唐茄子はカボチャ

映画と音楽と・・・

煩悩

2009年03月24日 | ありがたいお言葉
ぼんのう 【煩悩】
〔仏〕 人間の身心の苦しみを生みだす精神のはたらき。肉体や心の欲望、他者への怒り、仮の実在への執着など。「三毒」「九十八随眠」「百八煩悩」「八万四千煩悩」などと分類され、これらを仏道の修行によって消滅させることによって悟りを開く。染(ぜん)。漏。結。暴流(ぼる)。使。塵労。随眠。垢。――あれば菩提(ぼだい)あり煩悩と菩提とは表裏一体で別々に離れたものではないということ。煩悩則菩提。――の犬は追えども去らず煩悩が人につきまとって離れないのを、犬がまといつくのにたとえた言葉。

写真はまったく関係ありません・・・

投機・・・他

2008年09月17日 | ありがたいお言葉
【投機】
(1)〔speculation〕(ア)偶然の利益をねらって行う行為。
(イ)将来の価格変動を予想して、価格差から生ずる利益を得ることを目的として行う売買取引。
(2)禅宗で、修行者が禅の心機に投合すること。学人の機と師家の機と合致すること。

ヘッジファンド 【hedge fund】
高収益を目的とするファンドの一。株式,債券,為替など多様な変動商品を投資対象として,空売り・空買いなどをしながら投機的に運用して高利潤を得るファンド。

ヘッジファンド(hedge fund)の正確な定義は難しいが、公募によって一般から広く小口の資金を集めて大規模なファンドを形成することを目指す通常の投資信託と異なり、通常は私募によって機関投資家や富裕層等から私的に大規模な資金を集め、金融派生商品等を活用した様々な手法で運用するファンドのことを指す。代替投資の一つ。

さきもの-とりひき 5 6 【先物取引】
将来の一定期日(限月)に現品の受け渡しまたは決済を行うことを約束した売買取引。

サブプライムローン 【subprime lending】
信用力の低い人を対象としたアメリカの住宅などのローン。通常のローンに比べ,審査基準が低いかわりに金利が高い。
〔2006 年 12 月以降,アメリカの住宅ブームが失速し,サブプライム-ローンを取り扱う金融機関が経営破綻したことから問題が表面化。この住宅ローンは証券化され取引されていたため,アメリカ経済のみならず世界経済に影響を及ぼした〕

サブプライム 【subprime】
(1)上部に次ぐ位。
(2)マーケティングなどで,信用リスクの大きい消費者。一般に中低所得者をいう。

駅伝

2008年09月15日 | ありがたいお言葉
(1)「駅伝競走」の略。
(2)律令制における駅制と伝馬(てんま)の制。うまやづたい。
(3)中国で秦漢時代からある交通制度。都を中心とした幹線道路あるいは水路に等間隔に駅を設けて駅馬・駅船を置き、官吏の往来、公文書の伝達などを速やかにした。


えきせい 【駅制】
陸上交通制度の一。唐の制度にならって大化の改新に始まり、大宝令に至って制度的に確立。都と各国の国府を結ぶ幹線道路に三〇里(約16キロメートル)ごとに駅を置き、各駅に駅馬を備えて緊急の官用通信にあて、また別に、諸国の郡家(ぐんけ)に伝馬(てんま)を置いて通常の官用通信にあてた。駅戸の負担過重などにより、律令体制の崩壊とともに衰えた。駅伝。

てんま 0【伝馬】
(1)逓送用の馬。律令制では、各郡におき官吏の公用に供した。平安時代以降、制度は乱れたが、江戸幕府はこれを整備し、主要幹線路の宿駅ごとに一定数、常備させて公用にあてた。
(2)「伝馬船」の略。

てんま-ちょう【伝馬町】
(1)江戸開府の際、伝馬を業とする人々が集住した、現在の東京都中央区日本橋付近の町名。大伝馬町・小伝馬町に分かれる。のちに江戸を代表する問屋街となった。また、小伝馬町には幕府の牢屋敷が置かれた。
(2)牢屋の異称。

