茶々日和~まったりしましょ~

愛犬茶々(Mダックス・メス)とのまったりした暮らしと、趣味の観劇記です。よろしくお願いします。

SONG WRITERS

2024-11-16 18:05:00 | 舞台・コンサート
今日は、クリエで「SONG WRITERS」を観てきました!
初演には行ったけど、再演は行かなかった作品なので、10年ぶりでしょうか?
もっと?
大まかなあらすじは覚えていたし、ああ、こんなシーン、あった!と、うっすらとした記憶はありましたが、こんなにドタバタしたお話だったっけ?と思ってしまったのも事実。
ギャク満載で、すごく軽くて、気軽に観て楽しめるミュージカルです。
何より、こんなあっきー,みたことないよね!ってくらい踊ります。
日替わりのギャグも多かったらしく,笑って台詞が言えなくなったシーンなんかもありました。(正直、それはどうなのと思わないでもない)
テーマソングの「ソングライターズ」をはじめとして、ポップで耳に残る音楽も多く、しかも、あっきーが歌うと、舞台全体の雰囲気も変わってすごく印象的でした。
疾走感溢れるダンスやアクション満載のステージングも素晴らしく、ハッピー・エンドの多幸感をお土産にお家へ帰れるミュージカルです。
クリクリ頭のあっきーもかわいかったけど、今回相葉裕樹くんがカッコよかったです。
スーツ姿も凛々しく、「SPY×FAMILY」だ!と思ったくらい。
ストーリーはツッコミどころ満載で、ちょっとチープな雰囲気も漂うのですが、何故、こんなにチケット苦戦しているんだろう?
劇中劇だということさえ頭に入れておけば、そんなに込み入ったお話ではないので、ミュージカル初心者でもオッケーですよ!
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うっかり買ってしまった

2024-09-09 19:54:00 | 舞台・コンサート
パンフレットとコスチューム・ベア。

赤いコートとジーンズの衣装が別売りだったので、ベージュの熊だけにしようと思っていたのだけれど、茶色じゃなくてモカって書いてあったので、つい。
かわいいからいいか。
バンツの後ろには,尻尾用の穴が開いていました。
パンフも買ったら、渋沢さんがお財布から出奔してしまいました。
恐ろしや、恐ろしや。
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モーツァルト!2024

2024-09-09 18:55:00 | 舞台・コンサート
題名を書いて、気がつきました。
私にとって、10年ぶりの「モーツァルト!」でした。
私が帝劇に通い詰めるきっかけは、初演の「モーツァルト!」であっきーに出会ってしまったことなので、帝国劇場のクローズド公演の中で、絶対観たい!と思ったのは、コレでした。

帝国劇場に来たら、必ず撮る写真。
これが最後ですね、きっと。

大激戦のチケット争奪戦で、なんとかとれた一枚。
昔は、平日のマチネなんかは空席も目立っていたのに、様変わりです。

今日のマチネ、ヴォルフガングは古川雄大さんです。
アマデは女の子。

新演出になって初めての「モーツァルト!」で、開幕前、舞台上の白いピアノ型のセットが??だったのですが、盆が回り出すと側面が階段や二階建てのセットになっていて、場面転換がスムーズになっていました。
映像効果も進歩していて、以前のセットは、随分シンプルだったんだなと感じました。

ただ、常時盆の上に二階建ての機構がのっているので、全体的に舞台が狭く感じられました。
二幕の「ここはウィーン」のシーンは、大勢の貴族たちが、なんだかごちゃごちゃしてるように感じました。
また、ブラター公園の場面は、奇術が縦置きになったせいで、なんだかつまらなくなりました。
馬車のシーンは、トイレの場面がカットされていてホッとしました、

一ヶ所だけ、えっ?と思ったのは、ヴォルフが最後に自分の血で楽譜を書こうとするシーン。
赤いハート型のイルミネーションが、ムーラン・ルージュにしか見えなくて、困りました。
そして、新曲のシーンは、私はいらなかったんじゃない?と思いました。

私はあっきーファンだから、古川ヴォルフにはびっくりしました。
すっかりあっきーヴォルフの耳になっているので、えっ?そこ、違うでしょ!と思ってしまうのです。
すごく感情的で直情的でワイルドなヴォルフは新鮮でした。

他にもいろいろありますが、とりあえず、こんなところで。
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二都物語再演です!追記しました

