昨日は、江刺の梁川地区センターで郷土料理の教室。食の匠や料理教室の先生がいろいろと教えてくださいました。料理の鉄人で勝ったことのあるシェフは残念ながら欠席でした(^_^;)
↓は、雁月に使った北限の柚子と地元のクルミ。岩手では胡桃が取れるので、料理やお菓子に使うことが多いです。おいしいんだよね♪
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こちらは柚子雁月。雁月とは、重曹と酢を反応させてフワフワに作る小麦ベースの蒸したお菓子で、ゴマやクルミを表面に散らした感じが雁が月夜に並んで飛んでいるのに似ていることからこの名前が付きました。なにやら風流。
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こちらは、クルミ雁月。クルミが一杯で表面雁だらけ???
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果報団子は、米粉を使って作る団子汁です。古くは萩の小さな枝を入れたりして、プレゼントが当たるようにしたことから果報団子と名付けられました。
お出汁がやさしくていいお味です。
あとは、漬物や胡桃豆腐などを持ち寄って、楽しいランチ会でした。
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なにも特別な食材や料理ではないのですが、ちゃんと出汁を取ったり下ごしらえをしたものなので、非常においしいです。食材を無駄にしないで、感謝しながらいただく郷土料理。気持ちが豊かになります。
「なにかにかだって たいごっつぉだもな」
ごちそうさまでした。
寒い時には、身体が温かく為る工夫、冷えない知恵が詰まっていますね。
郷土に合う方法は会話も弾みますね。
野菜も安さではなく、活かして使い切れればいいですね。
お酒も合いそう。
地域の食材をうまく生かして食べると「生かされている」というのがよくわかります。すべての食材がいろんな環境でいろんな人の手を経て、それが調理されて食卓に供されるのですね。本当にありがたいことです。