プチホラー体験

突然ですが、ウチの会社にはＡＴＭが３台置いてあります。

外から見たら分からない所にあるし「ここがＡＴＭコーナーです」という看板も無い。
ふつーに、どこかの部署に入る扉？ってカンジの横開きにスライドさせる扉を開けて入った所にあるので、社外の人には分からないと思う。
扉を開けて入ると、ちょっと広い会議室のようなスペースにメインバンクの都市銀行のＡＴＭが２台。微妙に離れた所に働く銀行のＡＴＭが１台。
何年か前にはこのスペースにもう１台、地元地方銀行のＡＴＭがあった。
さらに建物をぐるっと回って向こう側には郵便局のＡＴＭもあったのだけど、採算が合わなくなってこの２台は撤去されました。
郵便局は重宝してたのになぁ・・・・・・・。

あ、話が逸れた。
んで、お金を引き出そうと思って、このＡＴＭの部屋に行った。
当然だけど普通のＡＴＭなので、銀行営業日の９時～１８時までだったら、いつでも使える。
（オイラ達は祝日稼働なので、うっかり祝日ということを忘れてここに来ると、シャッターが閉まっていて悲しい結果に終わる。ってのを何度も体験した（Ｔ－Ｔ））

だいたい昼休みや定時後は何人か居たりするんだけど、オイラ達事務屋は割りと自由に動けるので、そーいう時間ははずしてフラッと寄って利用する。
オイラが入った時も、メインバンクのＡＴＭに先客が一人いたので、オイラはその隣にあるＡＴＭ（メインバンク）の前に立ち、操作をし始めたら「ガラガラ～」っと入り口の引き戸が開く音がした。
続いてオイラの視界の端っこに人が通るのが見えて→順番待ちのためオイラ達の後ろに立った。

隣のＡＴＭを操作していた先客が終わって、立ち去っていく。
なのに後ろで順番待ちをしている人はオイラの隣に来ない。
『ん？こっちの機械でないと出来ない「何か」があるのかな？同じ銀行なのに、そんな違いがあったっけ？』と思いながら急いでパネルの操作をして→作業が終わったので後ろを振り向いたら・・・・・・・・。

だれも居ないんです　Σ(￣ロ￣lll)　ガビーン

『あれ、なんだ。働く銀行のＡＴＭだったのか』と思ってそっちを見ても、この部屋にはオイラ一人しか居ないんです（＞＿＜）。

もちろんこの部屋に出入りできる所は１つだけ。
横開きで「ガラガラ」言う扉を開けないとムリ。
先客と二人でＡＴＭに向かっているときに、確かに扉が動く音を聞いたんだもん！
そんでもって人が動いて入ってきたのを視界の隅で見たんだもん！

でも、だれも居かったんです。

いやん。

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分からなかった・・・・・・・・。
王子だったのか（＾－＾；。