茶々日和~まったりしましょ~

愛犬茶々(Mダックス・メス)とのまったりした暮らしと、趣味の観劇記です。よろしくお願いします。

二度めのモーツァルト!

2010-12-08 18:11:05 | 舞台・コンサート
今日は二度目の「モーツァルト!」で、伯爵夫人は涼風さんです。
前回、香寿さんの「星から降る金」がすごく良かったから、今日はどうかなって楽しみにしていました。
涼風さんはとてもチャーミングで女神さまみたいですが、香寿さんの低音域が響く歌の方が好きかなあ。
今日は少し前の方の席だったから、表情なんかもしっかり確認できました。
最後のひとりでレクイエムを書いているシーンとか、今まで何回も見ていたはずですが、あんなに細かいところまで演技していたのですね。
アンサンブルの歌にあわせて、だんだん表情も憔悴していくのですが、あのシーンは見ている方もすごく消耗します。
終演後のトークショーで、「この辛さはヴォルフガングをやった三人にしかわからない」と井上君がいっていましたが、肉体的にも精神的にも追いつめられて死んでいく役をやるのはたしかに大変なこと。
あっきーが「もう、うんざりだ」と本当に言ったかどうかはわかりませんが、そういう気持ちになってもおかしくない作品だと思います。
だから、それを200ステージ続けた井上君はやっぱり立派です。
前回パンフレットを買わなかったのですが、舞台写真も入ったというので買っちゃいました。
あっきーが「モーツァルト!」をやっていたことは抹消されているのかと思っていたら、井上君が「あっきーと一緒に作ってきた」「あっきーが稽古でフェイクをいれてとめられていたけど、今ならその気持ちが理解できる」と書いていて、うるっと涙が出てしまいました。
井上君は200回かけて、少しずつヴォルフガングに近づき、日々進化させいるけれど、あっきーは初演でヴォルフガングの深いところにいきなりたどり着いてしまっていた、という気がしています。
だから、あっきーにとっては、それ以上進みようがなくなったのではないでしょうか?
進むとすれば、厚い壁を掘り進むしかないし、掘り進んだとしても、その先がどうなっているかもわからないのだから。
今日もいろいろ考えて、すごく疲れています。
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正論ですが

2010-12-08 11:33:01 | お気楽生活
今日、ちょっと遅くなって、いつもの急行にまにあわず、各停に乗りました。
その電車はいつも白百合の小学生が大挙して乗っている電車なのですが、途中から三人組のおばあさんが乗って来て、白百合の小学生が席を譲らないといってキレてました。
「たくさん勉強して白百合入っても、親御さんは大変よねえ」のイヤミから始まって、「韓国や中国じゃ、目上の人を立たせたりしないわ」と続き、藤沢に着くまで大騒ぎ。
そのくせ、本町で高校生か降りるため立ち上がったら、「あらいいのに」だって。
まあ、確かに、かなりお年を召した方たちだったし、小学生も低学年ではなかったけど、あれはないでしょ。
はっきり「席をかわりなさい」と言えばいいのに、と、思ってしまいました。
でも、通勤通学の時間帯に遊びに出かけるくらいタフな方なら、たかだか5分くらい立っていられるでしょ?
子どもも大事にされすぎているけど、オトナも結構大人気ないよね。
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