うつくしいくに

この頃、強行採決が多いなぁと思っていたら、昨日は、野党が反対する中、社会保険庁改革法案や年金支給漏れの時効を撤廃する特例法案を委員会採決。国家公務員法改正案に至っては、委員会採決もしないで、直接本会議で議決するって話。もうムチャクチャ。議会のルールもへったくれもないって感じです。

Wikipediaで、民主主義を引いてみるとこんなことを書いています。
「単純な多数決では、単に多数であることをもって、その結論が正当であるとの根拠とするものであるが、民主主義として把握する場合には、最終的には多数決によるとしても、その意思決定の前提として多様な意見を持つ者同士の互譲をも含む理性的対話が存在することをもって正当とする点で異なると主張される。」

戦後、日本に民主主義が根付いたかどうかは、いろいろ意見があるところでしょうが、かつて良識の府とされた、参議院が強行採決の連続を行っていることは、なにやら感慨深いです。
思うに、安倍さんは「強力なリーダーシップ」って言葉を履き違えているように思えますなぁ。

ところで、安倍首相のとってもチープなキャッチフレーズ「美しい国」ひらがなで書いてみると「うつくしいくに」。ひっくり返すと「にくいしくつう」・・・「憎いし苦痛」＾＾　誰かが国会で言ってましたが、いよいよホントになってきたのかも