2024-08-07 15:30:00 | 舞台・コンサート
明治座で来年5月、「二都物語」再演です。
芳雄さんと浦井くんが「瓜二つ」という設定は、当時もかなり無理がありましたが、それを上回る感動があって、ぼろぼろ泣いた夏の日々を思い出します。
夏休みなのに、なのか、だから、なのか、帝劇の座席が埋まってなくて、チケット的には苦戦していた印象があります。
暗いお話だったことも敬遠されたのかもしれません。
もう、12年前ですか。
父親になった芳雄さんが歌う「今は子どものままで」が楽しみです。
またまだ先になりますが、楽しみにしたいと思います。

追記 2013年7月から8月にかけて、初演時の感想をあげています。
よかったら、ぜひ読んでみてください。
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ムーラン・ルージュ2024

2024-08-07 09:30:00 | 舞台・コンサート
今日は「ムーラン・ルージュ」東京公演の楽日ですが、私の「ムーラン」の楽は昨日でした。

少し早めに出かけて、三菱一号館のフォトスポットにやってきました。
周辺は再開発で生まれ変わって、すっかり風景が変わってしまいました。
この一角は、緑豊かなオアシスのようで、私の好きな場所です。
帝劇からは少し離れているので、初めて訪れました。

帝劇のドアもムーラン。
これでお別れです。

本日のメインキャスト。
ロートレックとサンディエゴ、ニニが替わりました。
台詞や演技はこの組み合わせの方が違和感を感じないので好きです。
そして、今年は全てさとしジドラーでした。
毎回繰り出すアドリブが楽しくて、大好きでした。
侯爵も全てKさんでした。
正直に言うと、台詞とか歌詞が変なところで切れるのが苦手です。
いらっとさせる悪役だからまあいいんですが、一枚くらい彼方さんが混じっていて欲しかった。
サティーンは平原綾香さんです。

楽なので、全員のパネルもご紹介。
チーム・エレファントだそうです。

今日の客席からの眺めです。
私より後方の席の方が、「嬉しい、こんなに近い!」と喜んでいらしたように、今回一番いい席だったと思います。
芳雄さんの楽がとれただけでもラッキーですが、正直、もっと近くで見たかったです。

楽らしく、初めから全開ノリノリで、ジェットコースターのように一気に駆け抜けて行った感じでした。
ヒューヒューも手拍子もアツめで、ついでにお笑いも多めでした。
多分、平原さんのサティーンだからでしょう。
すごくコミカルな「ムーラン」なんですよね。
平原さんは、泣いたり笑ったり、メリハリある喜劇的演技で、抑えた演技で悲劇性の濃い望海さんとは全然違います。
しかも、ジドラーに「お葬式で下品な歌歌ってね」という台詞が、すごくチャーミングに聞こえるのです。
同じストーリーであっても、喜劇にも悲劇にも感じられる。
不思議です。
芳雄さんのクリスチャンは、それぞれのサティーンの個性にうまく合わせて演じているのだなと思いました。
さすが、世界最高齢のクリスチャンです。

さて、今日の2幕のクリスチャンは闇が深く、ちょっと怖い感じでした。
ところが、フィナーレの場面で,銀テが芳雄さんの額に眉毛みたいにぺったり張り付いて、それがライトでキラキラ反射するというすごいことになってしまい、なんか、笑いを堪えるのが大変でした。
落ちるかな?と思って見ていたのですが、結局最後まで落ちず、さとしさんが剥がして、最前列のお客さんに渡していました。
やっばり、最前列羨ましい。

さて、ダブルキャストなので、昨日が楽の方たちから挨拶があり、盛り上がりました。
平原綾香さんの天然ぷりは昨年と変わらずで、国宝並だと思いました。
芳雄さんは体調を崩して休演されたことを振り返っていましたが、昨年のムーランの初演から、新作ミュージカルに3本立て続けに出演し、コンサートや司会など、休む暇なく走り続けていたのを思えば、休演2回で済んだのは、奇跡的かもしれません。
体力的には大変かもしれませんが、若者たちに囲まれてもそんなに違和感を感じないので、世界最高齢のクリスチャンの記録を更新して欲しいと思います。

久しぶりに長い日記になりました。
あと少しで、東京公演の千穐楽の幕が上がります。
甲斐さんのクリスチャンは、やっぱり今回も予算の都合で行けませんでした。
残念です。

