茶々日和~まったりしましょ~

愛犬茶々(Mダックス・メス)とのまったりした暮らしと、趣味の観劇記です。よろしくお願いします。

King Arthur (書き直しています)

2023-01-22 07:18:00 | 舞台・コンサート
フレンチミュージカル、キング・アーサー。
なぜか記事が消えてしまったので、びっくりしています。
操作を間違えたのかな?
同じ記事は書けないので、備忘録として、新しく書き直して掲載します。

ホリプロの最速先行でチケットをゲットして、楽しみに待っていたミュージカルです。
大好きな「ロックオペラモーツァルト」と同じドーヴ・アチアさんの作品です。
フレンチミュージカルは、とにかくダンスがカッコよくて、シャウトする歌でグイグイ引っ張っていくのが魅力です。
なので、ダブルキャストは、歌える人で選びました。

私が観たのは、17日のソワレです。
初台の新国立劇場中劇場。
初日から公演中止になっていたので、この日のマチネが初日の舞台でした。
浦井健治くんは、運命に導かれ、悩みながら王として成長するアーサー王のイメージにぴったりです。
ライバルのメレアガンは伊礼彼方さんと加藤和樹さんなので、すごく迷ったのですが、あっきー繋がりのかずっきーさんを選択。
激しくシャウトするかずっきー、でした。
伊礼さんのパワフルな歌も聴きたいです。
ランスロットは、太田基裕さん。
「ジャージー・ボーイズ」ではあまり歌っていなかったので、新鮮でした。
グネビアは、小南満祐子さん。
この年代の女優さんの中では、歌も演技も安定感しているし、「王家の紋章」の再演を観た経験から、正直、宮澤さんの選択肢はありませんでした。
「王家」も、初演の時はそんなに悪くなかったので、この舞台で、ちゃんとリベンジしてくれていたらいいなと思います。
さて、この舞台を知って、見に行こうと思ったのは、トリッキーな魔術師マーリン役で石川禅さんが、魔女モルガン役で安蘭けいさんが出演されると知ったからです。
禅さん大好きです。
どんな小さな役どころでも、禅さんがいると安心するんですよね。
この作品のマーリンは、アーサーの父親がわりであり、王に導く師として存在しています。
最近の禅さんが得意とする役柄です。
トリッキーな部分は抑えてありますが、禅さんが演じると、独特のユーモアがあって、ほんと、不思議な役者さんです。

魔女のモルガン役の安蘭けいさん。
「蜘蛛女のキス」・「血の婚礼」と、全く違う役所を魅力的に演じていらしたので、今回の仇役はすごく楽しみでした。
メレアガンのような単なる仇役(に私には思えました)はではなく、アーサーの陰の部分を象徴する存在でもあり、複雑な感情を抱えたモルガンを、魅力的にパワフルに演じています。
この二人がいる舞台は、行きたい!と思ってしまいます。

客席の熱量も高く、すごく盛り上がっていました。
アーサー王物語って、いろんな伝承のつぎはぎみたいなところがあって、未だによくわからないところがあるのですが、このミュージカルはすごく分かりやすかったので、予習しなくても十分楽しめると思います。
私は2階席1列目ほぼセンターという、舞台がしっかり見える席をゲットしていたので、流石に細やかな表情は確認できませんが、ダイナミックなダンスや歌、照明なんかも存分に楽しめました。
この劇場なら、2階席も悪くないです。

リビしたいけど、繁忙期に突入したのであきらめていますが、ホリプロの舞台は映像化さらたり、CSでオンエアされることも多いので、期待したいと思います。










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