きっかけは「もやもやさまーず」。
番組の中で、今川焼きのお店が紹介されていました。
「九州じゃ、今川焼きじゃなくて、回転饅頭って言ってた」って言ったら、父ちゃんは「知らん!」だって。
まあそうだろうけど、気になったので検索、検索。
便利な世の中になりました。
回転饅頭というのは、主に、熊本、福岡など、九州地方で使われているようで、関西では「回転焼き」と呼ばれているみたいです。
ついでに他の検索結果をのぞいてみたら、なんと、「回転饅頭、萩尾古墳饅頭」が。
ちなみに、「はぎお」ではなく「はぎのお」です。
正確な発音は「ハギノー」です。
やけに詳しいでしょ?
だって、父の実家、つまり、祖父の家があるところです。
大牟田の萩尾古墳は、装飾古墳として有名です。
もっとも父なんかは、「あんなもん、他にもいっぱいあった。子どもの頃、中に入って遊んでいた。」と言っていましたが。
(九州弁ですが、わたしはもうすでに九州弁は操れません)
今は、きちんと保存されているようですが、私が子どものころは、柵もなかったような気がします。
(まだ小学生だったから、全く興味がなかったからなあ)
もう、15年以上前になりますが、両親も一緒に、お兄ちゃんを連れて大牟田を訪ねたことがありました。
自分たちがいなくなったら、おそらく九州とは縁が切れてしまうだろうから、一度どうしても、お兄ちゃんとお父ちゃんを連れて行きたかったようです。
お父ちゃんが運転手になって、途中、久留米の岩戸山古墳に寄ったりしました。
(岩戸山古墳は、筑紫の国造磐井の墓とされているもので、大きな前方後円墳です。)
さてその時、萩尾古墳のすぐ近くにある叔父の家(父の実家です)に泊まったのですが、残念ながら古墳は見ませんでした。
当時叔父は公民館に勤めていて、古墳の鍵を預かっていたのにもかかわらず、です。
なんと、もったいないことを。
なんてことを思い出していたら、今日の朝日新聞に、彩色古墳の記事が載っていました。
萩尾古墳は、彩色古墳です。
ちなみに「萩尾古墳饅頭」は回転饅頭ですが、中味がバラエティーに富んでいて、あんこやクリームはもちろんのこと、ピザやらお好み焼きなんかもあるようです。
興味のある方は、検索してみてください。
ね、ゴロゴロ転がってきたでしょ?
ひさびさに長い日記になりました。