再再演はあるよね?
芳雄さんが新しくなった帝劇で、世界最高齢のクリスチャンを演じる姿を見たいと思います。

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ムーラン・ルージュ7月25日マチネ

2024-07-27 15:07:00 | 舞台・コンサート
夏休みをもらって、2度目の「ムーラン・ルージュ」です。

前回と、ほぼ同じキャストでした。

井上クリスチャンです。
感情を揺さぶられる歌は、ちゃんと2階席にも伝わってきました、
あちこちで、鼻をすする音が聞こえていました。

私の席からの眺めです。
やっぱり遠いですね。
開演前は、「同じS席なのに」と、恨みがましく最前列の人の頭を眺めていました。
でも、視界を遮られることもなく、ダンスシーンの動きが良く見えて、2階でしか見えない眺めを楽しみました。
次は8月です。
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ムーラン・ルージュ2024

2024-07-13 17:21:00 | 舞台・コンサート
「ムーラン・ルージュ」2024年再演版、今日が私の初日でした。

仕事の大きな山は昨日で乗り越えたので、今日は大好きなミュージカル鑑賞です。
本日マチネのキャストはこちら。

本日のサティーン&クリスチャンは望海さんと芳雄さんです。
昨年はチケットが取れなかったので、嬉しい初見です。
公爵のKさんとニニの加賀さんも初めてなので、これでメインは全て網羅できました。

今日の私の座席は1階下手のブロック。
ちょっと遠い席でしたが、センター側の通路席だったので、見切れも視界を遮られることもなく、ストレスフリーで楽しめる席でした。
これが眺め。


望海さんと芳雄さんの組み合わせは、とても素敵でした。
雰囲気がすごく似ていて、見ていて違和感がない。
二人ともミュージカル畑の人間なので、歌詞がしっかり伝わって、ストレスを感じないのです。
芳雄さんはやっぱり上手いです。
2幕のロクサーヌからの流れは,やっぱり目が離せませんでした。
今日の狂気は、冷たい炎のイメージでした。
昨年の、若さで暴走するクリスチャンではなく、少し大人なクリスチャンに思えました。
無理して若々しく演じているのではなく、恋に落ちた男の可愛らしさや愚かしさが溢れていて、それが若々しく見えるのだと思います。


風車と象さん。
ムーラン・ルージュの世界は、とてもおしゃれで、露出の多い衣装や激しいダンスシーンにも関わらず、全くいやらしく感じません。
そこが魅力的です。

とりあえず、本日の感想です。

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CROSS ROAD

2024-04-27 10:18:00 | 舞台・コンサート
シアター・クリアへ行ってきました。
「CROSS ROAD」の再演です。

予定より早く到着したので、あっきー友から教えてもらったシャンテ3階で開催中の特別展示会を駆け足で覗いて気分をあげます!

結構力を入れてもらっているようで、大型パネルがドーンと並んでいました。

とりあえず、あっきーね。
この顔、あんまり好みじゃないんだが、悪魔だから、ま、しかたない。
楽にもう一度来るので、そのときにゆっくり鑑賞しようと思います。

さて、22年の初演版は、色んな意味で残念でした。
音響のバランスが酷かったことや、話がなんとなくとっ散らかっていたこともあるけど、なんてったって、最前列で観劇予定の公演が突然中止になったという真っ黒な思い出に尽きます。
だから、今回はリベンジです。

問題のアーシャ役は若手のホープ加藤梨里香ちゃん。
パガニーニーは相葉裕樹さんで、アルマンは山寺宏一さん。
信頼の組み合わせです。

さて、演出に手直しがあるという話だったのですが、もともと一度しか観ていないのと、記憶力が衰えてきたのとで、正直どこが違うのかよくわかりませんでした。
お笑い要素が増えていたかな、くらい?

前列の端っこだったせいかもしれませんが、オープニング曲はなんかモワモワして全然歌詞が聞こえないし、なんかいやーな予感。
でも、あっきーが小高い丘の階段から降りてくる演出でふっとびました。
そして、大きな違いに気がつきました。

あっきーは、端っこの席の私の方にまっすぐ微笑みながら降りてくるのです。 
(あくまで本人の感想です)

この勘違い目線は、階段の向きが斜めってこと?
  あ、盆だ!

