題名を書いて、気がつきました。
私にとって、10年ぶりの「モーツァルト!」でした。私が帝劇に通い詰めるきっかけは、初演の「モーツァルト!」であっきーに出会ってしまったことなので、帝国劇場のクローズド公演の中で、絶対観たい!と思ったのは、コレでした。
帝国劇場に来たら、必ず撮る写真。
これが最後ですね、きっと。
大激戦のチケット争奪戦で、なんとかとれた一枚。
昔は、平日のマチネなんかは空席も目立っていたのに、様変わりです。
今日のマチネ、ヴォルフガングは古川雄大さんです。
アマデは女の子。
新演出になって初めての「モーツァルト!」で、開幕前、舞台上の白いピアノ型のセットが??だったのですが、盆が回り出すと側面が階段や二階建てのセットになっていて、場面転換がスムーズになっていました。
映像効果も進歩していて、以前のセットは、随分シンプルだったんだなと感じました。
ただ、常時盆の上に二階建ての機構がのっているので、全体的に舞台が狭く感じられました。
二幕の「ここはウィーン」のシーンは、大勢の貴族たちが、なんだかごちゃごちゃしてるように感じました。
また、ブラター公園の場面は、奇術が縦置きになったせいで、なんだかつまらなくなりました。
馬車のシーンは、トイレの場面がカットされていてホッとしました、
一ヶ所だけ、えっ?と思ったのは、ヴォルフが最後に自分の血で楽譜を書こうとするシーン。
赤いハート型のイルミネーションが、ムーラン・ルージュにしか見えなくて、困りました。
そして、新曲のシーンは、私はいらなかったんじゃない?と思いました。
私はあっきーファンだから、古川ヴォルフにはびっくりしました。
すっかりあっきーヴォルフの耳になっているので、えっ?そこ、違うでしょ!と思ってしまうのです。
すごく感情的で直情的でワイルドなヴォルフは新鮮でした。
他にもいろいろありますが、とりあえず、こんなところで。