プリンス役から脱却して、さまざまな役柄のミュージカルに挑戦した10年間だったんだなぁと、あらためて感じました。
私は「ダディ」が大好きで、「二都物語」も嫌いじゃなかったので、「チャリティー」や「この星空」はすごく嬉しく感じました。
出られなかった?「アラジン」やロミ&ジュリの「世界の王」も楽しかった。
そして、たぶん再演があってもダルタニアンは無理であろう「三銃士」。ああ、楽しかったなあ。
と、懐かしく、あっという間の1時間。
ここまででも、コンサートを楽しみにしてきたファンを「裏切らない芳雄」でしたが、
その後、休憩を挟んでの第二部は、怒涛のゲスト編。
半ばカオスのような、芳雄フェスといった感じでした。
最初のゲストは、あっきーとまりおくんとさかけんさん。
なんだかゆるいまったりした雰囲気で、和みました。
一部はたぶん、きっちりした台本があって、ほぼ一人芝居だから緊張感もあったのでしょう。
第二部は、すごくリラックスした感じでした。
あっきーと芳雄さんの「僕こそミュージック」は、やっばり何回聞いても感動します。
まりおさんは、芳雄ラブが衣装からも伝わってきて、楽しかった。
さかけんさんは、いじられっぱなしでしたが、「ハクナマタタ」のオリジナルバージョン、さすがでした。
次が加藤かずっきーとしょうこお姉さん。
最後が海宝くんと島田歌穂さんの「レミゼ」!
もう、ほんと、すごかったのですが、一番嬉しかったのが、全員集合の「ボヨヨン行進曲」だったりしたのは、私がすっかりばあばになった証拠でしょう。
でも、ほんと、すごくあったかくて、熱くて、楽しい5時間だったのですが、最後の最後に、井上くんが「悔しい」って言ったんですよね。
コロナの中で、配信でこんなにすごいことをやってくれたけど、心の中では、やっぱり観客の前で生で伝えたいんだよね。
あっきーが、生にこだわっているのも、きっと同じ気持ちなんだと思う。
そう思うと、二人は本当によく似ている。
楽しかったなあ。
でも、本当に悔しかった。