舞台の雰囲気自体はかわらない(と思う)けど、十字型の小高い丘みたいなのが盆で回転することで、パガニーニーの邸や楽屋になり、場面転換がスムーズになっていたようです。
(あとでパンフで確認しました)

過去と現在を行き来するので、相変わらず小間切れっぽい印象は拭えません。
脚本が変わっていないので仕方ない。
それに、語られない時間のなかにあったであろうあれこれを想像で埋めていくのはたやすい。
でも、それでも、アルマンとアーシャが全く面識がないというのは、やっぱり違和感を感じてしまいます。
そして、一番大きな違和感は時間の経過。
血の契約から100万曲時間ってことなのでしょうが、アーシャだけは時間が止まっている感じなんですよね。
明るく元気なアーシャは加藤梨里香ちゃんにピッタリでいいんだけど、そこがちょっと不満だったり。

久しぶりに聞く「カーサ・ノスタルジア」に癒され、坂ケンさんの存在感に笑わされ、すっかり頼もしくなった相葉裕樹さんの大きな演技に目を奪われ、山ちゃんの老執事の愛に涙しました。

そして、舞台の上のあっきーは、不思議な存在感溢れるアムドゥスキアスでした。
初演より、お茶目で人間ぽい感じが強くなっていたような気がします。
帽子とニーハイブーツで階段を降りる姿は宝塚みたいでしたが、衣装のイメージがハエだというのを何かで読んでいたので、座っているとき、ブーツの前膝の部分が突き出たみたいに見えて、ちょっと笑ってしまいました。
舞台の真ん中にいるのをみると、やっぱり嬉しいです。

次は楽公演で、ダブルキャストが変わるので楽しみです。

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メディア/イアソン

2024-04-02 22:31:00 | 舞台・コンサート
31日は「メディア/イアソン」東京公演の楽日でした。

三軒茶屋の世田谷パブリック・シアターは、600席のこじんまりとした劇場ですが、緩やかな半円形の客席になっていて、平場を使ってギリシャ悲劇の上演にも対応可能な劇場です。
でも、今回は額縁舞台を使って、影絵のような幻想的な空間が立ち上がっていました。
全体的に少し暗い照明が、ギリシャの野外劇場を思わせ、物語のシーンごとに姿を変える月の、なんと美しかったことか。
「メディア」の物語はなんとなく知っていても、そのおどろおどろしさから、これまでちゃんと戯曲を読んだり、舞台を観たことはありませんでした。
この「メディア/イアソン」では、前半部分に「メディア」の前日譚が、わくわくするような冒険の物語とメディアのイアソンに対する強い愛が、描かれます。
メディアは、イアソンのために国を捨て、弟を殺し、全てを犠牲にして愛を貫いたのだから、イアソンの裏切りを許せない気持ちはわかります。
また、もともと巫女のような存在だったから、神への誓いを破ったイアソンは大罪人なのかもしれません。
とはいえ、子どもを殺すという行為はあまりにもむごたらしい。
そして、イアソンにとって愛する子どもを奪われたことは、自分が殺されるよりもずっと残酷な罰だったはずです。
メディアの復讐は、見事に果たされた。
けれど、去っていったメディアは、どんな気持ちだったのだろう?
それがわからない。

この物語の語り手は3人の子どもたち。
月の光に照らされた双子の兄と、幼い妹。
妹はあどけなく、それを見つめる兄は哀しいまでに優しい。
月の光から外れたところに遠くを見つめて双子の姉がうずくまっている。
月の光の中に立つ2人は、母に殺された子どもたち。
光から外れたところにいる姉は逃げ出して生き残り、その記憶を抱いたまま、暗い夜の中に生きている。
イアソンは「こんなふうに殺されるのなら、生まれてこない方がよかった」と子どもたちの死を嘆いたけれど、殺された方が生き残るよりも不幸だったとはいえない。

この、3人がすごい。
兄役の三浦宏規さんは、バレエで鍛えた身のこなしが優雅で靭く、ため息がでるほど美しいのです。
旗や大蛇や巨人を器用に操り、全く印象の異なるヘラクレスとメディアの弟役を演じ分けていました。
また、姉妹を演じる永野貴以さんと加茂智里さんも、何役も演じわけ、あどけない妹が一瞬にしてイアソンのおじさんに変わるのには驚かされました。
小物の受け渡しなども3人で助け合っていて、「カム フロム ウェイ」に通じるのも面白いと思いました。

