今日は二度目の「モーツァルト!」で、伯爵夫人は涼風さんです。
前回、香寿さんの「星から降る金」がすごく良かったから、今日はどうかなって楽しみにしていました。
涼風さんはとてもチャーミングで女神さまみたいですが、香寿さんの低音域が響く歌の方が好きかなあ。
今日は少し前の方の席だったから、表情なんかもしっかり確認できました。
最後のひとりでレクイエムを書いているシーンとか、今まで何回も見ていたはずですが、あんなに細かいところまで演技していたのですね。
アンサンブルの歌にあわせて、だんだん表情も憔悴していくのですが、あのシーンは見ている方もすごく消耗します。
終演後のトークショーで、「この辛さはヴォルフガングをやった三人にしかわからない」と井上君がいっていましたが、肉体的にも精神的にも追いつめられて死んでいく役をやるのはたしかに大変なこと。
あっきーが「もう、うんざりだ」と本当に言ったかどうかはわかりませんが、そういう気持ちになってもおかしくない作品だと思います。
だから、それを200ステージ続けた井上君はやっぱり立派です。
前回パンフレットを買わなかったのですが、舞台写真も入ったというので買っちゃいました。
あっきーが「モーツァルト!」をやっていたことは抹消されているのかと思っていたら、井上君が「あっきーと一緒に作ってきた」「あっきーが稽古でフェイクをいれてとめられていたけど、今ならその気持ちが理解できる」と書いていて、うるっと涙が出てしまいました。
井上君は200回かけて、少しずつヴォルフガングに近づき、日々進化させいるけれど、あっきーは初演でヴォルフガングの深いところにいきなりたどり着いてしまっていた、という気がしています。
だから、あっきーにとっては、それ以上進みようがなくなったのではないでしょうか?
進むとすれば、厚い壁を掘り進むしかないし、掘り進んだとしても、その先がどうなっているかもわからないのだから。
今日もいろいろ考えて、すごく疲れています。
前回、香寿さんの「星から降る金」がすごく良かったから、今日はどうかなって楽しみにしていました。
涼風さんはとてもチャーミングで女神さまみたいですが、香寿さんの低音域が響く歌の方が好きかなあ。
今日は少し前の方の席だったから、表情なんかもしっかり確認できました。
最後のひとりでレクイエムを書いているシーンとか、今まで何回も見ていたはずですが、あんなに細かいところまで演技していたのですね。
アンサンブルの歌にあわせて、だんだん表情も憔悴していくのですが、あのシーンは見ている方もすごく消耗します。
終演後のトークショーで、「この辛さはヴォルフガングをやった三人にしかわからない」と井上君がいっていましたが、肉体的にも精神的にも追いつめられて死んでいく役をやるのはたしかに大変なこと。
あっきーが「もう、うんざりだ」と本当に言ったかどうかはわかりませんが、そういう気持ちになってもおかしくない作品だと思います。
だから、それを200ステージ続けた井上君はやっぱり立派です。
前回パンフレットを買わなかったのですが、舞台写真も入ったというので買っちゃいました。
あっきーが「モーツァルト!」をやっていたことは抹消されているのかと思っていたら、井上君が「あっきーと一緒に作ってきた」「あっきーが稽古でフェイクをいれてとめられていたけど、今ならその気持ちが理解できる」と書いていて、うるっと涙が出てしまいました。
井上君は200回かけて、少しずつヴォルフガングに近づき、日々進化させいるけれど、あっきーは初演でヴォルフガングの深いところにいきなりたどり着いてしまっていた、という気がしています。
だから、あっきーにとっては、それ以上進みようがなくなったのではないでしょうか?
進むとすれば、厚い壁を掘り進むしかないし、掘り進んだとしても、その先がどうなっているかもわからないのだから。
今日もいろいろ考えて、すごく疲れています。