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文藝春秋 |
途中までは結構引き込まれていったんですけど、就職が決まってからの本筋ともいえる後半はなんというか、あまり面白くなかったです。
出てくる映画は、普通の映画にあえてしてるんだろうけど、出てくる作品を面白いと思う登場人物が、それほど深い考察をできるようにも思えなかったし。その辺のなんというかギャップが・・・。
主人公の女の人が後半はおまけみたいになってるのもいやでした。この人は、新たな就職先で、何を手に入れたのでしょうか。
映画を通じて真の友情だったり、家族のきずなだったりが深まりました。という話なんでしょうけど、なぜか、こころに響いてこないんですよね。
まあ、親父さんが最後まで好きになれなかったことが最大の原因ですね。