今回、3階席からまず全体を眺めながら観て、その後、平場で前の人の頭に遮られながら観て、千秋楽は階段席でした。
それぞれみ見え方が違って面白かったです。

今回、ノンストップ2時間は、集中力の限界に近いものがありました。
メディア役の南沢さんの台詞回しが独特で、ものすごい早口で捲し立てるように長々と語る(怒鳴る)ので、結構しんどいです。

10年くらい前に、新進気鋭の演出家だった森新太郎さん演出の「幽霊」を観ました。
シンプルで象徴的な舞台装置と真っ白い衣装と照明の効果に驚かされたノンストップ2時間のイブセンでした。
面白い演出家さんだと思います。

芳雄さんを観に行ったのですが、芳雄さんの印象は果てしなく薄く,薄っぺらいイアソンは大正解かなと思いました。

やっと感想が書けました。









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カム フロム アウェイ

2024-03-28 19:50:00 | 舞台・コンサート


日生劇場の「カム フロム アウェ」のマチネ公演を観てきました。
劇場のロビーには、大きな世界地図。

いつもならキャストボードがあるのですが、今回は見当たりません。

その代わりに、物語の背景を解説するボードが隣に並んでいました。
この物語は、2001年9月11日のアメリカ同時多発テロの裏側で起きていた真実の出来事を描く、1幕ノンストップ100分のミュージカルです。
すごくテンポが早いので、ざっと目を通しておいてよかったです。

日生劇場名物、ストーリーを象徴するリスのジオラマ。

このミュージカルは、テロのために行き場を失った38級の飛行機たちを受け入れた、カナダのニュー・ファンドランド島のガンダーという小さな町の住人たちと、遠くからやってきた乗客たちとの人種や言語や宗教をこえた心のふれあいの物語。
それが伝わってくると思いませんか?

この作品は、安蘭けい・石川禅・浦井健治・加藤和樹・咲妃みゆ・シルビア グラブ・田代万里生・橋本さとし・濱田めぐみ・森公美子・柚希礼音・吉原光夫(50音順)の12人の豪華なキャストが100の役を演じ分けます。
それぞれ主役を張れる方々ですが、その12人が、場面場面でアンサンブルになって、コーラスや大道具の移動も行っているのです。
万里生くんは、ケビンというゲイの役から、アリというイスラム教徒の乗客に早変わりをします。
禅ちゃんは、イギリス人のニックと現地人のダクという、性格の異なる、でも愛すべき二人の男性を演じわけています。
浦井くんは動物の声も演じていて、笑い声を誘っていました。
女性陣がアンサンブルに徹する時には、オーラを消して、メインに復帰するとばっと華やかになるのもすごいなと思いました。

開演前は写真撮影できました。
椅子とテーブルと木々だけのシンプルな舞台おお装置です。
中央近くの折れた2本の木は、貿易センタービルの象徴だそうです。
今回、GS席のA列というちょっと遠いけど、眺めのいい席でした。
この物語には同時多発テロという、大きな悲劇を背景にしているし、その後の復讐の連鎖の記憶やガザの現状など、いろんなことを考えさせられる劇ですが、観終わった後の感覚は爽やかで明るく、希望を感じられるものでした。

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中川晃教東京会館コンサード2024

2024-02-11 06:53:00 | 舞台・コンサート
もう、一週間経ってしまいました。

毎年恒例の東京会館のコンサート。
長いこと、私にとっては行きたくても行けない幻のコンサートでしたが、ここ数年は,頑張って参加させていただいています。
今年は、立春の2月4日の開催で、春を運んできたコンサートでした。
(実際にはこのあと、寒波と雪を運んできました)
上野の東京会館の小ホールと、園田涼さんのピアノとあっきーの歌の相性が抜群にいいんですよね。
今回、最前列の席を発券してもらったので、シースールーの衣装から覗く脇や背中の素肌が眩しくて、眼福席すぎて、目のやり場に困りました。
でも、洋楽のカバーとオリジナルがないまぜになったセットリストと、迷走しては園田さんに丸投げするMCと、やっぱりきたか!の客席むちゃぶりと、あっきーらしさ満載のコンサートは妙に居心地がよく,来年もまた参加したいと思って、会場をあとにしました。