奇をてらう

2008年08月21日 | ありがたいお言葉
てら・う てらふ 【▼衒う】

〔「照らふ」の意〕
(1)ことさらに才能や知識をひけらかす。また、実際以上によく見せかける。
「学識を―・う」「奇を―・う」
(2)誇る。みせびらかす。
「人―・ふ馬の八匹(やつぎ)は惜しけくもなし/日本書紀(雄略)」

瓜田(かでん)に履(くつ)を納(い)れず 李下(りか)に冠を整(ただ)さず

2008年08月04日 | ありがたいお言葉
瓜田に履(くつ)を納(い)れず
〔古楽府(君子行)〕ウリ畑でかがんでくつをはき直すと、ウリを盗んでいるのではないかと疑われる。疑われる恐れのある行為はしない方がよいの意。瓜田の履。李下(りか)に冠を整(ただ)さず。

李下に冠(かんむり)を整(ただ)さず
〔「古楽府(君子行)」による。スモモの木の下で、まがった冠を直そうと手を上げると、スモモを盗むのかと疑われるから、冠を直さない、という意〕人の疑いを招きやすい行為は避ける方がよいというたとえ。李下の冠。
→瓜田(かでん)に履(くつ)を納(い)れず


憤懣遣るかたない

2008年07月14日 | ありがたいお言葉
ふんまん 【憤懣/忿懣】
いきどおりもだえること。腹が立っていらいらすること。
「―やる方がない」「―する如く肩を怒らし/社会百面相(魯庵)」

やるかたな・い 5 【遣る方無い】
(1)思いを晴らす方法がない。どうすることもできない。
「憤懣(ふんまん)―・い」「このうれへこそ―・く悲しけれ/十六夜」
(2)程度が普通でない。非常だ。
「女―・く名残を惜しむあはれさに/咄本・醒睡笑」

オキゴンドウ

2008年02月28日 | ありがたいお言葉
Wikipediaによると・・・

オキゴンドウ(沖巨頭、Pseudorca crassidens)はクジラ目ハクジラ亜目マイルカ科オキゴンドウ属に属するクジラである。 シャチモドキ、キュウリゴンドウなどとも呼ばれる。

オキゴンドウ属はマイルカ科に属する属の一つである。オキゴンドウ属に属するのはオキゴンドウ1種のみである。

マイルカ科の中では比較的大きな種である。「シャチモドキ」(英語ではFalse Killer Whale、すなわちシャチの偽者)という名前は、外見だけでなく、シャチと同様にイルカなど他の小型のクジラを捕食することに由来する。マイルカ科を含むたいていのハクジラの歯は丸呑みできる大きさの獲物を引っ掛けるだけであるが、シャチとオキゴンドウは例外的にそれより大きな獲物の肉を抉り取って食べることができる(シャチの近縁であるという説もある)。また、そのために延縄にかかった高価なマグロ類から巧みに肉や内臓だけを抉り取って食べてしまい、大きな漁業被害をもたらすことでも知られている。

和名のオキゴンドウ(沖巨頭)は「沖合に棲息するゴンドウクジラ」を意味する。

もう一つの別名のキュウリゴンドウは細長い形態から名づけられた模様。

・・・だそうです。

舟に刻んで剣を求む

2007年01月08日 | ありがたいお言葉
時勢の変化に気がつかず、いつまでも古いしきたりを墨守する愚かさを喩える成語で、
『呂氏春秋』に出てくる寓話。



楚人有渉江者。    
其剣自舟中墜於水。  
遽刻其舟曰、     
是吾剣所従墜。    
舟止。        
従其所刻者入水求之。 
舟已行矣、而剣不行。 
求剣若此。不亦惑乎。 


楚の人で、長江を渡った者がいた。
その剣が舟の中から水に落ちた。
すると、あわてて舟に目印を刻んで、
「わしの剣が落ちたのはここだぞ」と言った。
やがて、舟が岸に着いて止まった。
すると、彼は舟に刻んだ目印から水に入って剣を探した。
舟は動いてしまっている。しかし、剣は動いていない。
このようにして剣を探すとは、なんとたわけたことではないか