ファンからの黄色いスタンド花。
元気が出ますよね。

今回、「戦場のメリークラスマス」がすごく美しくて、感動しました。今さら映画をみたいとは思わないけど(かなり覚悟しないと無理だと思うから)、ピアノとあっきーの歌声と東京会館の小ホールの響きが絶妙で、いろんなことを考えていました。
また、あっきーのデビュー当時の歌を久しぶりに聞たのも嬉しかったです。
美しいメロディーにのせられた「いま確信している」という歌詞に、まだ高校生のあっきーが一生懸命ことばを紡ぎ出している様子が浮かんできて、「確信」ということばの響きが微笑ましく感じました。
今回のコンサートで、私はあっきー愛を「確信」しましたよ。

来年も、やっぱりまた参加したいコンサートです。

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日比谷野音ミュージカルフェス!

2023-10-29 07:10:00 | 舞台・コンサート
もう、1週間もたつのですが、忙しくて、なかなか記事をあげられませんでした。
日比谷ブロードウェイと芳雄のミューのコラボによる、日本初の野外ミュージカル・フェスに参加してきました。

日比谷野音(大音楽堂)の入り口です。
1000人規模の野外ステージが、立ち見席も出るほどの大盛況でした。

スタンド花がお出迎えしてくれました。

今月は私にとってコンサート月間だったのですが、その締めくくりにふさわしいミュージカル・フェスでした。
私の二大推しのあっきーと芳雄さんに、まりおくんにしょうまくんに…と、豪華なメンバーの熱く楽しい、笑いあふれる野外コンサートでした。
その人に合わせた選曲やコーラス割りも素晴らしくて、感動しつつも笑みがこぼれる、不思議に楽しい時間でした。
私の座席は後方応援席でしたが、センターど真ん中ということもあり、ステージ全体が視界に入り、真正面から歌声が届く素敵な座席でした。
お天気にも恵まれ、夜空に響く歌声を堪能させていただきました。

噂のあっきーの「ボヘミアン・ラプソディー」は、生バンドの熱のこもった演奏もあいまって、すごかったです!
この一曲だけでも大満足の歌声でした。
あっきーはあいかわらず自由奔放でしたが、その暴れ馬の手綱を握れるのは、やっぱり芳雄さんしかいないなあとも感じました。
でも、暴れ馬は他にもいて、個性も実力も兼ね備えたメンバーが勢揃いする贅沢さを満喫した3時間弱でした。
とにかくみんなすごい声量で、絶対マイクなくても届くよなと思わせるドッカーン、ドッカーンに、音って振動なのよね、実感したり。
また、野外ミュージカルフェスやってください!


さて、日比谷公園内では同時にガーデニング・ショーも開催中。
ちょっと心惹かれましたが,お友達と待ち合わせをしていたので、看板だけ撮影させてもらいました。
ところが、看板を撮影したことで、そのあと方向感覚が狂ってしまい、このあと、あらぬ方向へと進んでしまいました。
つまり、簡単にいうと、町田の二の舞。
日比谷公園内迷子になってしまい、警備のジャケットを着た人に泣きつき、地図アプリの案内機能の使い方を教えてもらい、なんとかお友達と合流できたのでした。
遅れて本当にごめんなさい。
方向感覚の鈍さを呪います。


終演後は、人波に流されて歩きました。
大噴水のライトアップが綺麗でした。
来月には、あちこちで本格的にクリスマスのライトアップが始まります。
残暑が厳しくて、感覚的には秋もまだ始まったばかりですか、もう、年末になるのですね。

別の方角からも、もう一枚。
さあ、今年もあと一踏ん張りです。

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ボストンポップス2023

2023-10-14 06:10:00 | 舞台・コンサート
10日は六本木、サントリーホールのボストンポップス。
2日連続のコンサート三昧。
仕事帰りに出かけました。

一度は行きたいと思っていたサントリーホール。
芳雄さんが連れてきてくれました。

世界最高峰のポップス・オーケストラとの共演。
「ラグタイム」が終わったばかりの芳雄さんですが、とても楽しそうで、リラックスして歌って踊っていました。
会場のお父様に「アラジン」から「自慢の息子」を歌っていましたが、すごくよかったです。

フルオーケストラで聴く映画音楽は、わくわくした気分が最高でした。
「バック・トゥ・ザ・フューチャー」「パイレーツ・オブ・カリビアン」「ハリーポッター」「ET」と、畳みかけるようなセトリで、仕事の疲れも吹っ飛びました。

指揮者のキース・ロックハートさんは、すごくフレンドリー。
「マンボ」のあと、ちょっと緊張気味の私達に「Sing a long」と声をかけてくれたのですが、次の歌が「ボヘミアン・ラプソディ」
いや、歌えませんと苦笑していたら、その後出てきた芳雄さん、「いきなり歌えっていわれてボヘミアン歌えるの、中川晃教しか知らない」とジャパニーズ・ジョーク。
会場をあたためてくれました。


国内最高のクラッシックホールとも呼ばれるサントリーホール。

休憩時間に、ちょっと贅沢してジンジャーエールをいただきました。
シャンパンを注文している人もいて、昨日の町田市民ホールとは、全く違う雰囲気。
でも、それはそれでいいんだよね。

今度は、クラッシックのコンサートに来てみたいなと思いました。

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町田に迷う

2023-10-14 04:35:00 | 舞台・コンサート
三連休最終日の9日は、久しぶりにあっきーのコンサートでした。
雨が降る少し肌寒いお天気でしたが、いざ、町田へ!
会場は町田市民ホール。
駅から徒歩8分。
ところが、久しぶりすぎる町田は、私の知っていた20世紀の町田ではありませんでした。
歩けども、歩けども、それらしき建物は見えず。
何かのイベントの準備中だったおじさんに声をかけ、反対側に歩いていたことが判明!
慌ててタクシーに乗って辿り着きました。
ワンコインで済んでよかった。

何食わぬ顔で外のポスターを撮影。

会場内のポスターには,二人のサイン。
あっきーのサインは、衣装の色でわかりにくいんだなあ、これが。
藤岡くんはゲストということでしたが、「with friend」というコンサート名にふさわしく、ほぼ舞台に出ずっぱり。
しかも、故郷町田凱旋ということで、すごくアットホームな感じで、楽しくあったかい雰囲気でした。
二人の歌声はもちろん、友達同士のたわいもない思い出話に笑わせてもらいました。
藤岡くんのおばあちゃんがいらしていて、コンサートを乗っ取って、ハッピ・バースデーを祝ったり、アットホーム感が強いコンサートでした。
JBBコンサートからの曲目中心のセトリで、オリジナル曲は少なめ。
でも、二人の絶妙な歌とトークに大満足のコンサートでした。

藤岡正明くんへのお花。
なんか、地元凱旋感がいいなあ。
町田を随分ディスっていましたが、あったかい雰囲気で、愛を感じます。

あっきーへのお花はこちら。
町田市民ホールの改装記念イベントの一環として開かれた地元感あふれる満員御礼コンサート。
また、二人でやってください。

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ラグタイム千穐楽

2023-09-30 16:34:21 | 舞台・コンサート
今日は、「ラグタイム」東京公演の千穐楽でした。

「ムーラン・ルージュ」に続いて、楽公演のチケットをとれたのはラッキーでした。
楽独特の空気感はやっぱり特別です。

私は今回3回目の観劇で、今回はグランド・サークル。
3回とも見える景色が違ったのですが、今日は、歌っている表情が真正面に見える勘違い席でした。
これまで、背中とか横顔だったので、嬉しい席でした。
なかなか重たくてしんどいミュージカルなのですが、あちこちから嗚咽の声が聞こえてくるので、私も我慢せずにいっぱい泣きました。
ほんと、泣きっぱなし。
コールハウスとサラが、わが子の未来は希望にあふれていると歌っているのに、もちろん、その歌も感動的なのですが、次のシーンで待っていることがわかっているので、涙が溢れてきてたまらなくなるのです。
カーテン・コールの挨拶で、主演のお三方とも口にしていましたが、本当に重たいテーマでした。
でも、マザーの最後の「もう戻らない」という強い歌声や、全編を彩る軽やかなラグタイムのミュージックに救われ、子役ちゃんの姿に慰められました。

今日の子役ちゃんは、こちらです。
3回とも同じだったかな?
本当に可愛いリトル・コールハウスでした。

シャンテの3階に、芳雄さんのサインが展示してありました。
撮影可だったので、アップします。
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